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こんにちは、タビアンの広報です。我々は全員が副業で関わっているという不思議なスタートアップです。
副業。
それは一言で表すならば「大変」。
複数の会社に関わっている、どこのパフォーマンスも落とすことはできない、成果を出さなければならない。ハードです。だからこそ聞きたい!なぜわざわざ大変な副業を、するんですか?
今回は、エンジニアである梶原に、なぜ副業でタビアンに関わっているのかを質問しました。
なぜ、副業先としてタビアンを選んだのですか?
「初めて難波さんにお会いした時に、ポ写というサービスの説明を受け、純粋に『いいサービスだ』と思えたことが、参画したいと思った理由の一つです。
『街に掲示されたポスターを撮影して、使っている人はその先の情報を得る、ポ写を使いたい企業はそのポスターに興味を持っている人たちの情報や掲示効果などの統計情報を得ることができ、サービスの向上へと繋げることができる』というポ写の魅力が、1からサービスを開発したことのない私にも容易にイメージできました。
その当時は、選考とか面接のような時間はほぼなく、お話しているうちに私の採用が決まったような感じだったと思います。
自分の開発経験やキャリアの話などを特に詳しく話したわけでもなかったので『本当にいいのかな?』という気持ちが少しありましたが、採用してくれた難波さんに感謝しています。」
勉強意欲がものすごく強い梶原さん。そのモチベーションは、どこから来るんですか?
「勉強意欲が強いイメージは、自分では正直あまりありません(すみません。笑)難波さんやタビアン社内を見ていると、私は遥かに勉強不足だと日々実感します。
『何もしていないのにお金をもらうことは、何となく気持ちが悪い』という感覚が昔からあり、仕事をしている時はどのお仕事でも『自分はいただいているお金以上の結果を出せているか?』と考えるようにしています。」
「時給とかだとわかりづらいので『10分だといくらだろう、1分でいくらだろう』とまで突き詰めて考えたこともあって。
インフラエンジニアから開発エンジニアに転向して間もなかった頃、自分は給与に見合うパフォーマンスが出せていないと感じていたので、『最低限、お客さんや自分を雇ってくれた会社に損させないレベルまでは持っていこう』という気持ちで頑張った記憶はあります。
この考え方は、今でも仕事のモチベーションの根源みたいになっています。」
「最近特に強く実感しているのですが、仕事を通して人に感謝されたり、自分の作ったシステムでお客さんの仕事が回るようになることを実感したり、自分が必要とされていることを実感したり。
自分にとって、仕事をしている時が最も生きていると実感できる瞬間なんです。
社会にはたらきかけることが人生と考えている部分があるので、勉強も、仕事に生かすため(生きる実感を得るため)ならもっとできるのかな?と。」
本業のお仕事や学びと、タビアンでの仕事や学びに違いはありますか?どう差別化しているか。
(真剣に画面を見つめる梶原さん。真面目で爽やかで好青年、とはこのような人のことを表現する言葉なのです...!)
「していることや学んでいることは、広義では同じかと思います。
どちらもシステム開発の仕事をしています。使う言語やプロダクトなどはもちろん違いますが、どこの会社でも『エンジニアとして自分ができることを、仕事の中で価値提供する』が私の仕事です。
作っているサービスの性質が大きく異なるというところが、自分の中では違いとして強く感じる部分でしょうか。」
「本業での経験では業務系のシステムしか作ってきたことがなかった一方で、タビアンでは消費者向けのサービス開発に携わっていることになります。
使う人が利用しやすいシステムを作る、という基本的な考え方などは同じなのかも知れませんが、消費者向けには消費者向けの視点が必要な気がしていて。タビアンでサービスを作る上で、本業での経験でついた思想に捉われすぎないようにしなければならないと考えています。」
「働き方には大きな違いを感じています。
本業の会社はベンチャーといえばベンチャーですが、一般的な会社と同じような就業形態です。平日10:00~18:30で出勤して稼働という働き方です。
タビアンは、私が副業先を探していた時にイメージしていた働き方よりもさらに自由な体制を取っていて、本業とは真逆の働き方をしています。
全く違う2つの働き方を並行しつつ、どちらの仕事でもしっかりとパフォーマンスを出していくことが自分のミッションであり、まだ改善の余地があると思っています。」
「働き方を選択できる人間になるためにも、今タビアンで副業ができていることには大きな価値があります。本業でもタビアンでも結果を残して、自分にとっての働き方というものを確立していきたいと考えています。」
キャリアをどう作りたいですか?今後の目標は?
