今回は、新入社員インタビューとして、23卒の西村有生さんにお話を伺いました!
就活時のことから入社後の現在のことまで語っていただきます。
*聞き手:山本(経営推進部 )
:棚原(経営推進部 )
過去の経験から自分の興味を探して選ぶ
山本:
さっそくインタビューを始めさせていただきます。
今日はよろしくお願いいたします。
西村有生(以下、西村):
よろしくお願いいたします。
山本:
学生時代のことから伺いたいのですが、大学ではどんなことをされていましたか?
西村:
そうですね。経済学部でお金周りについて学んでいました。
部活では、サッカーをしていました。小学校に入る前から始めていたので、歴でいうと15年ほどになりますね。
棚原:
そうなんですね!
西村:
高校3年生の進路を決めるタイミングで、漠然と社長になりたいという想いがあり、経済学部を選びました。「社長になるためには、お金に詳しいほうがいいのでは」と考えたからです。
棚原:
大きな夢を抱いて大学に入ったのですね。
就活はいつ頃から始めたのですか?
西村:
大学3年生の夏頃から短期のインターンや会社説明会に行き始めました。
就職活動というもの自体に触れたのは大学2年生の夏頃が最初ですね。
というのも、NPO法人の就活支援団体に所属していたからです。そこで福岡県内の就活生を支援していました。
部活も学業も両立しつつ、団体での活動やバイトもしていたので、本当に忙しかったです。
棚原:
忙しい学生生活の合間を縫って、就活をしていたのですね。
業界は絞っていたのですか?
西村:
人材業界を見ていました。就活支援団体の活動として、就活生と面談をしたり、ESを添削したりといった経験をするなかで、「キャリアを支援していく仕事に就きたい」と考えるようになったからです。
山本:
業界以外にもこだわったポイントはありましたか?
西村:
明確に二つありました。一つ目は「介在価値」が問われる仕事であるかどうかです。「西村だからこそ」と言ってもらえるような仕事に就きたいと考えていました。
二つ目に、「その企業のミッションやバリューに共感できるかどうか」という点を見ていました。
山本:
そうなんですね!
そのように考えるようになった理由はありますか?
西村:
「介在価値」に関しては、大学に入ってすぐに新型コロナウイルスが流行したことが影響しています。
授業もリモートで受けられて、便利になったと実感しましたが、同時に、「人にしかできないことをしたい。人としてできること、それこそキャリア支援なのではないか」と考えました。
就活生の気持ちに寄り添って彼らの課題を解決していく部分は、ITではなくて人にしかできないと、実際の活動を通じて思いました。「これからも世の中が便利になっていくなかで、人としてできる最大限の仕事を行うことができたら」と考えるようになりました。
二つ目の軸は、サッカーを通じて経験した、「組織のなかで動くこと」が影響しています。チームの目指している方向性と自分の目指したい方向性が一致しないと、全力で物事に向き合えないと思ったので、ミッションやバリューへの共感を重視するようになりました。
棚原:
そうなんですね!
でも、西村さんは社長になりたかったのですよね?
社長になるために必要なことはなにか?といった観点では考えなかったのですか?
西村:
就活を始めたタイミングでは、社長になりたいという考えはなくなっていました。
NPO法人の団体活動を通じて、色々な仕事があると知り、自分が社長でなくてもいいなと思ったからです。
棚原:
なるほど。それで人材業界かつ自分の軸にも合う会社を探していったのですね。
そんななかで、シナジーマーケティングとはどのように出会ったのでしょうか?
西村:
エージェントに相談して、シナジーマーケティングを紹介していただきました。
もともと人材業界を見ていたのに、デジタルマーケティングの会社なんて、急な方向転換ですよね(笑)。
というのも、社会人と話せるアプリを使って色々な方に相談していた時期がありました。その時に、お金が発生することで、就活生の気持ちに寄り添うような本質的な就活支援はできないのではないか。という気づきを得たんです。また、就活支援は仕事じゃなくてもできることにも気づきました。そこで、すでに内定を頂いている企業もあったのですが、別の道に進もうと就活の方向性をシフトすることに決めました。それが3年生の3月頃だったと思います。
なにを自分が大事にしたいか、それが決め手となる
山本:
今はそんなアプリがあるんですか……。
たくさんの社会人と話をしていくなかで、考え直す事ができ、再度就活をされたのですね。
ちなみにシナジーマーケティングの選考で印象的だったことはありますか?
西村:
他社と比べて圧倒的に話す、いわゆるコミュニケーションの回数が多かったのが印象的です。
面接はもちろん、電話での状況確認や面談などを通じて、自分の質問に対して皆さんが丁寧に答えてくださいました。
CRMやマーケティングなどの言葉についてまったく知らない状態だったので、すごく助かりました。
山本:
あまり普段の生活でCRMって言葉は耳にしないですからね。
最終的な決め手はなんだったのでしょうか?
西村:
自分の軸とマッチしているなと感じた点が一番の決め手です。
「介在価値」の観点でいうと、支援している領域が広いことから、個人の力が試される仕事だなと思いました。また、ミッションやバリューにおいては、101点のサービス *1に特に共感しました。私自身、期待通りは当たり前で、期待を超えて初めて、お客様に「そのサービスであること」「その担当者であること」の価値を感じていただけると考えています。就活支援でもそういったところに一番やりがいを感じていたので、その言葉に共感できたのは大きかったと思います。
1 シナジーマーケティングのコーポレートバリューで、お客様からのご期待を超える「+1点の驚きや喜び」を提供し続けること。詳しくはこちら。
棚原:
そうだったんですね!
