VISITSには会社としてのミッションやバリューがあるのですが、それとは別にエンジニア組織のミッション・バリューを作りました。
エンジニア組織のミッション・バリューを作った背景
VISITSのエンジニアは担当プロダクトのチームとして動くことが多く、エンジニア組織としての活動はこれまでそこまで多くはありませんでした。
しかし全体の技術力の底上げ、採用やブランディングなどなど、エンジニア組織としてやっていくべきことは沢山あります。
こういったエンジニア組織としての活動を足並みを揃えていくために、お互いのことをもっと知る必要がありました。
どういう価値観や考えで開発やそれ以外の仕事に取り組んでいるのか、お互いのことを知っていた方が仕事がやりやすいからです。
個人個人の視点での価値観も大切ですし、エンジニア組織としての価値観、「VISITSのエンジニア組織ってXXXなんです。」というのも大切です。
なのでみんなの頭の中で想っていたことを改めて言語化して、共通認識を作りたかったので、会社のミッション・バリューをより具体的にしたエンジニア組織のミッション・バリューを作りました。
エンジニア組織のミッション
できあがったミッションは
「世界中の誰もが社会価値創造に貢献できる、これまでにないプロダクトを開発する」
です。
会社のミッションである
「創造性を科学し、世界中の誰もが社会価値創造に貢献できるエコシステムを構築する」
ために、エンジニア組織では、これまでにないプロダクトを開発します。
今すでに世の中にあるものをオンライン化・デジタル化するのではなく、
アイディアの価値を可視化する「ideagram(VISITS forms)」や目に見えなかった創造力を客観的に数値化する「デザイン思考テスト」のようなVISITSの事業の特徴である「これまでにないもの」を作り、
会社のミッションを実現させるためのエンジニア組織のミッションです。
このミッションを実現させるために、エンジニア組織として大切にしたい価値観を、バリューとして7つ、ゼロから作りました。
エンジニア組織のバリュー
バリュー作りは「自分個人の価値観はこうです」という価値観の共有からスタートしました。
ミッション・バリュー作りはお互いを知ることも目的の1つだったので、「あの人はこういうこと譲れないんだな」というのを知っておくことも大切だと考えたからです。
全員で同時に同じ場所に書くと、相手の書いてることが見えて本来の自分の意見が言えないのは困るので、個人ワークで書き出してもらうことにしました。
個人ワークで書き出した内容を共有し、みんなでお互いの意見をぶつけ合い、最終的には意見をまとめる形でバリューを作りました。
VISITSの会社のバリューから大きくずれることはなく、根底には会社のバリューがあるんだなという感じの結果になりました。
できあがった7つのバリューは
- be a user
- ユーザー目線で最適な価値を提供します
- deliver fast
- ユーザーに価値をいち早く提供します
- see the forest
- 俯瞰的・広い視野で物事を考えます
- break the bias
- エンジニアとしての当たり前を疑います
- respect each other
- お互いを尊敬し合います
- learn hungry
- 技術を学び続けます
- work for society
- 「テックブログ」「OSS公開」などで社会に貢献します
です。
be a user
be a user は、プロダクトを使ってくれる人に対してしっかり価値を届けようという意味を込めています。
誰に対してのプロダクトなのかを考え、ユーザー目線で最適な価値を提供します。
deliver fast
deliver fast はプロダクト開発して見出した価値をいち早くユーザーへ提供しようという意味を込めています。
作っても届けなければ価値は提供できません。ユーザーに価値をいち早く提供します。
see the forest
see the forest は、目の前のコードのことを考えがちなエンジニアにとって、もっと広い視野を持って考えようという意味を込めています。
上司だったら・社長だったらどう考えるだろうか?と、俯瞰的・広い視野で物事を考えます。
break the bias
break the bias は、普通のエンジニアならこうするよねというバイアスをなくし、今のVISITSではどうなのかを当てはめて考えようという意味を込めています。
これまでの経験や常識は今の状況に当てはめられるのか、エンジニアとしての当たり前を疑います。
respect each other
respect each other は、一緒に開発する仲間や社内のメンバーをお互いに尊敬しあい、良いチームでより良い物作り行おうという意味を込めています。
チームでより良いものを作るために、お互いを尊敬し合います。
learn hungry
learn hungry は、技術を貪欲に学び、課題解決能力を常に磨き続けようという意味を込めています。
世の中の課題・目の前の課題を解くために、技術を学び続けます。
work for society
work for society は、プロダクト開発を通じて得たものを発信することで、より多くの人に価値を提供し社会に貢献しようという意味を込めています。
プロダクトを作るだけじゃなく作る過程で得た様々なものを様々なカタチで発信し、「テックブログ」「OSS公開」などで社会に貢献します。
VISITSではこのミッション・バリューに共感してくれるエンジニアを絶賛採用中です。
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