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なぜVeogleのエンジニアは成長するのか?優秀なメンバーの集結と全面的な成長サポート

Veogleは若手エンジニアの成長を重視しています。今回、スクラムマスターを務める秋元(写真:右)と、彼の下で開発を行い、将来スクラムマスターを目指す羽生(写真:左)にお話を伺いました。

Veogleがどのような方法で育成を進めているのか、また、なぜVeogleがエンジニアの成長に適した環境であると考えられるのか、育成を担当する側とされる側の両観点から話を伺いました。


優秀なエンジニアが集結し、疑問点がすぐに解決できる環境

ー簡単に自己紹介をお願いいたします。

秋元)Veogleに入社する前は、ベンチャー企業でプロジェクトマネージャーやスクラムマスターを担当していました。

前職で3年ほど働いたあと、代表の小松から会社を立ち上げる話をもらったので、メンバーとして参画しています。

羽生)システムエンジニアのキャリアは10年目で、前職は秋元と同じベンチャー企業で働いていました。そこでの担当業務は設計や開発テスト、システムのリリースや移行作業などでした。

その頃に小松から、Veogleを立ち上げたから一緒に働かないか、と声をかけられ転職を決めました。

ーVeogleに入社されたきっかけと、入社の決め手を教えてもらえますか?

秋元)小松とは前々職の時に出会い、約15年間一緒に仕事をしていました。共に働く期間が長く旧知だったため、Veogleの立ち上げ時に声をかけてもらいました。

新しく立ち上げた会社で自分の価値を発揮したいと思い、Veogleへの参画を決めました。前職でもそうでしたがVeogleでもエンジニアを育成したいという思いがあります。まだ開発経験が少ないがやる気のあるエンジニアを技術力の高いエンジニアに育てたいですね。

羽生)Veogleに転職した決め手は、小松や秋元からエンジニアとしての技術を学びたいと思ったからです。

8〜9年ほど一緒に働いており、プロジェクトを成功に導く姿を間近で見てきました。一緒に働くことで自分もエンジニアとして成長できると思い、Veogleへの転職を決めました。

ー現在Veogleで担当している業務内容を教えてください。

秋元)エンジニアリングマネージャーとして若手エンジニアの指導にあたっています。羽生の育成担当も私が務めています。

さらに、スクラムマスターの役割も担い、他の会社の開発組織の立ち上げ支援にも携わっています。具体的には、お客様の内部でスクラム手法を構築するための支援や、スクラムマスターに対するサポートをしています。

羽生)Veogleでもエンジニアとして働き、お客様が使用する既存システムのリプレースを担当中です。

ー早速ですが、Veogleの成長環境についてお伺いさせてください。Veogleはなぜエンジニアが成長できる環境なのでしょうか?

秋元)Veogleの案件は企業から直接仕事を受注するプライム案件で、さらに様々なプロジェクトに参画できる体制が整っているからです。

最初のうちはコーディング周辺の作業が多いですが、成長するにつれてお客様と会話をしての仕様詰めやアプリの開発、インフラ周りの仕事にも取り組めます。

自分で手を上げれば新しい仕事にチャレンジできるので、エンジニアとして成長できますね。

また、Veogleには優秀なエンジニアが多いので、疑問点はすぐに相談できます。直接質問する以外にも、Slackの専用チャンネルに書き込むと誰かがすぐさまコメントしてくれる環境です。

疑問点をすぐに相談できるので、エンジニアとして成長しやすい環境だと思います。

ー羽生さんは、今のお話しを聞かれてご実感はいかがでしょうか?