再就活では業界や職種を絞らず、純粋に自分の軸に合うかどうかで判断していたのですね。
西村:
はい。しかし、たくさんの企業を受けたわけではないんです。再就活では3社ほどエージェントから紹介してもらい、そのなかにシナジーマーケティングがありました。
実際に選考に進んだ時の感想としては、人の良さがものすごく伝わってくる会社だなと。すべての面接・面談において担当者の方が寄り添ってくれているなと感じていました。
山本:
一人ひとりと向き合ってくれている感じですよね。
面接の際は、他にどういった視点で企業を見ていましたか?
西村:
「質問されるだけの面接かどうか」という点です。ただ、企業が学生に聞きたいことを聞くだけの一方的な面接が多い印象でしたが、シナジーマーケティングは自分が回答したことに対して、まず共感をしてくれる。そこが寄り添っていることに繋がるのですが、そういう面接はなかなか無いのではないかと思います。
山本:
コミュニケーションの濃さや人の良さに惹かれて、最終的にシナジーマーケティングに決めてくださったのですね。
実際に入社してみて、ギャップはありましたか?
西村:
人の側面と仕事の側面で分けた際に、人の側面ではまったくないですね。
すごく尊敬できる方がたくさんいらっしゃいます。親身にサポートしてくれる方も多くて、そこは本当にうれしいです。反面、仕事の側面では、とても難しさを感じています。想像よりも200倍は難しいですね。答えがないなかで、お客様の理想にどうしたら近づけるか?お客様の希望を叶えられるのか?そのプロセスを考えるのが、特に難しいですね。
お客様のことを一番理解し、頼られる存在になる
山本:
確かに営業だと、さまざまな課題を持ったお客様に出会うので、答えを一緒に探していくのは難しいところですよね。ちなみに、どんな営業になっていきたいか、自分のなかで理想はありますか?
西村:
一度接点を持ったお客様に対して「社外で一番の相談者」でいられるような営業になりたいです。お客様がなにか困った際に、「西村に頼ろう」と思ってもらいたいです。そのために今すぐに改善したいと考えていることは、初回の打ち合わせの早い段階で、信頼を獲得できるような立ち回りをすることです。お客様がなにを目指していて、どこに課題を感じているのか。そこを把握した上で、的確に提案できるようになりたいです。
山本:
信頼関係がそもそもないと、提案もあまり聞いてもらえないですからね。
より信頼されるには、どのような営業になるべきだと考えていますか?
西村:
そうですね。いかにお客様に寄り添えるかじゃないでしょうか。面接の話と同じですが、ただこちらが聞きたいことを聞くだけではなく、回答に対して共感すること、寄り添うことが重要になると考えています。
いろいろな先輩の商談に同席させてもらった時に、寄り添うスタンスを大事にしたいのですが、今は聞くだけで精一杯になってしまっているので、そこは課題に感じています。
棚原:
業務を通じて、いろいろな気づきが西村さんのなかであったのですね。
営業としてだけではなく、人としてこうなっていきたいという理想もありますか?
西村:
就活時代から思っているのは、子供たちが働いている自分の姿を見たときに、「あの人は楽しそうに働いているな」と思ってもらえるような人になりたい、ということです。大人の影響はすごく大きいと思っています。
就活支援の際も、仕事がしんどくて、憂鬱に思っている人が多かったです。自分はそうではなく、仕事を楽しんでいる大人になっていたいです。
棚原:
素晴らしいですね。子供たちに夢を与えられる大人は憧れます。
今後の夢や展望があれば、教えてください。
西村:
将来的には、マネジメントに関わりたいです。営業として結果を残したいということも、もちろんありますが、その上で、ゆくゆくは、いかにチームの力を最大限発揮できるかということもやってみたいと思っています。自分だけではなく、チームとして結果を出せるような組織を作り上げたいです。
山本:
そうなんですね!
長年やってきたサッカーやNPOの団体活動の経験を通じて、そう感じるようになったのですか?
西村:
そうです。組織がどんどん大きくなって、他のメンバーや関わってくれている人たちの成長に貢献できた時、一番喜びを感じます。だからこそ、会社に入っても、組織の成長に貢献していきたいです。
棚原:
まずは個人で実績を重ねて、のちのちマネジメントにも携わるのが理想なのですね。
最後に今就活を頑張っていたり、控えている人たちに向けて一言お願いします。
西村:
就活を始めた頃は、おそらくほとんどの人が「どんな仕事をしたいのか」「なにをしたいのか」が分からないと思います。でも、そこは焦らなくていいです。自己分析をしていくと、見えなかった自分の気持ちが見えてくると思います。したがって、その潜在的な意識を顕在化させていくことが就活において大事になってくると感じています。今見えていない自分の感情を、就活を通じて見つけていってもらえればと思います。
山本:
潜在意識を顕在化していく。タイトルはこれで決まりですね。
今日は、お時間いただきありがとうございました。
▶シナジーマーケティングの事業やカルチャーについてもっと知りたい方は、企業サイトのオウンドメディアをご覧ください。
https://corp.synergy-marketing.co.jp/story