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【私がシナマケに入社した理由】マーケティングはスピードが命!「とにかくやってみる」スタンスでナンバーワンになる!

中途入社のメンバーに、入社の決め手や今後やってみたいことを深堀りして聞く企画「私がシナマケに入社した理由」。第11回目にご登場いただくのは、2021年に立ち上がったばかりの新サービス「DX BOOSTER(*)」のマーケティング担当の黒岩さんです。

*DX BOOSTER

デジタルマーケティング人材を育成し、自社でマーケティングやDX推進ができるよう支援するサービス

https://www.synergy-marketing.co.jp/lp/dx/

チームでしかできないこと、到達できないレベルがある

山本:
黒岩さんは前職でもマーケティングをされていたんですか?

黒岩さん(以下、黒岩):
個人事業主としてマーケティング業務代行をしていました。ちなみに前々職は、教育系のNPO法人に勤めていて、子どもに勉強を教えたり、遊んだりという仕事をしていました。

山本:
マーケティングとはかけ離れているような気もするのですが…。

黒岩:
やっぱりそう思いますよね(笑)。NPOの仕事自体はすごく楽しかったのですが、資金繰りとかを見ていて「何をするにしても、売上を作るって大事だな」って思って。どうやったら売上を作れるんだろうと調べる中で辿り着いたのが、マーケティングだったんです。

それで、マーケティングを学んで、実践するためにどこかの会社に転職しようと思っていたのですが、そのタイミングで、業務委託でならすぐに現場に入れる案件を紹介してもらって。とにかく現場経験を積まないと話にならないよね、と思っていたので、転職ではなく業務委託を選んだというわけです。

5年ほど個人事業主として活動していて、デジタル広告の運用からSEOのコンテンツ制作、リード獲得のためのLPやサイト制作、メルマガの配信など、かなり幅広くお仕事をさせていただいてました。

山本:
すごく順調に見えるのですが、なぜ、また会社で仕事をしようと思ったのですか?

黒岩:
ある程度のスキルは身についたのですが、一人でできることや作れる数字には限界があると感じたんです。単純に作業スピードという点でも、5人でやれば5倍速になって、早く成果につながりますよね。

また、自分自身がレベルアップするにはチームでプロジェクトを進めて成果を出すという経験は絶対に必要ですよね。キャリアの観点でも、マネジメントのスキルは身につけておいたほうがいいですし。

もともと、ひとつのことを突き詰めるプロフェッショナルタイプではなく、いろんなことを7割くらいできるようにしたいタイプなんですよね。マーケティングの施策についてはできるようになったので、もうひとつの柱としてマネジメントをやろう、と。

山本:
いろいろな側面から考えて、会社に入ってマーケティングをしたほうがいい、と判断したんですね。その中でも、シナジーマーケティングを選んだ決め手はどこだったんですか?

黒岩:
BtoBに特化していて、かつ、継続利用するサービス、できればSaaSで関西の会社という条件で探したら、5、6社に絞れたんですね。決め手となったのは、マーケティングの価値観が合ったこと。面接で話をしている中で、これまでやってきたこと、これからやっていきたいことを理解してもらえていると感じたんです。

端的に言うと、切り口を変えた施策を素早く試していくとかスタンスの部分が一致していたこと。噛み合ってないと、いつまで経っても進まないし、成果にもつながらないですからね。

山本:
たしかに、考え方が合うって大事ですよね。実際に入社してみて、どうでしたか?

黒岩:
入社前に聞いていたとおりでした! 入社して1ヶ月目の頃に、LPを量産するためにあるツールを使いたいなと思って、相談したんですね。そうしたら、すぐに動いてくれて、あっという間に導入することになって。かなり高額なものだったので、「この会社、すごいな!」ってびっくりしました。

こんなふうに主力事業のSynergy!に甘んじず、いろんな事業に投資をしていくという未来志向なところもいいんですよね。

もうひとつ、入社後に気づいたのですが、規模がわりと大きいというのもメリットなのかなと。マーケティングを担える人間が社内に誰もいないと、自分一人でマーケティングを主導することになるので、自分が培ってきたものが成長の天井になってしまうんです。組織にいて、切磋琢磨できる仲間がいれば、マーケティングスキルも、もっともっと伸ばせるんじゃないかな、と。

山本:
めちゃくちゃアグレッシブですね!

黒岩:
自分では、そんなふうに思ってないんですけどね。自分にプレッシャーをかけないと成長できないから、あえてやってる感じもあります。

何を買うかよりも、誰から買うか

山本:
DX BOOSTERのマーケティングでは、具体的にどんなことをしているのですか?

