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「100年続いた企業」より、「次の100年を創る企業」を創る--最大手電機メーカーでの10億円規模のプロジェクトを担当。その後、ベンチャーの世界へ飛び込んだコンサルタントが目指す未来とは?

 関西の大学を卒業後、国内最大規模の電機メーカーへ入社。関西地区の自治体担当として4年半、IT領域の営業として業務に取り組み、約260万人が利用する基幹システムの導入提案など、大企業のスケール感ある案件に従事してきた山口拓馬さん。現在VISITSのコンサルタントとして活躍する山口さんが、どんな想いでベンチャーに参画し、何を目指しているのか聞きました。

学生NPO代表→最大手電機メーカーという“守り”のキャリア

*まずは学生時代について教えてください

 大学時代は、世界110ヶ国・国内で当時1,000名を超えるメンバーが活動する世界最大規模の学生NPO「アイセック・ジャパン」にどっぷり浸かった4年間でした。受験で失敗して一浪したこともあり、「他の人とは違う経験をしよう!」と、3年次にはアイセックの大学代表を務めました。メンバーをまとめ上げ、活動の成果軸である「海外インターンシップのマッチング数」において2000年代以降でNO.1を達成できたことが一番印象に残っています。

 またアイセックには、世の中の課題に本気で向き合うかっこいい先輩がたくさんいて、自分の「ロールモデル」を見つけられたことも大きな財産だな、と思っています。

*新卒で入社した会社はどうでしたか?

 配属された部署は、比較的若手にも任せてもらえる環境でした。でも、1〜2年目は数百万〜数千万円規模のプロジェクトを自分がメインで担当しましたが、なかなか受注できない期間が続きました。提案前は連日のように徹夜で、それでも勝てなくて、社内のメンバーにも散々怒られましたね。でもそういった失敗体験から、自分のやるべきことが徐々に見えてきたのもあって、3年目の時に1億円規模のプロジェクトを受注できたんです。あの時は嬉しさでしびれました。


「人材版Google」を、自分の手で創りたい

*転職を考えたきっかけは?

 入社4年目に入って、自分の任せられる裁量がぐっと広がりました。元々参画していたプロジェクトのメイン担当が異動になり、年間10億円規模の案件を自分がメインで担当することになりました。正直、仕事自体はちょうど面白くなってきたタイミングでしたね。一方で、求められるパフォーマンスの質も、さらに上げていかなければいけないなと気づいたんです。

 「もっと頑張るなら、もっと頑張りたいと思える仕事をしよう」。自然と、そういう考えに至ったことで、自分の中で転職というものが具体的になっていきました。

*あえてベンチャーを選んだのは?

 「ベンチャー」を選んだというよりは、VISITS代表・松本の目指す世界観や可能性を選んだ、という感じですね。私自身が熊本出身で、関西の大学へ進学するという、地方出身学生によくあるルートを辿ってきました。これはアイセックに参加したきっかけでもありますが、地方の学生ほど人生の選択肢に関わる情報が少なくて、その状況を打破できないのか?そんなことを悶々と考えていたんです。

 面接の中で松本が語ったのが、「人材版のGoogleをつくりたい」という言葉。自分の中でモヤモヤしていた課題への解決策をまさに言い当てていて興奮しました(笑)。いつ、どこにいても、みんなが自分のキャリアに関する欲しい情報にアクセスできる。そんな社会を形にしていきたいと思い、VISITSへの入社を決めました。

 VISITS と出会ってから、「大手企業」のステータスを捨てることに未練はありませんでした。それも、「このビジネスは絶対に世界を変える」と確信が持てたから。100年続いた大手企業で働くよりも、未来の100年を創る企業を自分の手で大きくしていく方が絶対にワクワクする。その気持ちはVISITSに参画した今でも変わりません。

子どもたちが、理想の未来を描ける社会を創る

*VISITSでは、どんな仕事をしていますか?

 入社直後から、新市場の開拓に奔走していました。「VISITS OB」の導入企業様の拡大を目指し、名古屋・大阪エリアでの営業・コンサルティング活動に注力。もう一人の若手コンサルタントと一緒に「VISITS OB」の世界観や魅力を多くの顧客に伝え、入社4ヶ月間という短い期間の中で、売上前年度比450%の成長を牽引しています。名古屋や大阪の有名企業もVISITSが掲げる世界観に共感くださり、そのお陰もあって学生の登録数も急増しています!

 入社してすぐに即戦力としてビジネスの最前線を肌で感じられ、ベンチャーで働く醍醐味を日々感じています。何を、どこまでやるのか。それもすべて自分次第です。

*今後の目標を教えてください

 今の子どもが大人になった時に人生のロールモデルに出会える社会を創ることが、私の目標です。自分が「アイセック」でカッコいい!と思える先輩たちに出会って自分の道を切り開いたように、すべての若者が自分のキャリアをより自由に創造していける。そんな未来を、この手でつくりたいと考えています。そのために、今メインで担当している「VISITS OB」はもちろん、人の創造力を可視化して可能性を引き出すことのできる新サービス「ideagram」のセールスにも注力していきたいですね。

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