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放置されていた空地を有効活用してツリーハウスに!? 拓匠開発が“街づくりのプロ”だからできる、スペースの有効活用

こんにちは!拓匠開発 HR室 岩澤です^^

拓匠開発の手掛けているプロジェクトをいくつかアップしていきますので、

なにをしている会社なのか気にしていただけると嬉しいです!今回は椿森コムナをご紹介いたします!

外部ライターさんにインタビューして頂いた記事になっております~

千葉駅から歩いてすぐの小高い坂の上の雑木林に、忽然と姿を見せるツリーハウス。眼下にある千葉公園を望み、池から気持ちのいい空気が流れ込んでいます。また、目の前をモノレールが横切っていく隠れ里のような世界の中で、キッチンカーで販売されるフードやコーヒー・お酒などを楽しむことができます。

取材当日は、新しく設置されたウッドデッキで食事を楽しんだり、ツリーハウスを渡る吊橋で、子どもたちが遊び回っていました。

住宅地を街ごと造っていく拓匠開発ならではの、このスペース。その開発秘話を聞くと、「やっちゃえ!」なアイデアにあふれていました。

目次

  1. ●もともとは住宅地予定だった土地を、見事な樹木に魅せられてツリーハウスに。
  2. ●街づくりのプロだからできた、スペースの利用法

●もともとは住宅地予定だった土地を、見事な樹木に魅せられてツリーハウスに。

――椿森コムナは、“放置されていた空地の樹木にツリーハウスをつくり、市公園近隣のスポンジ化した空間の新たな活用方法を創造し、さらに地域交流の活性化にもつなげる取り組み”が評価され、2016年にグッドデザイン賞を受賞。さらに、2019年度の千葉市都市文化賞グランプリを受賞しているそうですね。

担当:もともとここは、分譲住宅として4区画、建設する計画で仕入れた土地なんです。でも、スタッフが実際に見に来たときに、見事な樹木があって、公園が見渡せて……ここを普通の住宅地にするのはもったいない、という意見があがったんです。

それで、では、この立地を生かして住宅以外で、なにをするか、を必死で考えたんですよ。

その当時に話題だった、オレゴン州にあるツリーハウスだけがあるホテルに視察にいったりしたんです。そのほかにもポートランドやカリフォルニアなどにも視察して、特にポートランドのタイニーハウスがある場所を気に入って。そうした様子を詰め込んだ場所にしようということになりました。

オレゴン州からはツリーハウスのアイデアを持ち込んで、実際に金具なんかも現地の会社から直輸入しているんです。

――今年になって、リニューアルをして、さらに広く利用しやすくなりました。以前は、崖の上にある森の中に入っていく感じでしたが、今は路面からもわかりやすくデッキが設置されましたね。

担当:2020年末に増床して、今年の1月にリニューアルオープンしました。今回の増床で多層になったデッキや階段は全部、国宝や重要文化財に指定されている建物を手掛けている茨城県の匠の大工さんが組んでくれています。強度に関しても沢山の人がきても大丈夫なようになっています。

ツリーハウスならではの設計が施されているので、2019年に直撃した大型の台風も耐えたんですよ。台風明けに来てみると、テーブルとかはひっくり返っていたけど、ツリーハウス自体はびくともしませんでした。

あと、年に1~2回は、中に機械をいれて木を切り落としたり、手入れもしています。ハウスのデッキも、木の形に合わせて宮大工さんが材を切っているんです。そうすることで、これから木が成長する余白をもたせたりと、随所にアイデアが施されているんですよね。

●街づくりのプロだからできた、スペースの利用法

――今回、大幅にリニューアルしたのは、なぜなんですか?

担当:以前の形だと、人が受け入れにくかった面があったんですよね。乗り面もなくて狭かったから、ご時世的に密を避けるためにも広くしたほうがいいかなと考えました。

――キッチンカーなども盛況ですね。

担当:1960年代のキッチンカーでエアストリームというものを使っているのですが…実は、そこにもからくりがありまして。

ここは、ツリーハウスがある多目的スペースとして運営しようということになっています。置いてあるものがすべて車として登録してあるんです。小屋もタイニーハウスと言ってタイヤが付いている。なんと、トイレにもタイヤがついているんですよ(笑)。ここに車を停めて、キッチンカーが留まっているというスタイル。店舗も常設じゃなくて動かせます。

あとツリーハウスに関しては、私有地の遊具になっていますので、人が中に泊まったり住んだりはできません。

――なるほど。街を作る作法を熟知しているからできたことなんですね。

担当:そう、全部、法的なところをクリアしているのは、建築の知識があるからなんです。この辺りにも、うちの“やっちゃえ”というマインドが生きているところです。

――今日も、たくさんの子どもが遊んでにぎわっていますね。今後、このメソッドを外でも活かすようなこともあるんですか?

担当:まだ詳しくは話せないですが、音楽ライブの関係者のかたから、連絡をいただいたりしています。

トイットなどのパン屋や、各種イベント、ツリーハウスといった住宅以外の分野へも“街づくり”を広げていって、ワンダーランドを作っていけたらと思います。

次にどんなプロジェクトが動き出すのかたのしみですね。

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