黒岩:
今、注力しているのは、ホットリードを増やすことですね。最初はDX、デジタル人材の育成に課題を持つ企業をターゲットにしていたのですが、そういった軸でサービスを探している企業が求めているものとDX BOOSTERが合ってないことがわかってきて。そこで、ターゲットをデジタル人材育成軸でサービスを探している企業から、マーケティングの人材育成軸でサービスを探している企業に変えたところ、少しずつリードが取れるようになってきたという状況です。

デジタル人材を求めている企業は、データやAIを使って、人に頼らず業務効率化や売上を作ることを目指しているんですよね。一方でDX BOOSTERは、「人」がマーケティング活動をすることが前提で、かなり泥臭くやる方法なんです。つまり、DX BOOSTER自体はすごく価値のあるものでも、デジタル化をしたい企業のウォンツ(欲しいもの)になっていなかったんですね。ここを調整して、DX BOOSTERの価値を感じてもらえるターゲットに向けて情報を届けるようにしたわけです。

山本:
いくらすばらしいサービスでも、その人にとって「欲しいもの」でなかったら要らないですもんね。

黒岩:
そうですね。ただ価値を伝えるだけでなく欲しい人を見つけるというのは、新規事業では特に大事なことだと思います。新規事業というところでいうと、ブルーオーシャンならではのむずかしさも感じていまして。DX BOOSTERは、いわば人材育成とコンサルティングのいいとこ取りをした、これまでにない新しいサービスで、直接の競合がいないんです。

競合がないのは大きなアドバンテージではあるのですが、これまで自社で買った経験がないものを買ってもらうというハードルって、想像以上に高いんですよね。周りの人が使っていないものを買う怖さを、飛び越えてもらわなくちゃいけない。

山本:
怖さを取り除いて、買ってもらう、使ってもらう…むずかしそうです。

黒岩:
そうですね、むずかしいです。なので、あらゆるアプローチを試すしかないのかなと。たとえば研修サービスのような既存の枠組みに当てはめてあげると、担当者は上司に説明しやすいし、経理への申請も困らない。今までとある程度同じだとわかれば、安心しますよね。競合と戦わなくちゃいけないという課題は出てきますが、新しいものへの恐怖は取り除けます。

別の方法からアプローチしてもいいですよね。「この人(会社)からなら買いたい」「このサービスを通じて、この人(会社)とお付き合いしていきたい」というように、何を買うかではなく、誰から買うのかという部分で選ばれる存在を目指したいです。

DX BOOSTERを業界No.1のサービスにする!

山本:
マーケティング活動を行う上で、大切にしていることはありますか?

黒岩:
お客さまを深堀りすることですね。どんな不安、悩みを持っているのか、ターゲットのことをどれだけ知れるかが、マーケティングの成否を分けると思ってます。

DX BOOSTERのような新規事業の場合は事例やデータがほとんどないので、基本的には最初に導入してくれた少数のお客さまから直接、情報を集めるようにしてます。お客さまのことがわかれば、あとはサービスのどの側面をアピールするのかを見つけていけばいいだけですから。

あとは、競合についてもかなり調べます。といってもDX BOOSTERには直接の競合がないので、サービスそのものではなく、誰の、どのような課題を解決しようとしているのかを見ています。答えを探すというよりは、何か新しい気づきを得られるんじゃないかという期待が大きいですね。

山本:
仕事のミッションはホットリードをできるだけたくさん増やして、DX BOOSTERをグロースさせることだと思うのですが、その先にやりたいこと、目標なども、ぜひお聞かせいただけると嬉しいです。

黒岩:
面接のときに杉山さん(企画制作部 部長)にもお伝えしたのですが、DX BOOSTERを業界ナンバーワンのサービスにするって、ずっと言ってるんです。

なぜ、ナンバーワンを目指すのか。それは、ナンバーワンとそれ以外では、できるゲームがぜんぜん違うからです。たとえば企業で何かサービスを導入する場合、いくつかのサービスを調べて、相見積もりを取りますよね。その相見積もりの中のひとつは、たいていナンバーワンのサービスが入ってるはずなんです。

これを外から見ると、競合企業が広告費用をかけて、さらにサービスの必要性までしっかりと説明して納得したお客さまが、勝手に流れ込んでくるというイメージ。これはナンバーワンだからこそ、起こりうることなんですよね。

山本:
コストをかけずに商談のテーブルについてもらえる、と。

黒岩:
そのとおりです。ただ、マーケティング人材育成という、まだまだ小さな市場でナンバーワンをとっても、あまりおもしろくない。せっかくなら、大きな市場でナンバーワンになりたいじゃないですか。なので、市場を作る、育てるところから始めたいなと。そのためにまずは、「マーケティングをするなら、しっかり人材育成をしないといけないよね」という共通認識を持ってもらうための挑戦をしていきたいと思っています。やっぱり、ナンバーワンになることがマーケティングの究極のゴールなので、そこは達成したいですよね。

山本:
黒岩さん、ふだんはとても穏やかそうに見えるのですが、こんな大きな野望を胸に秘めていたんですね! とてもかっこいいです! DX BOOSTERがこれからどんなふうに成長していくのか、そして、黒岩さんのレベルアップも楽しみにしてます!

▶シナジーマーケティングの事業やカルチャーについてもっと知りたい方は、企業サイトのオウンドメディアをご覧ください。
https://corp.synergy-marketing.co.jp/story

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