羽生)私も最初はコーディング周辺の作業をしていましたが、現在は幅広い仕事を任せてもらえるようになりました。

システムリプレースのために過去のドキュメントを調査し、色々な方に相談に乗ってもらいながら計画を立ててミーティングの場で報告をしています。

プロジェクトリーダーの仕事ではお客様と直接会話をしてから追加する機能を決められるので、エンジニアとして成長できる仕事を担当できています。

また、相談に関しても、本を読んで勉強した際に理解できなかった内容をSlackに書き込むと相談に乗ってくれますね。

メンバーだけでなく代表の小松からもコメントをもらうことが多く、本を読んで腑に落ちなかった部分の考え方をアドバイスしてくれます。

毎日のように質問への回答がもらえるので疑問点があれば気軽に聞きやすく、エンジニアとして成長できる環境です。

ー気軽に相談できるというお話しがありましたが、そのような環境を作るために何か意識していることはありますか?

秋元)朝に行うミーティングのときには、業務の進捗状況や困ったことを確認していますね。ミーティング中に発言がなくても、顔色を見て「仕事で困っていそうだな…」と思えば個別に困っていることを確認しに行きます。

秋元)作業中にわからないことがあり、誰にも相談できないまま業務が何日も進まないと仕事がつまらなくなりますよね。

エンジニアの仕事を楽しんでもらいたいので、顔色を見て悩んでいそうであれば、自分から声をかけてサポートしています。

メンバー同士で会話の量が増えると、お互いの本質やバックボーンを知ることができます。そういったことを知っていた方が適切にサポートできるので、私は相談受けている時によく雑談しています。

羽生)みんな教えたがりというか、相談をしたときは親身になって話してくれますね。

「目標とするキャリアに基づく育成」壁打ち役としてのサポート


ー秋元さんは若手エンジニアの育成を担当しているとのことですが、どのようなプロセスで育成しているのか教えてください。

秋元)まずは「エンジニアとしてどんな仕事をしたいのか?」など目指すキャリアの全体像をヒアリングし、理想のキャリアに近づけるよう教育内容を設定し、サポートをしています。

わたしがキャリアの方向性を決めることは基本的にありません。エンジニアごとに「なりたい自分」は違いますよね。「アーキテクトになりたい」や「プロジェクトマネージャーになりたい」という希望があれば「なぜその仕事をしたいのか?」を聞き、具体的な目標を定めています。

一方で「なりたい自分」がまだ明確でない人もおり、「技術力を上げたい」という抽象的な目標を持つ人もいます。そのような場合、まずは広範囲での技術力強化を目指し、その過程で具体的に目指すキャリアが見えてくるかを定期的なヒアリングを通じて確認します。ヒアリングを重ねながら一緒に考え、抽象的な目標から明確な目標へと段階的に移行できるようにサポートしています。

弊社の一般的な育成プロセスとして、まずはエンジニアとしてのスキルを網羅的に学んでもらいます。具体的には、設計力、開発力、テスト力、意思疎通力、アジャイルの5つの要素に分類して、これら各要素のスキルを段階的に習得していきます。

例えば、開発力に関して言えば、まずは検索画面といったデータを抽出して表示するだけの単純な機能を作成してもらい、次のステップではより複雑な検索画面や登録・更新・削除機能を作成してもらいます。それと同時にクラスの責務を理解したり客観的視点で課題を解決するといった機能を作るうえで必要な考え方も学んでいってもらいます。

このようにして、段階を追ってエンジニアリングスキルを身に付けていくことを目指します。

新しくプロジェクトを開始するときには、そのプロジェクトを通じてどこまで成長して欲しいのかを決めるようにしています。本人の理想のキャリアに近づけられるようなタスクを割り振り、レビューの中で指摘して成長させています。

仕事を続ける中でなりたい自分が決まることもありますし、理想のキャリアプランが変化することもあるでしょう。

育成担当として、壁打ち相手となり、理想のエンジニアになれるようサポートしています。

ー日常業務の中でどのように指導しているのか、具体的な方法を教えていただけますか?

