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「就活で挫折した僕が、セブ島留学→インターンを経てサイバーエージェントにたどり着くまで」

プロフィール

明治大学商学部4年、Timers,Inc. プロダクトマネージャーインターン。新規事業立ち上げ、既存事業内の企画提案、分析業務などを担当。
2017年9月にTimersへ入社。2019年4月から株式会社サイバーエージェントで勤務予定。

Timers社員インタビュー。今回はIT留学後にTimersへジョインしてから約1年、2019年4月からは株式会社サイバーエージェントへ入社予定のプロダクトマネジャーインターンの登場です。
学生時代の経験やTimersでの経験を語ってくれています。「新規事業」に興味がある大学生の皆様、是非ご覧ください!


色んなことに手を出したのに、何もできるようになっていない自分

-Timersへインターンとして入社する前は何をしていたんですか?

受験がうまく行かなかった焦りから、インターン、学生団体、英語サークル、ボランティアなど、とにかく色んなことに手を出していました。 いわゆる意識高い「系」大学生だったと思います。 何もしない時間を作らないようにただひたすらに予定を詰め込む、そんな日々を過ごしていました。

-本当に色々やってますね笑

はい笑。ただ、大学3年の夏の就活の短期インターンシップで 「行動はしてきたはずなのに、実は何もできるようになっていない」 と痛感することになります。 短期インターンのチームメンバーには、斬新な視点でアイデアを出せる人、ビジネスの立ち上げに携わっていて事業開発の視点を持っている人、情報を可視化するのが得意な人など、それぞれ強みを持っていました。
一方、彼らと比べてると自分は何もない。 学生時代の間、ただ何かをやった気になっていただけだったのではと、就活を目前に不安にもなりました。



卒業を1年先延ばし。セブ島留学で感じた「新しいものを作る楽しさ」

そこからどうしたんですか?

卒業を1年先延ばししても良いから、もっとフォーカスして、特定の領域での経験・スキルを身に付けようと、IT留学をすることを決意しました。 スピードが重視されるインターネット業界だったら、若いうちから大きな挑戦がたくさんできると思ったことがインターネットに興味を持ったきっかけです。

-留学生活はどうでしたか?

セブ島でスターバックスにこもる生活でした笑、半年で100回は行ったと思います。 学校では午前中に英語、午後にプログラミングを勉強し、放課後も土日も勉強して、という感じでした。 最後の2ヶ月は、同期4人でセブ限定のグルメサービスを作ることになったんですが、途中でメンバーが抜けてしまったり、想定していた機能が実装できなかったりと、多くの課題に直面しました。 ただ、大変なこともありましたが、自分で考えたものが形になって行く過程、新しい機能が出来上がる度にメンバーで喜び合える瞬間ががたまらなく面白く、「新規事業立ち上げ」のような、新しいものを作る領域に興味を持つようになりました。


「インターン生として扱わないけど、頑張る覚悟ある?」

-そんな中、どうしてTimersに?

インターンや社員の立場関係なく、サービス・事業を一緒に成長させる「メンバー」として採用していると感じたからです。

留学後、興味を持った「インターネット×新規事業」の領域で長期インターンシップを探しましたが、実際に話を聞いてみると、リサーチだけ、Web記事作成だけをやる、といった環境が多く、インターンという名の”アルバイト”のような印象のものが多かったです。

そんな中、Timersのインターン説明会では

「うちはインターンとして扱わないけど、頑張る覚悟ある?」
「週3しか来れなくても、任せられた領域では責任を持って成果を出してもらうから」

と言われました。

-厳しいですね笑

はい笑、ただこれは会社の主要なメンバーとしてインターンを採用していることの証だと感じました。実際、インターン生がプロジェクトを2つ3つ主導しているという話も聞けて、ここなら自分がやりたいようなチャレンジができると確信しました。


「やりきること」の習慣化

-入社してから、はじめはどんなことをやっていたんですか?

まずは「Famm(ファム)」という子育て家族向けアプリの基本的なサービスのグロース領域に携わりました。とは言っても、入社していきなり何ができる訳でもないので、メンターのプロダクトマネジャーが担当するプロジェクトに入り、アプリ内の各種施策やユーザー行動の分析から、改善施策の仮説・アイデア出しといったことをやりました。

-スキル面では何か求められるものがありましたか?

