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テラドローンインドネシア、大手国際石油メジャーシェブロンが所有する、ロカン鉱区のフレアスタック点検を実施

テラドローンインドネシアは、大手国際石油メジャーであるシェブロンが所有するオンショア・フレアスタックの点検を実施しました。この点検は、同国スマトラ島に位置する「ロカン鉱区」において、最大の生産量を誇る油田の1つであるドゥリ油田で行われました。

※写真はシェブロン社とテラドローンインドネシア拠点のメンバー

今回の点検には、高精度カメラとサーマルカメラを積載したドローンを使用。取得したデータを基に、フレアスタックの状態を正確に把握するとともに、温度における異常箇所を特定し、これらの点検概要の詳細を記した点検レポートを提供しました。

シェブロンはこれまで、フレアスタックを稼働させたまま、双眼鏡を使用して目視点検を実施していました。作業員の安全上、近距離での点検はしておらず、同設備の詳細な状態を把握していませんでした。しかし、当社のドローン点検で詳細を把握できたことにより、フレアスタックの細かい不具合も修繕できるようになりました。

テラドローンインドネシア代表のマイケル・サイアジアン氏は、「今後も、石油ガス設備の点検にドローンの導入を進め、点検時間・費用ともに効率化していきたい。」と述べました。

※テラドローンインドネシアによりドローンで撮影されたフレアスタック

■テラドローン株式会社
東京本社・全国7支社に加え、アジア、ヨーロッパ、 北アメリカ、南アメリカ、アフリカ、オセアニアの世界25カ国以上に支社を構える、世界最大の産業用ドローンソリューションプロバイダー。海外では石油・ガス、電力、マイニング分野を中心とした保守・点検サービスの展開を加速させているほか、建設、GIS、UTMなど幅広い分野でもソリューションを提供している。災害復興や区画整理を目的とした大規模な政府プロジェクトや長距離送電線点検など、多くの実績も有する。
日本では大手ゼネコン・建機メーカー・測量会社等からの案件を中心に、600回以上のドローン測量実績があり、i-ConstructionのUAV測量実績も全国トップクラス。現在は国内外で350件以上のUAVレーザー計測の実績を基に、早稲田大学との共同開発によるLiDARシステム「Terra Lidar」の開発に成功。国内外への販売を拡大している。
これまでの出資先として、ドローン運行管理システム(UTM)の開発・サービスを行うUnifly社、長距離および目視外飛行に適した固定翼機を開発するC-Astral社、石油タンク点検用のドローン開発・サービスを行うRoNik Inspectioneering社、自社開発のガス検知システムで特許を取得しているVentus Geospatial社、鉱山向けのSLAM技術を有するInkonova社など多数。今後もドローン最先端技術を持つ世界の企業へ出資を続けていく。

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