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ArtSticker主催の初の台湾での展覧会。若手アーティスト10組によるグループ展を333 GALLERY(台湾)で2023年7月に開催

アート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker」を運営する株式会社The Chain Museum(本社:東京都渋谷区、代表取締役:遠山正道、以下「The Chain Museum」)は、2023年7月15日より333 GALLERY(本社:台中市、代表取締役:林美伸、以下「333 GALLERY」)の協力のもと、若手アーティスト10組のグループ展を台湾で初開催いたします。

▽展覧会の詳細はこちら
https://bit.ly/44HES77



開催概要

ArtStickerはアーティスト・鑑賞者の新しい関係性が生まれる場をつくるアート・コミュニケーションプラットフォームです。「アートやアーティストが世界と直接つながること」を希求し、これまで日本を中心に展開してきたArtSticker主催による、初めての台湾での展覧会となります。

これまで、リアル×デジタルの融合を通して、アーティストやギャラリー、美術館を始めとした数多くのパートナーと共創し、アーティストと鑑賞者がつながるための場づくりを行ってきました。その中でも特に若手アーティストの活動支援に注力し、プラットフォームを拡大してまいりました。本展示会においても、気鋭の10組の日本アーティストを台湾のアートラバーに知っていただき、若手アーティストが世界に羽ばたく機会に繋がる一助になればという想いで企画いたしました。

「IGNITION Japan-Taiwan Exhibition by ArtSticker」は、台湾で最も勢いのあるコンテンポラリーギャラリー333 GALLERYとのコラボレーションによる共同主催にて開催いたします。

出展アーティスト:

大西晃生、金澤シュウ、菊地虹、cocoro nakaura、近藤亜美、瀧澤美希、neuronoa、沼田侑香、古川みさき、水戸部春菜 [計10組]

展覧会ステートメント

IGNITIONとは、点火、発火を意味します。それぞれのアーティストは火花であり、この展覧会はそれらを明るい炎に変える点火になるきっかけをさせたいと思います。何かのきっかけで動き出すものとして、日本からの若手アーティストが海外で花開くきっかけになると、期待しています。

333 GALLERY 過去の展示風景



INFORMATION

IGNITION Japan-Taiwan Exhibition by ArtSticker

会期: 2023年7月15日(土)〜2023年8月5日(土)
会場:333 GALLERY
住所:No. 130, Xinhu 2nd Rd, Neihu District, Taipei City, Taiwan
開催時間:10:00〜18:00
休館日:日、月
観覧料:無料
アクセス:https://goo.gl/maps/awDiDuyhUx68YiNq8
主催:ArtSticker(運営元: 株式会社The Chain Museum)
企画協力:333 GALLERY

▽URL
https://bit.ly/44HES77



出展アーティストプロフィール(五十音順)

大西晃生 / Akio Onishi

1996年岡山県生まれ。2019年京都精華大学デザイン学部卒業。皺苦茶のポートレートをモチーフに絵画やインスタレーションを制作している。自己と他者、現実と虚構などについて考察している。近年の主な個展に「0」(GALLERY KTO、東京、2023)「I'm tired」(GALLERY KTO、東京、2022);近年の主なグループ展に「アルカイの空 – Sky of the beginning」(TAV GALLERY、東京、2023)、「シェル美術賞展 2020」(国立新美術館、東京、2020)などがある。

▽Instagram
https://www.instagram.com/chibakeru/

大西晃生 参考作品


金澤シュウ / Syu Kanesawa

1992年、茨城生まれ。茨城県立笠間陶芸大学校研究科卒業。東京造形大学でインダストリアルデザインを専攻していたが、より現実感のある素材で制作がしたいという思いから大学を中退する。陶芸の素材感に着目し、2017年に茨城県立笠間陶芸大学校の研究科を卒業した後、自身の窯を構える。

個人で制作を開始してからは「コンタクター」という架空の生命体を陶芸の素材を用いて発表。現在はコンタクターを題材とした絵画制作にも取り組み、表現の幅を広げている。

ネットが普及しSNSが盛んな現在でも尚、人間同士は簡単に通じ合うことは難しいという思いから、コンタクターは他者と作者である私自身を繋ぐ存在(キャラクター)として、人々がより身近に感じる漫画やアニメといったポップカルチャーを軸にしている。

