【25年卒業インターン生による連載企画　Unifaインターン奮闘記（全3回）】卒業生1人目 内藤大登『自分視点からの脱却』

こんにちは！ユニファ採用＆広報チームです！

2025年に卒業するインターン生による連載企画（全3回）として、ユニファのインターンで学んだことや今後への思いについてインターン生自身に語ってもらいます！

今回は第一弾として経営企画室インターンの内藤大登さんに、濃密なインターンでの経験について語っていただきました！

はじめまして、ユニファ経営企画室でインターンをしている大学4年生の内藤大登と申します。

この春、大学を卒業し総合系コンサルティング会社へ就職する予定です。この記事では、私が約2年間にわたりユニファでインターンをして学んだことや感じたことを振り返り、これからインターンを検討している方や中途採用を考えている方々に、少しでもユニファの魅力をお伝えできればと思います。

インターンを始めたきっかけと、面接での刺激

私がユニファのインターンに応募したきっかけは、「将来への漠然とした不安を解消したい」と強く思ったからです。大学2年生の冬、社会課題をビジネスで解決するユニファの存在を講義で知り、さらに保育園の先生として働いている家族の姿と重ね合わせて興味を持ちました。

ユニファのインターン採用の面接は複数回設定されており、初回の面接では人事責任者、2回目の面接では所属予定チームのマネージャーが面接官を担当してくださいました。1人の学生に対して真剣に向き合って採用を行なっていることに嬉しさを覚えたと同時に、身が引き締まる思いで面接に臨みました。

1次面接では人事責任者の方から「失敗を過剰に恐れる傾向がある」という指摘を受け、開始30分で自分の性格を見抜かれたことに驚きました。2次面接では配属されることになる事業企画（当時事業推進部）の部長から「チャンスは日々周りから与えられている。その機会に自分が気づいてどう応えられるかが成長の鍵」という言葉をいただき、ここなら踏み込んだ挑戦ができると確信しました。失敗に対する恐れよりも期待が膨らみ、入社を決めました。

事業推進部：組織横断的な連携の中で学んだこと

ー事業推進部の説明 / 行ったこと

事業推進部は、ビジネス本部全体に関わる事業運営の基盤を構築し、ビジネスプロセスや業務基幹システムにおける課題解決を通して、事業の成長に貢献する役割を担っています。

私自身は、業務フローの作成やコスト改善効果の試算、オペレーションルールの変更など事業基盤の整備に携わりました。一見地味に映るかもしれませんが、ここで得た学びは、大学生活だけでは得られない貴重なものでした。

ー学んだこと

特に大きかったのは、「ビジネスと組織を俯瞰して捉える視点」を体感できたことです。たとえばコスト削減を目指した施策を考えるとき、売上責任者は「販売に影響が出ないか」に気を配りますし、カスタマーサクセス担当者は「スムーズにルールの変更に対応できるか」「導入後のお客様の負担が増えないか」を考慮します。さらに、エンジニアや経理部のメンバーが携わるプロジェクトでは、立場によって優先度やリスクの見え方がまったく異なってきます。

事業推進部には異なる視点を調整して現実的な落としどころを見つけるという責務があります。先輩社員の方々は経営陣や現場の方と驚くほど何度もコミュニケーションを重ねていました。実際に会議に参加したり、彼らの動きを間近で直接観察する中で、彼らは、経営陣の意向を理解しながら、継続的な運用が可能かどうか、意思決定後も各現場と丁寧にコミュニケーションをとることを怠らず、長期的視点でビジネスを捉えることの必要性と、経営と現場が持つ視界を接続する役割の重要性を知ることができました。

それ以降、私自身も成果物を作る際に様々な視点に立って考えることを意識しました。成果物を完成させて上長に報告しては考慮漏れの指摘が繰り返され、いただいたフィードバックをもとに改善するというプロセスを通じて、自分も経営の目線で仕事が出来るようになりたいと思うようになりました。その後、多くの方の支援と配慮のもと、学生インターンとしては、異例の本部間異動ということで、経営企画室に異動させていただくことになりました。

経営企画室：経営のリアルを体感することで学んだこと

ー経営企画室の説明 / 行ったこと

経営企画室は経営戦略の立案や予算計画の策定、全社の組織改革などを推進し、会社の持続的な成長のために、事業や組織全般に関して迅速な意思決定を下す重要な役割を持っています。

