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カジュアル面談の目的

techners CEO じゃっきーです。写真はみんなでご飯会(毎月開催!)からの1枚です。美味しいご飯をみんなで食べるのは大事なイベントですよね🍖

technersではプロダクトの成長に伴い、精力的に仲間探しに取り組んでいます。wantedlyでもじゃっきー自らスカウトをせっせと気になった方に送らせていただいております。その際にカジュアル面談でも良ければ、と必ず添えさせていただいているので、個人的にカジュアル面談に期待していることを今回掘り下げて記載させていただければと思います。

カジュアル面談は選考"ではない"

カジュアル面談のご案内をさせていただく前に、個別に発信されている情報は正確に理解をしておこうと理調査を必ず実施しています。例えばwantedly上で更新されているプロフィールや、外部媒体での登壇記事、SNSでのつぶやき、友人への簡単なリファレンス依頼など、取得できる情報は全て取得した上で面談をご依頼させて頂いてます。

おやっ?と興味を惹かれる点が1つでもあった際に、それを掘り下げて話を聞いてみたいとなってはじめてカジュアル面談をご依頼させて頂く、という流れをとっています。例えば実務の上で大切にしていること、過去の取り組み事例、直面した困難についての記載、ポートフォリオの作り込みetc...など、興味を惹かれてきた点は過去様々ですが、具体的に気になった点をメッセージに交えてご依頼をさせて頂いております。ちなみにこのフローはこちらからお送りしているスカウトだけでなく、ご応募をいただいた際にも同じ手順をとっております。

ちなみに、こちらのフローですが1人1人結構時間がかかります...調査できる範囲で調べてみて、1つずつインタビューやポートフォリオなど丁寧に拝読させていただき、どんな言葉でご連絡するのが良いのかな...と毎回頭を捻りながら取り組んでおります。毎回ラブレターを書いているような気持ちです(半分冗談、半分本気...❤️‍🔥)

ただ、事前調査で実現できるのは、せいぜい接点作り程度だと思っています。人となりや現在の志向性などはほぼわからないに等しいです。接点を起点に、より掘り下げたお話を様々なテーマで広げさせていただき、1人の個人として理解を深めるためにカジュアル面談を実施したいと考えております。

そのため、カジュアル面談には"選考"としての役割を持たせておりません。あくまでも個々人を理解する場としての時間にしていきたいです。

理解のためにどのような話をしてみたいのか?

前提が整理できた上で、カジュアル面談での時間の使い方についても掘り下げてみたいと思っています。

簡単な自己紹介とセットで、個人的に掘り下げてみたいお話を最初にお伝えさせて頂いております。どんなところに興味を持ったのか、なぜ興味を持ったのか、などをお伝えさせて頂いて個人的な面談でのゴールを共有させて頂いております。また、同様に今回の面談に期待しているゴールもお伺いさせて頂いております。

その後は脱線も大きく許容しながら、話の流れるままに任せて双方の掘り下げが進んでいることが大半です。

例えば過去の初回面談事例では、以下のようなテーマに広がりました。
・理想とするプロダクト組織のあり方と、その実現にあたっての現実的な課題。過去の取り組みと今後取り組んでみたい内容
・デザイナーとしての生い立ちから、大規模組織でのデザイン組織立ち上げと経営陣の関わり方。今後のデザインファーム作りにあたっての動き出し
・会社の掲げているミッションと日々の運営の乖離が発生してしまう謎。キャリアチェンジをしてみたものの、果たしてこれで良いのだろうか?という葛藤との対話

上記は一例ですが、本当に毎回毎回話の広がり方は全然違うものとなり、定型化したような内容にはなっていません。会話の途中で気になった点を双方が自由に掘り下げて、お互いの理解のために時間を使っています。

また、面談中に何度か質問されたこともありますが、僕たちの会社や事業の説明は一切しないこともあります。もちろん事前に興味を持って頂いている場合は十二分に掘り下げて頂いておりますが、会社を知って欲しいことは面談の主目的ではありません。事業の理解よりもイチ個人としての理解を進めていきたいので、事業について触れない場合もあります。

カジュアル面談からのカジュアル面談

毎回毎回全力投球でのカジュアル面談ですが、大盛り上がりで時間が全く足りない!となることも多々あります。60分で設定していたけど、120分に伸びてしまい、しかしそれでもまだまだ....!!!!というケースが少なくない割合で発生します(嬉しい限りです...😭)。

そのような場合、もし良ければとオフラインでお茶やご飯などご一緒させていただきながら再度カジュアル面談を実施させて頂くことがあります。

対面で直接表情や仕草を伺いながら、あれこれお話をさせて頂くのはやはりリモートでの時間とはどうも違うように感じますので、オフラインでの時間も個人的にとても大事にしております。

オンラインよりもより活発に、かつ時間もガツっと使ってのお話になることもよくあります。「次回はお茶でも〜」と気軽に繋がった面談が、気づいたらノンストップで5時間話し合っていた、なんてこともありました。楽しかった....!!!!

形式や時間などには捉われず、相手を理解するためにできることは全て実施していきたいと考えています。

今すぐ何かの行動を期待しない

カジュアル面談はあくまでも接点づくりと、相手の理解に努める場だと書いてきました。そこで出来た縁は長い目で大切にして行きたいと考えています。今すぐ選考に入る必要も、何か具体的なアクションを取る必要もありません。

緩やかに接点を持ちつつ、定期的にお茶などしながらも双方のタイミングが合えば、ご一緒できる日が来るといいな...と思っています。実際に今一緒に働いている仲間でも、ほぼ毎月話す機会を3年とってから参画...という方もいます。共感で繋がり、一緒に前に進むには急かして行動を起こすことにあまり意味があるとは思えません。双方の様子を見ながら、いまだ!となった時を大事にしたいと思います。

カジュアル面談には初回からCEOじゃっきーが参加させていただきます。ご提供できるお話のテーマとしては
・エンジニアキャリアから起業・事業開発に役割を変えてみて
・資金調達せずにPMFまで漕ぎ着けたSaaS開発
などもあります。

現在募集している内容も含め、ちょっとでも引っかかるものを感じた場合はぜひ気軽にご応募ください!

せっかくのお時間ですので、双方に得るものがある時間にしたいと思います。そしてその縁がいつか繋がることも願っております!ここまでお読みいただきありがとうございました!

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