面接や入社時点では特に専門的な知識やスキルは求められませんでした。一方で、入ってからの業務を進めるためにはスキル面でも身につけるべきことも多くあり

・1日1題SQLの課題を上司にもらい、翌日にフィードバックをもらうことの繰り返し
・アプリ内の分析、改善提案を週1で実施

といったことを日々続けました。結果として、SQLや分析スキルはもちろん、「どんなに小さいことでもやりきる」というスタンスが身についていきました。

僕自身、自己アピールが得意な方ではないのですが、そういった表に出にくい行動もしっかりと見て、やりきる人には信じて新しいことをどんどん任せてくれるのがTImersの環境だと思います。

プロジェクトを任せられるようになれば、「分析→仮説出し→施策化→実施&検証」と、全て一貫して自分が中心になって進める必要があります。そういった幅広い業務では求められる視点も多義にわたり、またスピードも求められます。「やりきる」ことが習慣になったことと、必要最低限のスキルをはじめに身につけられたことで、一定の自信につながっていったと思っています。



新規サービスの検証で身についた目的思考

-その後はどのようなプロジェクトに携わりましたか?

グロース領域から少し離れて最初に任された事業検証は「Famm似顔絵」という新規サービスでした。

似顔絵と言えば、それこそお台場などでイラストレーターさんが描いてくれたりしますが、「おでかけの記念に」という位置付けに留まらず、「誕生日や記念日のタイミングで子供や家族の似顔絵を手軽に作成してプレゼントしたい」というニーズがあるのでは、という仮説からスタートしたサービスです。

「Fammのユーザーが、誕生日や記念日に、家族の写真を似顔絵にできる」

そういった体験を構築・検証するために、似顔絵を誰に描いてもらうのか、いくらで発注するのか、どんなフローで購入してもらうかなど、当然ですが全く決まっていないゼロの状態からのスタートです。しかもそれを3週間でリリースして検証するというハードなスケジュールの中での挑戦でした。

実際、イラストレーター集めや価格交渉から始まり、販売価格の決定、告知ページに載せる要素の決定リリース後の運用、出稿した広告の効果分析まで一貫して行いました。もちろん、社員の人のフォローやフィードバックも入りましたが、インターン生1人にここまでやらせてくれるのかというのが正直な感想でした。

-その中で大変だったことはありましたか?

1つ1つの意思決定にも「なぜ?」が常に求められたことでした。

「なぜその価格なの?」
「なぜその販売モデルが良いと思うの?」
「なぜその検証スコープで良いと思うの?」

経営陣との方針共有・決定のMTGなどでは、矢継ぎ早のように質問が飛んできて、1つ1つへ対応することに最初は精一杯でした。セブ島にいた頃のように「自分が必要だと思うから」というだけでは当然通用しませんし、数字であったり論拠が明確でないとすぐに指摘が飛んできます。

似顔絵の相場を把握するために他のサービスの調査をしたり、事業シミュレーションを作成したり、と当初思い描いていた「新規事業」のイメージとは違い、泥臭いことの連続でしたが、検証段階を終え少しずつ多くのユーザーに使ってもらえるようになっていく感覚は刺激的で、今後も新しい事業検証やサービス立ち上げに携わっていきたいと思うようになりました。

また、「なぜ」の深堀りに答え用意する為に、「目的は何か」を常に考える必要があります。「今回の目的はこれ、だからこの意思決定や方針はこうでなければならない」という目的思考が、より自然と当たり前のようにできるようになってきたと思っています。



「こうなりたい」と思えるロールモデルになる人がいる環境

-他にTimersのインターンで得たものをあげるとすれば何かありますか?

