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少人数なスタートアップで年間5名以上が育休をスムーズに取るために

Photo by Heike Mintel on Unsplash


Timers広報&コーポレート担当のacchanです。

Timersは60名程度のスタートアップですが、メンバーのおよそ半数が育児をしており、これまでに男女合わせて11名が育児休業を取得してきました。

ジェンダーギャップを解消し、女性の活躍推進・男女平等を更に加速させていくためには、男性が育児・家事を担うことが当たり前になる社会づくりが不可欠だと考えて組織づくりを行なっています。

最近は男性の産休・育休の法案化や関連ニュースもメディアで目にする機会が増えていますが、Timersでは2021年の1月に男性の育児休業を「義務化」し、以降4名の男性が育児休業を取得しています。

今回は、男性もスムーズに育休を取得できるTimersの育休関連の取り組みの一部をご紹介します。

1.男性育休の義務化

冒頭でも少しお話しましたが、2021年の1月に男性の育児休業を義務化し「1ヶ月以上の育児休業の取得」を推奨しています。

半年・一年といった長期ではなくとも、男性が育児休業を取得し、新生児の育児を共同で行い、そこから多くのことを経験・学ぶことは、新しい時代の家族のあり方や、時代にあった組織づくり、そして男性が育児や家事に従事することが当たり前となる社会づくりにおいて非常に大きなインパクトを持つと考えています。

ちなみに、弊社代表もこの夏に第1子が誕生し、1ヶ月の育休を取得し復帰したばかりですが、社内では「代表の顔つきが優しくなった」と専らの評判です(笑)

↓男性育休取得者のインタビューはこちらから↓

【男性育休インタビュー①】仕事と家庭の状況に合わせて、時間を調整する柔軟な働き方を選択肢に

【男性育休インタビュー②】「お金の問題で取得できない」をなくす環境作りが、育休取得を促進する第一歩に

2.育休取得時の特別補助の支給

育休を取得する際に収入減少が原因となり、取得を躊躇する方がいると言われています。

現在の育児休業給付金の制度では、それまでに貰っていた報酬(給与など)の67%程度が給付金として給付され、それまでの手取りに対してに換算すると約8-9割程度が給付されることになるのが一般的、と言われています。

但し、これには上限があり、給付額上限が「305,721円」と定められていることによって、働く待遇・条件が一定水準以上の人であれば、育休取得期間中の収入が大きく取得前と差が出てきてしまうケースがあります。

Timersでは男女問わず全従業員を対象に、「義務」としている7日間の所得の差額分について会社から補助を支給することで、金銭面での不安を無くすことができる制度改定も行いました。

今後義務化の期間や特別補助に関しても、更にブラッシュアップし皆さんが取得しやすくなるように更に整えていきたいと考えています。

3.出産後のちょっとしたプレゼント

Timersのメンバーのお子様が産まれた際には、実は会社からちょっとしたプレゼントをお渡ししています。

写真にもあるようにTimersの「T」のロゴが入ったスタイやTシャツで、産まれた赤ちゃんが身に付けられるものとなっています。

このプレゼントを送ると生まれたばかりのお子様にスタイやTシャツを着せて写真を撮り、その写真をslackで共有する方も多く、コミュニケーションのきっかけはもちろん、出産や子育て自体を全社的にポジティブに捉えて、皆でお祝いする雰囲気づくりにも繋がっており、メンバーからもとても好評です。

4.家庭や私用の事情を共有できる雰囲気づくり

ここまでは制度についてのお話をしてきましたが、制度だけあれば育休取得が促進・歓迎されるとも限りません。

制度導入に加えて大切なことは、男女関係なく「育休や育児を、当たり前に自分ごととして考えている雰囲気」を如何に普段から作っているか、だと考えています。

例えば、TimersではGoogleカレンダーでスタッフのスケジュール管理を行っていますが、役員やマネージャー陣のカレンダーを見るとこのような予定が入っています。

普段から「このあと家事をするので早く抜けます」「子供が病気なので休みます」と発信してくれてることもあるので、「子供や家庭の用事で仕事を調整しにくい...」といった雰囲気は会社全体でも感じることは少なくなります。

またTimersでは社内の連絡ツールとしてslackを使用していますが、その中でもパパママチャンネルがあります。チャンネル内では育児の相談事や最近のご自身のお子様の様子等を気軽に発信し、他のスタッフのお子様の成長を皆で見守っています。

こういった家庭や私用の事情を共有しやすい仕組み・雰囲気は、直接的には「育休取得」には関係ない制度やコミュニケーションですが、まわりまわって社員が育休を取るときのハードルの低さや、健全な気持ちで取得できることに繋がると考えています。

「Happily(幸せに働く)」を体現できる組織へ

今回はTimersで行っている育休関連の制度や雰囲気作りについて紹介しましたが、育休や育児というのは多様なライフイベントの1つにすぎません。

メンバーは子育てに限らず様々なライフイベントと向き合いながら働いていますので、メンバーが柔軟に働ける・生きられる環境を整え、カルチャーに掲げる「Happily(幸せに働く)」をより体現できる組織を目指していきます。

Timersでは、事業企画・開発メンバーやデザイナー、エンジニアも採用強化中ですので、Timersに興味がある方は是非気軽にオンラインでの情報交換などにご参加ください!

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