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広報の後藤です。11月23日(火)から5日間行われたオンライン研修「保育をどうしよう未来会議」は、事前申し込みが4,000名を超え、当日は累計参加者数が6,000名超、1万人を超える方に視聴いただいた他、終了後に実施したアンケートでは96%以上の人が「つながり」を実感できたと、高評価のうちに終えることができました。
今回の記事では、本会議の実現に向けて、登壇者の方々に伴走しながら当日を盛り上げてくれたリレーション課の川崎 麗と徳重晴子に話を聞きました。偶然にも自分達も2人のお子さんを育てるワーキングマザー。保護者の観点からもどう感じたのか、本イベントを振り返ってもらいました。
写真左:徳重晴子 営業部 リレーション課
企業のノベルティグッズ制作を担う会社で12年間営業を経験。次女が通う保育園で「ルクミー午睡チェック」が導入されたことをきっかけにユニファを知り、時間は有限なので自分自身が意義を感じられるサービスを売っていきたいと2019年9月に転職。リモート勤務が増え、ラジオを聞くようになったそう。5歳と2歳の女の子を育てているワーキングマザー。
写真右:川崎 麗 営業部 リレーション課
フィールド営業やインサイドセールス、営業事務等を経て、「テクノロジーで家族のコミュニケーションを豊かにする」というユニファのテーマに深く共感し、2019年7月に転職。7歳の女の子と5歳の男の子を育てながら、休日になると月に1回は近場のキャンプ場へ連れていくほどのキャンプ好き。
「保育をどうしよう未来会議」大盛況でしたね!今回のイベントは営業のお二人にとってどのような価値がありましたか?
徳重:お客様に信頼をしてもらえるチャンスが増えたなと感じています。「ルクミー」という製品の存在を、より多くの人に知ってもらえましたし、ユニファが保育施設のことを応援している会社だと思ってもらえたのは良かったですね。
川崎:私もそれは感じます。お客様へお電話すると、第一声が感謝や御礼の言葉だったりとポジティブな反応が多いのは嬉しいですね。
準備や実現に向けて苦労したことは何ですか?また、どうやって乗り越えましたか?
徳重:プロジェクトが走り出したのは、開催2ヶ月前でした。同じころ、月に1本はオンラインセミナーを開催していたので、オンラインという形には抵抗がなかったのですが…。
川崎:5日間で28セッションというのはびっくりしましたよね。月1本のオンラインセミナーの運用だけでも内容を組み立てるのは結構時間がかかるので、それが28本となると、かなり未知の世界でした。笑。
徳重:私は問い合わせ対応が壁になるだろうと思っていました。保育業界はやはりまだまだアナログなので、ZOOMダウンロードどうやるの?という初期段階の内容はもちろん、今回のように複数のセッションを同時開催するということで入室の仕方など迷うだろうなというポイントが結構ありました。なので、電話対応マニュアルを作って、上司にもお願いして全社を巻き込んで問い合わせ対応してもらうという体制を組みました。ですが、振り返ると大きなトラブルはなかったですね。夏の時の状況と全然違いました。
川崎:確かに。ZOOMという言葉に抵抗のある方はほぼいらっしゃらなくなりましたね。保育施設からも移動せずに有名な先生の講義が聞けるのは嬉しいという声もいただきました。私が大変だったのは、こういった大規模なオンライン研修を実施した経験者が社内にもほとんどいなくて、前提として手探りだったということ。あとは、登壇してくださる先生方とどんな内容にするのか詰めていくコンテンツ設計が結構大変でしたね。先生方も我々に気を遣ってユニファの内容を入れようとしてくれるのですが、「視聴する人にとって価値のあること」に力点を置いて、各園の良い取り組みを棚卸することから始めるようにしていました。
お二人が印象に残っているセッションを教えてください
徳重:どのセッションも素晴らしかったのは前提としつつ。まずはやっぱり汐見先生の基調講演は外せませんよね。保育現場に限らず、企業における人間関係の構築にも通じる大切なエッセンスがありました。
川崎:そうですね!「つながり」をキーワードとしてお話されていました。Withコロナにおけるつながりって、感慨深いなぁと考えさせられました。
▼今こそ求められる保育のあり方/人とのつながり(東京大学名誉教授 、白梅学園大学名誉学長 汐見稔幸教授)
徳重:保育のデザイン研究所の川辺尚子先生のセッションでは司会進行を担当しましたが、チャット機能、投稿・投票機能とZOOMの機能フル活用してとても盛り上がりました。冒頭チャットの練習でどこから視聴してるか投稿してもらったのですが、鹿児島、北海道、離島(!)まで、本当に全国津々浦々から参加してくださってるんだなぁと実感できました。
▼語り合いから始めよう。園内研修の進め方(保育のデザイン研究所 川辺幸子先生)
川崎:私はたかさごスクールおおたかの森 園長先生のセッションは、企業勤めの人にも聞いてもらいたいと思いました。自園で働く先生達が自分達の仕事を楽しみ、プライドをもって働けることで幸せになれるし、保護者も園のファンになってくれる、そしてそれが子どもの幸せにつながるという話しは、本当に刺激をいただきました。
▼保育者と保護者を惹きつける園マネジメント(たかさごスクールおおたかの森 園長 武田愛真先生)
川崎:保護者の視点だと、小保内先生のセッションも勉強になりました。乳幼児突然死症候群という言葉は知っていますし、うつぶせ寝はさせないように注意していましたけど、それ以外にも、体調が安定しない中だと突然死する可能性も高いというのは初めて知りました。熱が下がったから大丈夫と、体調が安定しないうちにすぐに保育施設に預けるのは危険なんだなと。子どもの体調管理や、どういった時に危険なのかというリスクに対する正しい知識を持つ必要性を改めて感じました。
▼保育施設における突然死とその予防(多摩北部医療センター 小児科部長 小保内 俊雅先生)
保育や子育てに関する本質的なことや園マネジメントやリスク対策まで本当に充実していますね。最後にメッセージをお願いします。
徳重:ふたりの子どもを保育園に預けながら働くなかで、預けることの「罪悪感」が少なからずありました。でも、保育の先生方の専門性の高さに触れるにつれて、保育者は子育てにおける強力なパートナーなんだなと改めて理解できたら、安心して預けられるようになりました。Wantedlyを見ている人のなかで働きながら子育てしている方がいらっしゃれば、ぜひこの未来会議を見て、保育の先生方のプロフェッショナリティに触れて欲しいと思います。
川崎:保護者の立場からだと保育施設がどれだけの工夫をこらしていらっしゃるのか、見えにくいところがありますよね。正直なところ、子どもと触れ合い、遊ぶだけでしょと思っている保護者の方も少なくないのではと感じます。でも、この未来会議を見ていただくと、保育施設が子ども達を中心におきながら、いかに工夫をされているのか、安心・安全を確保しながら一人ひとりの子ども達がいかに発達していけるかに真摯に向き合っておられるかが分かると思います。今回の研修はオンラインでしたけど、つながりを感じられたり、温かな雰囲気で随所に心揺さぶられる瞬間があった。それってやはり登壇者と視聴者の皆さんが子ども達を中心にして同じ方向を見れたという実感があったからだと思うんです。
徳重:ほんとにそうですね。現代の家族コミュニケーションを考えた時に、保育施設は大切なパートナーです。だからこそ、そこで働く保育者の方々にとって、ユニファがなくてはならない存在でありたいと、改めて思いました。
保育をどうしよう未来会議は、大好評につき、無料録画配信がスタートしています!見逃してしまった方、この機会にぜひご覧ください。※視聴には事前登録が必要です。