秋元)基本的にはレビューの中で、様々なことを伝えています。コードレビュー以外にもテスト設計やインフラ構築図の作成など、細部に至るまでレビューをしています。適切な指摘をすることで、より良いシステムを作るサポートをしています。

スキルを伸ばせる仕事を割り振り若手にチャレンジさせ、レビューを通して育成するイメージです。

また、わたしはメンバーから質問を受けても、すぐに答えを伝えることはしていません。若手に考えさせる機会を作り、答えにたどり着くまでの過程を大切にしているからです。

質問自体はウェルカムですが、逆に私から質問者に問いかけて、理解を深めてもらえるように意識しています。

新しい仕事へのチャレンジ、自分で考える機会が成長の大きな糧に


ー羽生さんは、Veogleに入社してから、ご自身のスキルの向上をどのように感じていますか?

羽生)Veogleに入社してからは、以前よりもスキルアップしています。前職ではプロジェクトがスタートすると、他のエンジニアがベーシックな部分の設計や実装をしてから、私が参画していました。従って、ゼロから設計や実装をすることはありませんでした。

しかし、Veogle入社後はゼロから設計や実装する機会があり、さらにオブジェクト指向やドメイン駆動設計の考え方に基づいて設計の業務を行うなど、多くの経験を積ませてもらっています。

自分でも本を読んで勉強し先輩方に質問をしながらですが、プロジェクトのメインプログラマーを担当するまで成長しました。

前職では、参画したプロジェクトの全体像や設計の背景、思想といった部分も含めて把握していない状態で仕事を進めていました。

Veogle入社後はドメイン設計や機能実装の経験を積んだので、プロジェクト全体の理解度は高くなっていますね。

ーその他、Veogleの開発において、どのような点がご自身の成長に寄与していると思いますか?  

羽生)Veogleに転職して感じることは、新しい仕事にチャレンジできることと、先輩エンジニアに質問をしても、ただ回答をもらうのではなく自分で考える機会が多いということです。

質問をしても相談になることが多く、質問をした事象に対する考え方から答えまでの道のりを誘導してくれるので、私の理解度も上がりました。

Veogle全体に「なんでも気軽に質問してよい」という雰囲気があります。言語化できていない私のアイデアや疑問点の壁打ち役になってくれるので、エンジニアとしてスキルアップできていると感じます。

ー羽生さんは将来的にどのようなキャリアパスを望んでいますか?

羽生)現在はスクラムマスターを目指しています。秋元と仕事をし、背中を追う中でなりたい自分に設定しました。

ただ、現時点ではエンジニアのスキルを網羅的に学ぶ段階です。ベーシックなスキルを、満遍なく身につけていきたいですね。

長期プロジェクトにおいて、サービス設計からリリースに至るまで全工程を担当可能


ーVeogleで開発することのやりがいや魅力があれば教えてください。

羽生)エンジニアとしてステップアップしていくと、さまざまな仕事を担当できることですね。

単にプログラミングをするだけではなく、長期的にプロジェクトに携わり、設計からリリースまでを担当できることに魅力を感じています。

お客様の声を直接聞く機会も多く、開発したサービスにフィードバックをもらえるので仕事のやる気に繋がっています。

秋元)Veogleが行う受託アジャイル開発では、サービスの設計からリリースまでを一通り体験できるところにやりがいを感じています。

エンジニアリングマネージャーとしては、メンバーの成長する姿を見ると仕事のやる気に繋がりますね。

ー最後に、どのような人がVeogleにマッチすると思いますか?

秋元)素直に他の人の意見を聞ける人がマッチすると思います。アドバイスをもらったときに仮に自分の考えとは違っても、真っ向から否定するのではなく、相手の考えを取り入れながら実行できる人は成長も早いと思います。

また、仕事を誤魔化さず誠実に取り組むエンジニアがいいですね。

羽生)エンジニアとして成長するために積極的に行動できる人は、Veogleにマッチすると思います。メンバーは親身に相談に乗ってくれますが、自分から質問をしなければ手を差し伸べてもらうのは難しいです。

しかし、ミーティング中に「困っていることがあります…」と声をあげたり、Slackに書き込んだりするとメンバーが助けてくれますし、自ら手をあげることで色んなチャレンジもできるようになります。

また、Veogleはお客様向けの開発なので、お客様の課題解決にしっかり向き合える人が合うと思います。


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