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RailsGirls をきっかけに、営業事務からプログラマに

こんにちは、開発チームの加藤です。

ユビレジのオフィスがある原宿は、春休みの学生や代々木公園でのお花見客で大にぎわいを見せています。
みなさんお花見は楽しみましたか?

今回は今までの記事とちょっと趣向を変えて、社員紹介です。
私がユビレジ に入ったきっかけやどんな仕事をしているかなど、お話したいと思います!

株式会社ユビレジに入る前

ユビレジに入る前は、医療機器メーカーで営業事務をしていました。営業部での仕事は、年単位、月単位、週単位、日単位での繰り返し作業が多く、「どうにか楽に終わらせる方法はないものか」と考えていました。 あるとき、Ruby を習得すればそれらの問題を解決できるらしいという情報を得て、Web 検索や Twitter 、ブログ、書籍などから情報を集めるようになり、どんどん Ruby の魅力にはまっていき、いつしか自分でも書けるようになりたいと思うようになりました。

とはいえ、もともとは文系大学出身の営業部所属。プログラミング自体まったくの未経験だったので、始めた当初はインターネットがどのような仕組みなのかさえよく知りませんでした。 Web に関する初心者向けの本を読みながら、一方で少しずつブログや書籍から写したコードを動かしてみたりして、つまづいては立ち止まり、再挑戦してはつまづいて、の繰り返しをしていました。

私がプログラマとして今ユビレジにいるのは、もとを辿れば2012年3月に開催された RailsGilrs Tokyo 2nd に参加したことがきっかけではないかと思います。 その時のコーチが Rails コミッタ、Ruby コミッタとして大活躍されている @a_matsuda さんでした。(当時はユビレジのメンバーではありませんでしたが。現在は技術顧問としてお世話になっています)

2日間のワークショップはとっても楽しく、Rubyist の知り合いも増え、「私もプログラマになりたい!」と思いはじめました。その後はよちよち.rb(初心者向けの Rails まわりの勉強会)に参加したり、RailsGirls,more!(RailsGirls 卒業生のための勉強会)に参加したりして、少しずつ自作アプリの開発などを進めましたが、やはりひとりでの学習には限界を感じ、早いうちに「現場」に参加すべきではないかと思うようになり、転職を決意しました。

株式会社ユビレジについて

これまでいた会社とはまったく異なる文化をもっているため、はじめは戸惑うのではないかと思ったのですが、まったくそんなことはありませんでした。 とにかく開発の仕事がしたい!と思っていた私にとって、ユビレジの開発環境が思い描いていたものとあまりギャップがなかったからだと思います。

・Ruby / Ruby on Rails で開発している

・GitHub を使用している

・Slack でコミュニケーションしている などなど。

入社してから3年経ちますが、その間、会社全体は大きく変化・成長しました。開発チームに関していえば、過去にはサーバーサイドチームと iOS チームに分かれていたのが、スクラム開発を導入して短期間でのリリースが可能になりました。

個人的には開発チーム以外とのコミュニケーションも大切にしていて、Slack の #curry チャンネルで呼びかけてカレー好きの人とランチに行ったり、以前は #running チャンネルをつくって代々木公園を走ったりしていました。(現在はランステ難民となってしまってお休み中です。。)

現在

現在、ユビレジでは開発チームに所属し、Ruby と Ruby on Rails を使用したサーバーサイドの開発や Objective-C と Swift を使用した iOS アプリの開発をしています。

2015年1月入社、開発の実務経験なく入社した私ですが、出来そうなことから少しずつタスクをもらって実践を重ねています。問題にぶつかったときは質問してヒントをもらったり、ペアプロをして先輩の技を見せてもらったりしながら経験を積んでいる状況です。

また、他のチームの気になる会議があれば傍聴したり、会話に耳をそばだてて、開発に活かせるヒントを探すようにしています。

個人的には、(ユビレジ 初の)産前産後休業と育児休業を取得して復帰したところなのですが、お休みの間に入社した QA エンジニアや UX デザイナから今まで知らなかったテストやデザインのことを教えてもらったり、専門性の高いエンジニアたちと読書会やペアプロ、モブプロを行なってみたりと、毎日刺激的で楽しく過ごしています。今はスクラム開発にも慣れて「チーム開発」の楽しさを感じています。

産前産後休業、育児休業を経て

2016年11月から2017年11月まで、産前産後休業と育児休業を取得しました。ユビレジ 初の取得者ということで、不安は全くないとはいえませんでした。しかし、妊娠中は定期的に行なっていた 1 on 1 でその時その時に抱えていた不安は解消されていましたし、チームのみんなも私の体調を気遣って自然とサポートしてくれる雰囲気があって、心穏やかに産前休業に入りました。すでに子供がいるメンバーからも、いろいろアドバイスをもらったり、初めての事務処理をすることになった総務のスタッフも私の気持ちを汲んで対応してくれました。

お休みをしている間不安だったのは、復帰できるのかどうかという問題でした。復帰するには子供を保育園に入れることが必須条件となりますが、昨今の保育園問題を会社のみんなも理解してくれて、あまりプレッシャーを感じることはありませんでした。お休みの間は開発チームのメンバーや総務のスタッフとたまに連絡を取り合って状況報告をしたり、子供を連れてオフィスに遊びに行ったりしてコミュニケーションを取っていました。

運良く保育園に入ることができたので、約1年で復帰することになったのですが、お休みしている間に開発チームの体制が大きく変わっていました。前述しましたが、それまでサーバーサイドチームとして Ruby で開発を行なっていたのですが、スクラム開発の導入で iOS 開発の知識も必要になりました。この変化はさすがについていけるか不安になりましたが、復帰初日にカンバン(開発チームのタスクを付箋に貼っているもの)に「復帰のためのタスク」がずらーっと並んでいるのを見て、チームのみんなが私の復帰を受け入れる体制でいてくれることを知り、すごく嬉しかったのと同時に「がんばろう!」という気持ちになりました。




↑ 初日にもらった写真に「Welcome Back! id:katorie」と

今後どういうことをしていきたいか

「ユビレジ」はiPadにインストールして使うレジのアプリです。 iPad でレジが使えるようになって、今までと見た目も費用も大きく変化したのではないでしょうか。また、出来ることも拡がったと思います。「ユビレジを使ってよかった!」というユーザーの声が聞けることがあると、嬉しく思います。私は開発という側面から関わることになるので、どんどん技術を身につけて、磨いて、ユーザーから「よかった!」「ありがとう!」と言っていただけるような機能をつくれるようになりたいです。

お店にとってレジは売上を管理するとても重要なものです。レジが機能しなくなったら困るユーザーはたくさんいます。あるいは、レジがあることでなにか作業が楽になったり、もっとお店の売り上げを向上させる手助けができることもあるかもしれません。レジとしての品質を高めていくためにはどんな機能が必要なのか、ということを考えていきたいと思っています。

最後にもうひとつ、これは社内の枠には止まりませんが、冒頭にも書いた通り、私は異業種からプログラマになりました。もしかしたら同じような転身を考えている方もいらっしゃるかもしれません。そんな方に私の話が(良くも悪くも)参考になるのであれば、お手伝いできることがあるのであれば、そういったことにも積極的に関わっていきたいと思っています。

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