「これはダメなことなのかもしれませんが、この手の質問が苦手です。数年後どうなっていたいか、などをあまり考えないようにしています。
自分が社会へ与えられる価値の大きさは、日々高めていきたいと思っています。その上で漠然と考えることは『もっと自由に働ける人間になれるようキャリア形成をしたい』です。」
「自由に働くとは、稼働を減らすとか週3勤務とかではなく。私の場合は、仕事で社会に関わることを生きがいと感じる人間なので、そこはむしろ週7で働くくらい自由にやるのが理想です。
会社員でいると、『所属している会社のルール内でしか仕事をできないためやりにくい』と感じることが結構あります。
社会へコミットする手段や方法を、自分で選べるようになりたいです。」
「タビアンではより自由に仕事ができる環境が用意されていて、それでいて組織としては日々結束が高まっていると感じているため、今後どんな会社になっていくのかが楽しみです。
『こんな新しいやり方の会社が社会で成立し、社会へ価値提供できる』ということを証明したいです。
直近の目標は、ポ写ローンチですね。私にとって、自社サービスの開発は人生で初めてです。1から作ったサービスが世に出ていくということを、副業を通して体験したいです。」
タビアンを通じてどんな成長をしたいですか?
(CEOの難波とも、なかよし。えがお。わきあいあい。タビアンはみんなおしゃべりが大好きです。)
「正直、タビアンに参画した当初は『とにかくエンジニアとして仕事をしている時間を人一倍多くかけることで、技術力を高めたい、できることの幅を広げたい』くらいしか考えていなかったと思います。」
「2019年の1月に参画して10ヶ月ほど経ち、最近ではメンバーも増えてきました。とにかく思うのは『エンジニアとして成長できること以上に、難波さんをはじめとする社内のメンバーからの学びが多い』ということです。
説明が難しいですが、休みの日に副業というイベントをきっかけに知り合う方々は、仕事に対するモチベーションが高く、仕事にも趣味にも意欲的な人が多いと感じます。
タビアンも参画当初に比べて、chatを通した仕事以外のコミュニケーションも活発に行われていて、タビアンという組織が、自分の任されたポジションに閉じられた成長だけでなく社会人としての成長も一緒に遂げていくような空気感になっていると感じます。
エンジニアとして社会で活躍するためには技術力はもちろんですが、それだけで大活躍することは難しい。他者と協力して初めて成立する仕事なので、対面での接し方やオンラインでのコミュニケーションスキルなども高めていく必要があります。」
「メンバーとのオフラインやオンラインでの交流を通して、そういった技術面以外での成長もしていきたいと思っています。」
「メンバーからのインプットだけでなく、自分が与えられるものは何か、ということを考えながら、メンバー間のインプット・アウトプットを通して、技術と人間性を兼ね備えたエンジニアへと成長していきたいです。」
スタートアップ企業や新規事業部にどんな素晴らしいアイデアがあっても、そのアイデアを周囲にプレゼンテーションしても、そのアイデアが形になるのは「いいね!」と言ってくれたり、賛同してくれる人がいたりするから。私、タビアンの広報はそう考えています。
有名なTED Talk「社会運動はどうやって起こすか」でもこう言われていました。「最初のフォロワーの存在が1人のバカをリーダーへと変えるのです」
人に「いいね!」と言うこと、人のアイデアや考えに賛成の色を示すこと。これができるのって、すごいことだと思いませんか?多くの人は批判的で、斜に構えた態度を取る人も少なくありません。
彼は、会社がまだ数人の頃に参加したメンバーです。彼がCEOの考え方などに賛同して参加して、そして順々に参加した人たちによって、タビアンはだんだんスタートアップらしくなってきました。人が参加しているから参加するではなく、人が参加していなくても、自分が「いい」と思ったから参加する。これってものすごいことです。
タビアンには、梶原を筆頭に「自分で考えることのできる」メンバーが副業として関わりながら、事業の成長に向けて動いています!タビアンで副業デビュー、してみませんか?