注目のストーリー
UIデザイン
デザイナーとエンジニアを巻き込んだワークフローの改善
2021年5月から、社内でクライアントワークのチームから自社事業のチームに異動し、映画・ドラマ・アニメのレビューサービスのFilmarksなどのサービスでPMやデザイナーを担当しています。以前はUIデザインやアプリ開発、あるいはその中間的な仕事としてプロトタイプ開発やディレクションなどを経験してきました。PM業の傍ら、社内のデザイナーとエンジニアの受け渡し部分の改善に取り組みました。その検討過程について紹介します。※ この記事はnoteに投稿した記事の転載です。要件定義・UIデザイン・開発間のワークフロー改善もともとFilmarks内ではディレクターがGoogleスライドなどで要件資料と...
おばちゃんとLINEウォレットについての考察
UI/UX事業部の鈴木慎吾です。クライアントワークの業務として、アプリのUI設計やデザインを担当することが多いです。先日通勤電車での出来事がLINEウォレットのデザインについて考えるきっかけとなりました。そんな話しを書いてみます。先日、朝の通勤電車で隣に座ったおばちゃんに突然話しかけられ、iPhoneの操作について質問された。「LINEに戻りたいんだけど、どうしたらいいのかな?」急に話しかけられたことに驚きつつ、おばちゃんの手に持ったiPhoneに目を向けた。表示されていたのはこの画面だった。LINEアプリ内に存在するウォレット機能の画面である。「すでにLINEを開いていますよ」が正しい...
Instagramのマイクロインタラクション
UI/UX事業部の鈴木慎吾です。前回の記事では、マイクロインタラクションのデザインについて書きました。マイクロインタラクションにとってアニメーションなどの細部の作り込みや、それに伴う体感的な心地よさは重要ですが、手法に寄りすぎてしまうと導入意図やそれらが生み出す効果を見失いがちです。そのため、マイクロインタラクションをデザインする際のインプットとして色々なアプリの挙動を観察し、それらがユーザーに与える効果を考察します。今回はInstagramのマイクロインタラクションの観察です。コレクション追加時のフィードバック写真がプロフィールタブに格納されるアニメーション。プロフィール画面にコレクシ...
マイクロインタラクションのデザイン。UIデザイナーもコードを学ぼう
UI/UX事業部の鈴木慎吾です。前回の記事では、コードを学んだ経験がインタラクションを重視したデザインをするきっかけになったという話を書きました。今回はマイクロインタラクションとコードについてです。マイクロインタラクションとは?僕がマイクロインタラクションという言葉を知ったのは、この本がきっかけでした。マイクロインタラクション ―UI/UXデザインの神が宿る細部アプリやWebサービスを使っていると、些細だけど使いやすさに繋がっていたり、他のアプリにはない特徴となっているインタラクションに出会うことがあります。登録フォームのパスワードの安全性を示すバーや、いいねボタンを押した際の一瞬のアニ...