主な展示歴:「二次元派展」(代官山ヒルサイドフォーラム、N&A Art SITE、2022)、「Daydream」(MASATAKA CONTEMPORARY、2022)、ART TAIPEI(台北世界貿易中心 、2022)、「Innocence」(Contemporary Tokyo、2023)

▽Instagram
https://www.instagram.com/syu_kanesawa/

金澤シュウ 参考作品



菊地虹 / Ko Kikuchi

1994年、東京生まれ。東京藝術大学絵画科油画専攻卒業、立教大学文学研究科教育学専攻博士課程在籍。「SPECTRUM」をテーマに、様々なもののバラツキを平面上で等価値に扱う実践として絵画を制作している。近年取り組むなぞる「DOODLE」シリーズは、紙に墨と筆で落書きのような絵を描き、それをプロジェクターで投影しキャンバスに転写して制作している。抽象化された人物を描きながら、さらにそれに影をつけ立体的に表現することで、曖昧なものを曖昧なままに実体化させることを試みている。

主な個展歴に「共生への賛歌」(美岳画廊、2022)、「KO KIKUCHI EXHIBITION」(9s gallery、2022);主な受賞歴に「アクリルガッシュビエンナーレ2018」(入選)、「ターナーアワード2021」大賞、「未来展」日動社員投票賞、「WATOWA ART AWARD 2022」入選、「コーポレートアートエイド京都」入選などがある。

▽Instagram
https://www.instagram.com/ko_kikuchi_works/

菊地虹 参考作品



cocoro nakaura

1998年東京生まれ。東京造形大学大学院卒業。
cocoroは日常的に液晶画面から流れてくる画像や人物をモチーフに制作している。
両親の影響で幼いころからサブカルチャーに通じ、写実的な表現に個性的な色をのせた表現が魅力的な若手作家だ。そんなcocoroが人物を描くのは、スマホを手放せない現代人にとっては液晶を通してみる人物達が、まさに現代の風景になっているからだという。

「自分の中で絵画とは風景やその時代の日々を表すものだと考えています。
今まで私たちが日常的に電車の窓や建物の中から見る風景は山や街や海だったものが、今の時代みんな首を下に向け携帯の画面と睨めっこしている事でSNSや動画で流れてくる人物達が現代の私たちにとっての風景に変わってきている様な気がします。

そして数えきれない程ある画像や動画を毎日意識せず目で追う事で次の日には見たかどうかすらも忘れるようになってきている私たちに改めて人物という物を見つめ直す為に、日々小さな液晶から流れてくる人物を現代の風景やモチーフとして捉え制作しています」。

近年主な個展・グループ展歴に、「東京都中央展」 (東京都美術館、2015)、「FUTUR」(WK gallery /北京、2021)、「Now You Know ! vol.1」(Whimsy Works Gallery /台湾、2022)、「own influence」(GINZA SIX Artglorieux gallery 、2022)、「 solo spread 」 (light house gallery、2022)、「アートフェアTokyo2023」(gallery of tokyo、 2023)などがある。2023年、東京造形大学「ZOKEI展」受賞。

▽Instagram
https://www.instagram.com/cocoro0820/

Cocoro Nakamura参考作品



近藤亜美 / Ami Kondo

2000年生まれ。東京都出身・在住。東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻領域卒業。

日常を過ごす中で目にしたものを描いている。

一つのモチーフに対して次のモチーフのイメージを頭の中で嵌めている。私自身(内側)が日常(外側)から手に取ったどこにでもあるもの(モチーフ)に対して絵画空間の中で向き合い、配置や整頓をすることによって日常と非日常の狭間を見つけ出そうとしている。

最近は「ものの周り」を見ることで、構図の一つとして捉えていた「余白(隙間)」から絵画の中で流れている時間や状況について考え絵画を制作している。

近年の展覧会歴に、近藤亜美個展「reflection」(下北沢アーツ/東京、2022)、「2022 muni Art Award展」(GALLERY SCENA/ 東京、2022)、小津航・葛西明子・近藤亜美 三人展「作家は何を見ている?」(GALLERY SCENA/ 東京、2023)近藤亜美・白石効栽 二人展「痕跡」(CANDYBAR Gallery/京都、2023)などがある。近年の受賞歴に「ZOKEI展 東京造形大学卒業研究・卒業制作展 2022」ZOKEI賞ノミネート、「muni art award 2022」ファイナリスト土方明司賞受賞などがある。

