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意外とシャイ? トライバルスタッフに共通する人柄や思考パターンを徹底解剖!

皆さんこんにちは、外部ライターのまこりーぬ(@makosaito214)です。

トライバルメディアハウスの強みや特徴を第三者の立場から発掘しお届けする連載第三弾! 今回は「就職・転職先としてトライバルに興味があるものの、社内の雰囲気はどんな感じなんだろう?」「トライバルに自分はマッチするのだろうか……」という不安を抱えている方の思いを払拭すべく、社員の皆さんに共通する人柄や思考パターンを探ります。

いまはまだ転職を検討していないけれどトライバルのことが少し気になるという方も、ぜひご覧ください!

「案外ウェイウェイしていない」というギャップ

まこりーぬ:トライバルさんはソーシャルメディアマーケティングの会社ということもあり、「流行り物が好き」「明るくて活発」といった勝手なイメージがあるのですが……実際はどのようなスタッフが多いのでしょうか?

池田:「ウェイウェイしてそう」「みんなギャーギャーうるさくてとっちらかってそう」といったイメージを持たれることが多いのですが、実際は1フロアに100人いても割と静かで(コロナ以前)、みんな黙々と仕事に取り組んでいます。中途入社のスタッフからは「入社前のイメージとギャップがある」とよく驚かれますね。

ウェイウェイしているスタッフは少なく、どちらかというとみんなシャイです。おしとやかで実直で、勉強熱心で素直で。クライアントへの熱い思いに溢れていて、必要以上に尽くしてしまう人も多い。邪悪な人なんて一人もいません。「ウェイウェイしていない自分はトライバルに合わないんじゃないか」と不安に感じる必要は一切ありませんよ(笑)。

まこりーぬ:なんと、シャイな方が多いのですね! それは意外でした。

トライバルにおける「コミュ力の高さ」とは

まこりーぬ:職種としてはプロジェクトマネージャー(以下プロマネ)の割合が高いんですね。

※新卒・中途比率は正社員における内訳を算出                             ※平均年齢は、事業部門所属88名の平均値。全社平均は34.3歳                       ※PM比率はMD・MA所属者72名のうち40名がPMを担当していることを根拠に算出(2022年3月末時点)

池田:そうです。うちのプロマネは、プロジェクトの長として営業から納品まですべてを担います。年間1,200プロジェクトを回しているため、営業を介さずプロマネとスタッフだけで対応している既存クライアント案件が山ほどあるんですよ。そのため追加提案もプロマネが担っています。

それにスタッフはみなチームの枠を越えてプロジェクトにアサインされるため、上司が部下の仕事の全貌をつかむことが極めて難しい。よってプロマネがOJT形式でスタッフの業務スキル向上を支援する側面もありますね。

このように社内外問わず人を巻き込み幅広い業務をおこなうため、トライバルスタッフは総じてコミュニケーション能力に長けていると思います。

まこりーぬ:め、めちゃめちゃ大変なお仕事ですね……! ちなみに、トライバルさんで言う「コミュニケーション能力」とは、もう一歩具体化するとどのようなスキルなのでしょうか?

池田:営業トークがうまい・雄弁に語れる、といったいわゆる「おしゃべり上手」ではありません。「相手に応じて気持ちよく会話できること」ですね。

我々は取引先企業までは多少選べたとしても、窓口に立ってくださる担当者様まで選ぶことはできません。こちらが相手のコミュニケーションの周波数に合わせられなければ、どんなに賢く正しいことを言ってもお客様には届かない。一方でコミュニケーションの周波数を柔軟に合わせられる人なら、どんな相手であってもお客様へ伝えるべきことをきちんと伝えられる。結果プロジェクトがうまく進むんですよね。

まこりーぬ:なるほど。素朴な疑問なのですが、こうしたコミュニケーション能力が高い人に共通する経験や属性って、なにかありますか?

