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2023年4月、タビアンに新卒の新入社員が1名入社しました。大学生だった伊藤碧央さんは、2021年からタビアンのエンジニアインターンとしてプロジェクトに携わっており、今回晴れて新卒入社をすることになりました。今回はタビアンで実施した入社式の様子をレポートします。
入社式はオフィスとオンラインのハイブリッドで実施。タビアン代表 難波の新入社員へのお祝いの言葉からスタートしました。
難波:入社おめでとうございます。学生生活に比べて、社会人生活は本当に長いです。人生のほとんどを社会人として過ごすことになると思いますが、学生時代と比べると変化が少なく、学生時代とは違う悩みに直面することも多いかと思います。
まずは社会人の先輩として、大切にしてほしいことをお伝えしたいと思います。ひとつめは友人。2種類の友人が大切だと思っていて、ひとつは純粋に仲良くできる、上下関係のない友人。今後の人生で自分の心の支えになってくれるはずです。もうひとつは、ビジネスの観点から助けてくれる友人。所属や職種は関係なく、自分が仕事で悩んだときに助けてもらえるような友人を末長く大事にしていくことはとても大切です。ぜひ、友人を大事にしてください。
ふたつめは信用。社会人は信用が全てです。ありとあらゆる面で信用を積み立てていき、信用を引き出していくようなシーンもあるかと思います。いかに信用を積み立てていくかを意識して、社会人生活を送ってもらえると良いかと思います。
続いてエンジニアとして大事にしてほしいことをお伝えします。エンジニアとして今後働いていくなかで、生成AI(ジェネレーティブAI・ChatGPTのようなもの)は大きなキーワードになっていくと思います。現時点で生成AIが今後どのようにエンジニアの働き方を変えていくのかはまったく予想がつきませんが、今後も大きな波がやってくると思います。今どう波に乗っていくかがエンジニアとしての大きな分かれ道になっていくはずなので、ぜひ時流を掴んで、波に乗ってほしいと思っています。
私たちタビアンのエンジニアが行っているプロダクトづくりは、ユーザーにとって価値があるものをつくること。これまではいかに良いエンジニアリングを行っていくかの部分に重きが置かれていたように思いますが、今後の世の中の流れは、「ユーザーに使ってもらえるプロダクト」であることを最重要視していくはず。ユーザーへ価値提供をするエンジニアリングをより意識してもらいたいですね。
—— 続いて、先輩社員からの激励の言葉として、エンジニアの鈴木より挨拶がありました。
社員代表挨拶をする鈴木(写真右)
鈴木:伊藤くん、入社おめでとうございます。「信は万物の基を成す」という言葉があります。元プロ野球選手の野村克也さんの言葉で、僕が社会人としても大事にしている言葉なのですが、「信用はすべての礎」という意味で、僕自身ずっとこの言葉を大切にして仕事をしていました。ぜひ、大事にしてもらえると嬉しいです。
仕事をするなかで、「素晴らしいものづくりとは?素晴らしいプロダクトとは?」と考えたことがあって、僕のなかで出た結論は「つくり手がプロダクトをユーザーとして使って、好きだと言えるようなプロダクト」そして、「ユーザーがプロダクトを使うことで幸せになれるような、これがないといけないと思えるプロダクトをつくること」。そんなプロダクトをつくっていくことが素晴らしいものづくりだと僕は思っています。そして、僕はタビアンで伊藤くんと一緒に高め合いながら、一緒に良いプロダクトをつくっていきたいです。
社会人生活を楽しむためには、仕事・プライベート問わず、多くのことに挑戦してみることだと思っています。気になったことはやってみる、触ってみる、遊びに行く、仕事で試したことを調べてみる…などなど。辛いことがあったときは、どうして辛いと思ったのかと自分と向き合う時間をつくることが大事です。社会人は忙しくもありますが、多くの経験ができるはず。ぜひ人生をエンジョイしてほしいです。タビアンへようこそ!これからも一緒に頑張りましょう。
—— 続いて、新入社員の伊藤より、意気込みや今後の目標について話してもらいました。
新入社員としての意気込みを語る伊藤(写真右から2番目)
伊藤:みなさん、お祝いありがとうございます。4月からタビアンの正社員として、改めてよろしくお願いします。
「どんな社会人になりたいか」のテーマで意気込みを話します。
1点目は、「人に心配をかけないこと」。報告・連絡・相談を大事にすることが信用を培う第一歩だと思っているので、信用してもらえる社会人を目指したいと思います。
2点目は、「感じの良い人であること」。コミュニケーションをとりやすいと思ってもらえるような、明るく話しやすい印象を心掛け、仕事のチャンスを広げたいです。
3点目は「信頼されること」。タビアンはスタートアップということもあり、率先したチャレンジやチームへの提案に積極的に挑戦することで、自分の思考回数を増やしながら、仕事において信頼される存在になりたいと思っています。
続いて、タビアンで今後挑戦したいことを話します。タビアンはエンジニアリングやプログラミングだけではなく、多くの役割を経験し、多様なプロジェクトに携われることが大きな魅力だと思っています。多様なプロジェクトに携わることで、世の中のシステム開発とは何かを知り、今後のキャリアにつなげていきたいと考えています。プロジェクトメンバーと協力しながら、ユーザーやクライアントはもちろん、社会的意義のあるプロダクト開発をしていきたいです。
僕は大学生のとき、タビアンにインターンとして入社しましたが、当時はスキルがほぼなく、個人制作でToDoアプリを制作したくらいのレベル感でした。そんなレベル感でも、迎え入れてくれたタビアンには本当に感謝しています。
昔を振り返りつつ、せっかく入社したからにはタビアンで根気強く、エンジニアとしてやり抜くと決めています。エンジニアにとって大事なことは根気強さだとタビアンの仕事を通じて実感しました。今後も日々、できることを増やしながら、楽しみながら仕事をしたいです。タビアンでは毎日達成感があり、日々成長を感じられています。今後も、そういった気持ちを忘れずに成長していきたいなと思っています。改めて、これからよろしくお願いします。
—— 最後に、これまでインターン生として伊藤さんが関わったプロジェクトを振り返り、一緒のプロジェクトで関わったメンバーから一言ずつメッセージを送りました。
入社式の最後は、記念撮影で締めて終了となりました。
タビアンではビジネススキル、労務、財務、法務など、エンジニアリングに関わること以外でも新卒社員向けにさまざまな研修を用意しています。4月頭から5月末の約2ヶ月間で研修を受けてもらい、5月末には研修報告会も予定しています。
タビアンは、新しく加わった仲間とともに、今後も成長を続けていきます。