▽Instagram
https://www.instagram.com/a__k_o12/


近藤亜美 参考作品



瀧澤美希 / Miki Takizawa

1994年埼玉生まれ。2023年アーティスト活動開始。現在は埼玉を拠点に活動。2017年に多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業、その年の卒業制作優秀賞を受賞。2021年には一時アメリカに渡り、2023年にはGALLERY ROOM・Aにて初個展を開催。絵画の中に出現するジグザグは中道思想を目で見える形に表したものであり、色彩は「対話」を意味している。孔子やアレストテレスは乱れた国家を平和に導くためにその時代に必要な思想を取り入れてバランスを取ろうとした。人間が軽視されやすい現代にこの表現で時代に欠けた生命エネルギーを表現する。

▽Instagram
https://www.instagram.com/fassion.miki/

瀧澤美希 参考作品



ニューロノア / neuronoa

世界30カ国以上を放浪しながら、音楽、デザイン、映像などを制作するクリエイターとして活動後、2021年から本格的にアーティスト活動を始める。「情報社会」というコンセプトを機軸に、ミュージシャンや俳優などの著名な人物をモチーフにした抽象画を制作。人物の表情が読み取れない程に抽象化した表現によって「情報社会」における「真のアイデンティティとは何か」を問う。

アートの枠を超えて、国内・海外問わず様々なジャンルのプロジェクトに精力的に関わり活動中。主な企業コラボレーションとしては、アパレルブランド「HARE」、画材メーカー「LIQUITEX」(共に2022年)。常に作品にフォーカスして欲しいという想いから、国籍・性別・年齢・素顔などは一貫して非公開としている。

近年の展示歴に、グループ展(Whimsy Works /台北、2023)、個展(代官山モンキーギャラリー、2022)、GEISAI:LIQUITEX BOOTH(東京ビッグサイト、2022)、SHIBUYA PARCO ART WEEK(2021)などがある。

▽Instagram
https://www.instagram.com/neuronoa/?hl=ja

neuronoa 参考作品



沼田侑香 / Yuka Numata

1992年生まれ、千葉県出身。2019-2020年ウィーン美術アカデミーに留学。2022年東京芸術大学大学院修了。

インターネットが日常的に使用されるデジタルネイティブ世代に生まれた沼田侑香は現代における時代性や世代の特徴を取り込み作品に置換している。

彼女自身、現実と区別がつかないほど精巧に作られたゲームをプレイしている最中にゲーミングバグが発生したことで現実世界に引き戻されるような体験からバーチャル空間の拡張により変わりゆく現状に興味を持ち始めた。私たちの現実はどこに存在し、どのように移り変わるのかをテーマにパソコン上で加工したデジタルイメージをアナログな作業に置き換え、現実世界の場所を追求している。

近年の個展歴に、「Imaginary farm」(Gallery SCENA/東京、2023)、「SUPER〈Fiction〉MARKET」(LONGY GALLERY / 東京、2022)、「現実への再インストール」(roid works gallery / 東京、2022)、「Man can not live by real alone. 」( KITTE丸の内REAL by Art Sticker / 東京、2021)「曖昧とのランデブー」(コートヤードHIROO / 東京、2021)などがある。受賞歴に、A-TOM ART AWARDグランプリ受賞(2019)がある。

▽Instagram
https://www.instagram.com/numatayuka.artwork/?hl=ja

沼田侑香 参考作品



古川みさき / Misaki Furukawa

2002年福岡県生まれ。現在多摩美術大学絵画学科油画専攻在籍。
「変化」という言葉を手がかりに絵画を制作している。

五感で体験したものごとに呼応し日々何かしら微細ながらも変化していく自身の内から生まれるものを線のストロークとしてキャンバスに描き、それが無数に積み重なることによって生じる予測できない形態や様相の変化をまとめ一枚の絵画として昇華させている。