池田:それがないんですよ。営業経験がなくても会話がうまい人は当然いますし、兄弟がいたほうが社交的かといったら必ずしもそうではない。性別も年齢も学歴も職歴も関係ない。実際に話してみないとわからないんです。

面接の場でこちらの質問の意図を汲み、時間内にきっちり・簡潔に回答しながらも自分の強みを伝えてくれるような人は、入社後もやっぱり活躍する傾向がありますね。

まこりーぬ:面接において、上記のほかに見極めているポイントはありますか?

池田:漫然と生きるのではなく人生に目的を持ち、Whyを大事にしながら、成長意欲をもって行動しているかどうか、ですね。

「マーケティングが好きです」「SNSが好きです」と言う人が多いのですが、「好きなことに対してどれだけ行動していますか?」といざ聞いてみると、普通の人がやっている行動とほぼ同じ、もしくはそれ以下みたいなことって本当に多いんですよ。

言うだけ・考えるだけでなく「自分を律して行動しているかどうか」を僕は重視します。これはトライバルのバリューである「JUST」に通じますね。

自律する・動く・成果にこだわる・楽しむ

まこりーぬ:ぜひここからバリューについてお伺いさせてください。「JUST(自律する・動く・成果にこだわる・楽しむ)」という言葉はどのようにして生まれたのでしょうか。

池田:4年ほど前、経営メンバーで「どんな人たちと働きたいか」を出し合って決めました。「それってJUSTだよね」「JUSTじゃないじゃん」と日常的に使われる標語にしたく、頭文字をとってコンパクトに「JUST」という言葉にまとめています。でもいままさにちょうど全社員参加型でバリューの再策定を行っているんですよ。だからこの記事が出てすぐにいまのトライバルにより合った新バリューができあがっているはずです。それを前提としてお話ししますね。

トライバルメディアハウスのバリュー「JUST」

自律する:自ら気づき、自ら考え、自ら動く。そんな「自律性」を重視します。

動く:不安でも、怖くても、行動にうつす。果てなき挑戦と行動量を重視します。

成果にこだわる:個人もチームも、成果に貪欲に。再現可能なプロセスも重視します。

楽しむ:オン・オフ関係なく、人生をまるごと楽しむ。明るく前向きなメンタリティを重視します。

池田:特に1つ目の「自律」はとても重視しています。「最近モチベーションが上がらないんですよね」っていう言葉、僕本当に嫌いなんですよね。自分のモチベーションが下がってきたら、自分でガソリンスタンドに行って自分でガソリンを入れるのが社会人の基礎スキルでしょう。

世の中には一人で仕事ができる、つまり「自立」している人たちはたくさんいます。しかし指示されないと動かない「他律」の人が多いのではないか? とも思うんです。当然ながら、いま自立できていなくとも自己を律することができるのならば、必ず自分で立てるようになる。逆に他人に律してもらっている人は、いつまでたっても他人に律してもらうのが癖になっているので成長しないんですよ。

まこりーぬ:グ、グサリ……!(涙)

池田:2つ目の「動く」も大事です。この世界は誰かが行動しない限り1ミクロンも変わりません。思考することはたしかに大事ですが、行動が伴わなければ無価値だと思うんですよ。思考ゼロでただ行動するのもダメですが、思考だけで行動しないのはもっとタチが悪い。評論家になるな、動こうぜ、が僕の信条です。

まこりーぬ:さらにグサリ……! 背筋が伸びる行動指針ですね(涙)。

池田:3つ目は「成果にこだわる」。僕はもともと「プロセスを重視しよう」とよくスタッフに伝えていました。なぜなら、安定した成果は再現可能なプロセスからしか生まれないからです。しかし「プロセス重視」を掲げていたら、「プロセスを頑張っているんだから成果が出てなくてもいいでしょう」という認識のズレが起き始めたんです。そこで「成果にこだわる」を改めて掲げました。