私が経営企画室に移ってからは、自社および他のSaaS企業の財務分析や競争環境の分析、全社に対する業績報告、全社総会の運営など幅広い業務を経験しました。

ー学んだこと

様々な分析を行った中でも、社内の生のデータを分析する業務は非常に刺激的で関心の深まるものでした。「企業がどのような成長戦略を持ち、それに基づいて実際にどのように投資（リソース配分）を行っているか」という経営の現実を直接体感できたためです。

多岐に渡る情報をもとに経営判断が下される中で、分析資料は意思決定における重要な判断材料となります。分析作業では、与えられたことを行うだけでなく、経営の意思決定に有効な情報を提供するためにどうすれば良いかを常に考えていました。目的意識を持って分析に臨むことで、情報をどこから収集し、具体的なアクションを促すために成果物をどのようにまとめあげるかを考える習慣が身につきました。

分析だけではなく、毎月行われている全社会での業績報告も担当させていただきました。全社会には従業員全員が参加するため、会社全体に経営状況を誤解なく伝えられるか不安を感じ、報告資料を作成している最中から強く緊張していました。自分なりに考えたうえで経営企画室の上長に報告内容を相談すると、自分が意識出来ていなかった観点で改善点を指摘いただきました。

フィードバックを踏まえて、業績報告を聞いた人がどのような意識になれば良いかを考えて報告を作成し、プレゼンテーションの練習を何度も重ねたことで、無事に報告を終えることが出来ました。緊張を感じる中で準備を怠らず無事に報告を終えたことで達成感を感じたとともに、全社に何を伝えれば経営が意図する行動を引き起こせるかというトップマネジメントの視点を学びました。

また、全社総会の運営にプロジェクトメンバーとして携わりました。プロジェクトメンバーの組織運営にかける熱い思いに触れて、自分自身もベストを尽くして会社の一体感を高めることに貢献したいと思うようになりました。全社イベントの運営を通じて会社全体の一体感の高まりを感じることができ、会社の発展のためには事業運営と並んで組織運営が非常に重要であることを肌で感じることが出来ました。

様々な業務を通じて、どんな状況でも最善を尽くし結果を出し、いかなる事象に対しても当事者意識を持って誠実にコミュニケーションをとる経営企画室の皆様を大いに尊敬しています。私もそのような人間になれるよう努力を続けたいと改めて思います。

切磋琢磨して頑張ってきた4年生インターン

自分の変化と今後への思い

2年前は「失敗したくない」という思いが先行しがちで、なかなか積極的に行動を起こせませんでした。

インターンの経験を通じて失敗を恐れるよりもまずはトライして学習サイクルを回した方が成長は早いし、その方が自分自身にとって圧倒的に楽しいという考え方に変わったと思います。

また、学習サイクルを回すなかで、自分のパフォーマンスにばかり焦点を当てているとき、失敗が怖くなることに気づきました。チームや顧客など様々な人の視点に立つことで、自分のことだけを考えていては踏み出せなかった一歩を踏み出せるようになったと思います。

インターンを卒業して社会人になってからも、組織や顧客の視点に立って、失敗を恐れずに様々なことに挑戦していきたいと思います。

最後に

インターンを通じて、ユニファには「若手社員はもちろんインターン学生にも積極的にチャンスを与えてくれる環境がある」ことを強く感じました。私自身、事業推進部でも経営企画室でも重要な業務を幅広く任せていただき、大きな成長の機会になりました。

もちろん大変なこともありましたが、上司や先輩が適切なタイミングでフィードバックをくださるので、日々成長を実感できました。インターンをやっていなければ話すことの出来ない方々と業務内外でコミュニケーションをとれたことで、自分自身の将来を深くイメージするきっかけにもなりました。

インターンに応募したきっかけは自己成長したいというものでしたが、がむしゃらに頑張ったことで様々な人の目線で物事を考えられるようになりました。

もし、「社会課題を解決するビジネスの現場で、自分を成長させたい」という方がいらっしゃれば、ぜひユニファのインターンにチャレンジしてみてください。

ユニファでの学びを胸に、次のステージでも挑戦を続けていきます。短い間でしたが、濃密な経験を積ませてくださったユニファの皆さまには感謝しかありません。本当にありがとうございました​！