最近の制作では、今まで見て影響を受けたモチーフの要素を抽象的に分解し作品の一部に散りばめ、それを提示することによって起こる鑑賞者と作者の間のイメージの認識の変化やズレなどについて考えている。

▽Instagram
https://www.instagram.com/misax_furukawa/?hl=ja

古川みさき 参考作品



水戸部春菜 / Haruna Mitobe

1995年神奈川県生まれ。2018年東北芸術工科大学デザイン工学部グラフィックデザイン学科卒業。

主な個展に、「running woman」(galleryN、愛知、2020)、「don't try」(西武渋谷店、東京、2021)、「town」(galleryN、愛知、2022)、「Happy End」(IDEE 自由が丘店、東京、2022)、グループ展に、「わからなかった昨日の翌日」(豊田市美術館ギャラリー、愛知、2021)、「nine colors XVI」(西武渋谷店、東京、2022)など。主なレジデンスプログラムに、「HARAIZUMI ART DAYS!」(静岡県原泉全域、2020)、「きそがわ日和 アーティスト・イン・レジデンス 水戸部春菜 腹の中」(岐阜県美濃加茂市、2022)など。受賞歴に、「群馬青年ビエンナーレ」ガトーフェスタハラダ賞(2021)、「第23回岡本太郎現代芸術賞」入選(2020)、「アートアワードトーキョー丸の内」入選(2018)などがある。

▽Instagram
https://www.instagram.com/mitobeharuna/

水戸部春菜 参考作品



会場:333 GALLERYについて

百年以上続く台湾における名門実業家及び芸術一家の林氏が創立運営する333 GALLERYは、台中、台北、高雄、台北微風南山に4つの拠点を構えている。この4つの拠点では、台湾の北部、中部、南部の多様な文化的特性を生かし、同ブランドの鋭い洞察力と市場調査によって、世界中のコレクターやアートラバーのために次世代のスターと現代アート作品を発掘している。台湾で現代アート最大のギャラリーコミュニティー中華民国画廊協会(Taiwan Art Gallery Association)の理事である。

「現代における、市場における、芸術教育における」という3つの基準に向けて力を入れている。力学の世界では、「3」は最も安定した構造であり、333 GALLERYはブランドとして、この3つの基準を守り、今後、国際的なアートトレンドの変化にかかわらず、予測不可能な市場やトレンドの中でその価値を確固たるものにすることを意味している。

毎年10月に台北で開催されるアートフェア「ART TAIPEI 2022」に最大規模のブースで出展し、100点を超えるアーティストの作品を紹介した。パンデミック時代を経て、333 GALLERY 2023年春、微風グループの高級デパート「微風南山」の3階にて新しいスペースをオープンした。現代アーティストと新しい世代が、より深くアイディアとテイストを交錯させることを試みている。 今年7月に台北微風南山スペースで開催されるグループ展では、日本人アーティストも参加し、日台の緊密な芸術的脈動を反映する。

▽HP
https://333-gallery.com/

▽Instagram
https://www.instagram.com/333gallery.tw/

333 GALLERY 外観


333 GALLERY 過去の展示風景



ArtSticker(アートスティッカー)について

株式会社The Chain Museumが運営する、アートに出会う機会と、対話を楽しむ場所を提供し、アート鑑賞の「一連の体験をつなぐ」プラットフォーム。著名アーティストから注目の若手アーティストの作品まで、幅広く収録。作品のジャンルも、インスタレーション、絵画、パフォーミングアーツなど、多岐にわたっています。

また、ArtStickerはデジタル上だけでなく、リアルでユニークな場所と出会うことで、アートやアーティストが世界と直接つながることを希求しています。

▽ArtSticker Webサイト
http://bit.ly/3ZeK8vS



株式会社The Chain Mueum概要

社名   :株式会社 The Chain Museum(読み:ザ・チェーンミュージアム)
所在地  :東京都渋谷区猿楽町17-10 代官山アートビレッジ3階 代官山TOKO
代表者  :代表取締役 遠山 正道

▽株式会社 The Chain Museum 公式Webサイト
http://bit.ly/3y2cttp


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