最後の「楽しむ」は、トライバルらしい仕事のスタイルを考えた結果です。逆境でもツラいときでも、「これで人生終わるわけじゃないんだから大丈夫だよ」「3年後には笑い話になっているよ」と仕事を楽しめる人って、僕はすごく素敵だと思うんですよね。

まこりーぬ:池田さんが考える “ビジネスパーソンのあるべき姿” 、ひしひしと伝わってきました。

脈々と受け継がれる “目的ドリブン” な考え方

まこりーぬ:JUSTの他にも、スタッフの皆さんに共通する考え方や行動はありますか? 1回目の取材では「それ、本当に伝わるの?」がスタッフの口癖になっている、というエピソードもありましたよね。

池田:口癖とまではいきませんが、本当にお客様のためになっているのかを問い続ける傾向はとても強いと思いますね。コンテンツを1本作るにしても、「これって一体なんのために作るんだっけ」と立ち返る癖がある。目的と手段を明確に分けて、目的ドリブンで考えることが習慣化しています。

まこりーぬ:常に目的に立ち返るって、頭ではわかっていても目の前の仕事に忙殺されるとなかなか難しいように感じます。トライバルさんではどのようにして習慣づいたのでしょうか。

池田:公式アカウントを運用してエンゲージメントを高める、SNSでバズらせるといった手段が先行しがちなソーシャルメディアマーケティングにおいて、我々は「なんのためにソーシャルメディアやSNSと向き合うのか」を徹底してずっと考え続けてきました。おそらくその影響ではないでしょうか。「目的ドリブンで考えよう」なんてバリューにもミッションにも掲げていませんが、日々仕事をしていくなかで、しっかり受け継がれているんだと思います。

まこりーぬ:なるほど……。手段が目的化しやすい領域だからこそ、目的ドリブンが根付いたんですね。

組織が拡大するにつれて濃くなるカルチャーを

まこりーぬ:最後に、これからどんなカルチャーをより強めたい・浸透させていきたいですか?

池田:まだまだいろんな課題はあれど、僕はトライバルのことをすごく素晴らしい会社だと思っているんです。

僕は起業前に5社経験しているんですが、「こんな会社イヤだな」と思うこともしばしばありました。個人目標達成至上主義である故に、自分の仕事が終わったら目の前に困っている人がいても手を差し伸べずに帰っちゃうとか。だからこそ、いいときはみんなで喜び、ダメなときはみんなで反省するような会社にしたかった。それがいま、僕の想像を超えて実現できていると思っています。

これからトライバルを300人、500人、1,000人、最終的には1万人の会社にしたいと思っているので、まず大事なのは、どれだけ規模が大きくなっても今のカルチャーを維持することだと思っています。組織が大きくなればなるほどカルチャーが薄まるのは火を見るより明らかです。だからこそ先に手を打って、そうならないようにしたい。むしろ今のカルチャーをさらに濃く、強固なものとして定着させていきたいと考えています。

まこりーぬ:規模が大きくなるにつれてカルチャーが濃くなっていくことを目指すなんて驚きました! これからのトライバルさんのカルチャー浸透施策、要注目ですね。

まとめ

トライバルスタッフに共通する人柄や思考パターンとは

  • どちらかというとみんなシャイ。おしとやかで実直、勉強熱心で素直。クライアントへの熱い思いに溢れていて、必要以上に尽くしてしまう人も多い。
  • 相手に応じて気持ちよく会話できるようなコミュニケーション能力に長けたスタッフが多い。
  • バリュー「JUST(自律する・動く・成果にこだわる・楽しむ)」のとおり、自己を律して、思考だけでなく行動することを重んじる。
  • 本当にお客様のためになっているのか、目的ドリブンで考える習慣が根付いている。

上記の人柄や思考パターンを現時点ですべてクリアできていなくとも、「この価値観いいなぁ」「こんな環境で行動しながら成長したいなぁ」と率直に感じられるのであれば、トライバルさんとのミスマッチは少ないかもしれませんね。面談や面接前の参考となれば幸いです!

以上、まこりーぬがお届けしました!

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