「強みを生かし、技術で会社をリードする第一人者になる。」情熱を秘めた新卒エンジニアにインタビュー | トビラシステムズ株式会社
「僕、普段はこういうこと口には出さないのですが...」おっとりとした口調ながらも、内に秘めた熱い思いを語ってくれたのは、2019年4月から新卒メンバーとして入社した俵 海人(たわら かいと)さん...
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こんにちは。トビラシステムズのエンジニア、俵です。
先日、社内勉強会を開催しました!テーマは「TensorFlowを用いた機械学習」です。TensorFlowとは、Googleが開発しオープンソースで公開している、機械学習に用いるためのソフトウェアライブラリのことです。(Wikipediaより引用)
今回の社内勉強会は、僕が5月30日〜31日に参加した「TensorFlow初級講座(開催地:岐阜県大垣市ソフトピアジャパン)」で学んできた内容を、社内のメンバーに共有するためにおこないました。トビラシステムズでは、機械学習を用いて迷惑電話・メールフィルタの精度向上に取り組んでいるところです。今回は、機械学習初心者にも「機械学習って何?」の部分を理解してもらえるように発表をしました。
ソフトピアジャパンで開かれた「TensorFlow初級講座」
「TensorFlow初級講座」のようす
社内勉強会の話の前に、まずは僕が参加した「TensorFlow初級講座」についての感想を少し。
参加者は若い人からベテラン勢までいて、近年のAIブームを反映していろいろな人が興味を持って参加しているんだなーと感じました。
講座内容は、僕のような初心者にもわかりやすい説明でした。TensorFlowは一見ハードルが高そうに思ってたのですが、全然そんなことはなくて、手軽に使えるツールだとわかりました。TensorFlowに対する心理的なハードルが下がったことが、講座での一番の収穫です。
また、座学だけでなく実際にマシンを使って実習・実演をしながら手順を学べたのが良かったです。講座の合間には小さなテストを出してもらい、それを解いていくことでより理解を深めることもできました。
ソフトピアジャパンの講座で学んだことをまとめて、社内勉強会で発表しました。僕が発表の中で重要なポイントとしたことは以下です。
・TensorFlowは初心者に優しく、ドキュメントが豊富な機械学習ライブラリである!
・機械学習は今後ますます身近で手軽になる!
・機械学習の利用者として、高品質&多量なデータの用意がもっとも重要!
・データの収集は泥臭くて手間がかかるが、継続して取り組んでいく必要がある!
・トビラシステムズが有するさまざまなデータを有効活用していきたい!
人前で話す経験はあまり多くないので緊張しました。でも、みんなに機械学習を理解してもらえることを一番の目標に、「理解できているかな?」と意識しながら発表をしました。
自分が講座で教えてもらったことの社内共有はもちろんですが、僕自身の機械学習に対する考えや、どのようにしたら業務に活かせるのか?といった意見を共有することができました。学んだことを共有できて嬉しかったし、自信もついたので、今後も機会があればやっていきたいです。
また、発表後には興味を持ってくれたメンバーが深い部分まで質問をしてくれて、さらに議論を広げることができました。モバイルアプリ開発をしているエンジニアからは、「アプリを作る中で、どのようなログを集めれば機械学習に活かせそうか?」「どうしたら自分も業務の中で機械学習に携わっていけるか?」など、質問してもらえました。興味を持ってもらえて嬉しかったです!
迷惑情報や電話番号情報を扱う「データ企業」として、データをどのようにサービスに繋げていくか考えながら、みんなで機械学習に取り組んでいけるといいなと感じました。機械学習は一見、仕組みの部分が難しそうですが、高品質&多量のデータを集めることの方が実は手間で大変な部分です。データを集めていく仕事は、自分も今後さらに力を入れていきたいと思います!