「将来、本気でこうなりたい」と思えるロールモデルになるような人たちと出会えたことです。ランチの時間でもサービスの成長や今後の構想について語るような社員さんたち、僕の就活の成功を自分のことのように喜んでくれる社員さんたち、キャリアやスキル面はもちろん、また人としても魅力的な人たちでした。

「うちでインターンをしているからには成長して、社会で活躍できる人になって欲しい。」
「いっちー(僕)にはやらされ仕事をやってもらいたくないんだよね。」

といった言葉を、自分の為に本気で言ってくれる人たちがいる環境はそうはないと思います。

「新規事業に携わっている」という嬉しさもありましたが、むしろ「周りが期待をかけてくれる中で、その期待に応えたい」という想いが原動力にもなっていました。その結果、インターンの途中から本格的に就活を開始した際に、「何をするか」だけでなく「誰とどんな環境でやるか」というのが仕事をする上で大切にしたい価値観だと思うようになりました。

就活ではなく入社後の成長にまで繋がるインターンを

-就活を経て、来春からサイバーエージェントへ行くことになったとのことですが

はい。内定先は派手なイメージが先行しがちですが、サービスづくりに対する強い想いを持った人が多く、やりきる人には期待をかけて「とことん任せる」という文化が自分に合っていると思ったからです。

セブ島へ留学した時は「インターネット」の視点だけでしたが、今では「インターネット×新規事業×一緒に働く人が魅力的か」という視点で自分の進む方向を考えられるようになったことも、この1年半での大きな成長だと思っています。

自分のキャリアとしては、今後も自分自身のマインドやスキルを高めて、どんなに小さなサービスでも良いので、エンジニア、デザイナーの方とサービスを世の中に出し、地道に伸ばしていくという経験を積みたいです。

-就活生を控えている学生に対して何か一言あれば

「新規事業や事業開発に携わってみたい」「マーケティングをやってみたい」という大学生の方は多いと思います。

ただ、実際は課題解決やチャレンジの連続で、地道さや泥臭さが求められることがほとんどです。そういうことを経験した上での就活であれば、伝えられる話の深みや目線の高さが企業サイドにいる人と近いものになると思いますし、就活に留まらず、入社後の成長や活躍という意味でも、まわりより早いスピードで成し遂げられるのではと思っています。

僕自身、新規事業開発・検証という領域の経験がまだ僅かですが、他のインターンでは得難い貴重な経験ですし、それを通じて成長を実感できていることが自分の自信にも繋がっています。

「将来、新規事業開発やマーケティング領域で活躍したい」と思っている学生がいれば、Timersの長期インターンという環境も一つの選択肢に入れてみて欲しいと思っています。

-ありがとうございました。


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Timersは、「社会の二項対立を溶かす」というビジョンを掲げ、これまで社会で当たり前とされてきた様々な二項対立を疑い、新しい家族のかたち、女性の生き方、男性のあり方と向き合っています。その中で、お子様の写真・動画サービスから、子育て費用の相談会つき撮影会、ママのためのキャリアスクールなど、子育て家族の理想のライフデザインに寄り添うブランド「Famm(ファム」を展開しています。 ▪️Fammについて Fammは、お子様の写真・動画のクラウド共有・印刷サービスから、子育て家族の金融リテラシーを向上する子育て費用相談会つき撮影会、子供と一緒に通えるママのためのキャリアスクール、在宅での新しい働き方を実現する機会づくりなど、子供がいる女性・家族の理想のライフデザインに寄り添うブランドです。 ●オフィシャルサイト https://famm.us/ ●Fammママ専用スクール https://famm.us/ja/school ●Fammお金の相談会つき無料撮影会 https://famm.us/ja/studio/area ●Fammアシスタントオンライン https://famm.us/ja/online-assistant ●Fammアプリ https://famm.us/app ▪️ブランドのはじまり Fammブランドはスマートフォンアプリの事業からはじまりました。子供の写真・動画を容量無制限で保存し家族で共有でき、それをアルバムやカレンダーなど様々なオリジナル商品として作って送れる、家族の絆を深めるアプリで、累計140万インストール以上されています。 ▪️広がるFammのソリューション 子供がいる女性向けに、シッターサービスをつけてIT・デジタルスキルを学べるオンラインスクールが拡大し、2021年からは法人向けのサブスクリプションサービス「Fammオンラインアシスタント」もスタートし300社以上に導入が進むなど、日々体験が拡大しています。 Fammスクール初のブランドキャンペーン https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000074.000037972.html ▪️急成長の事業、累計14億の資金調達 創業以来、事業成長と共に累計14億円の資金調達をしています。アプリは140万DLを超えており、アプリ以外でのFammブランドのサービス展開も進んでいます。 ▪️企業紹介スライド公開中!👀 会社の事業/人事制度/技術をオープンに説明したスライドを公開しています。 https://speakerdeck.com/timers_inc/timers-guidebook
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