DX BOOSTER(デジタルマーケティング担当者自走支援サービス)|シナジーマーケティング株式会社
DX BOOSTERとは企業がDXにおける収益向上に取り組めるよう、デジタル上でUX/CXと呼ばれる「顧客体験価値」を設計できるデジタルマーケティング人材を短期育成し自走支援するサービスです。企業に合わせたカスタムコンテンツを元に実際の業務の中でサポートしながら即戦力人材を実現します。
https://www.synergy-marketing.co.jp/lp/dx/
中途入社の社員に入社の決め手や、今携わっている仕事について語ってもらう連載「私がシナマケに入社した理由」。第3回目のゲストは、2021年7月にリリースされたばかりの新サービス「DX BOOSTER(ディーエックス ブースター)」のセールスを担当する、足立さんです。
▼「DX BOOSTER」サービスページ
足立さんは、なぜ、転職先を選ぶ時に「新規事業」にこだわったのか。そして、シナジーマーケティングへの入社の決め手はなんだったのでしょうか。そこには、考え抜かれた戦略がありました。
*聞き手:木戸口(経営推進部 ブランドマネジメントチーム)
▲足立さん
(企画制作部)※写真撮影時のみ、マスクを外しております。
木戸口:
足立さんの前職は広告業界だったんですよね? なぜ、異業種であるシナジーマーケティングの選考を受けようと思ったんですか?
足立さん(以下、足立):
前職では、広告代理店でバックオフィスの仕事をメインにやっていました。そのほかにもホームページ制作やOA機器を提案するソリューション営業の経験もあって。それで、経験のある営業職、今後伸びていく可能性があるIT業界、加えて、新規事業に携われる、という3つの軸で転職活動をしていたんです。その中で、エージェントさんからシナジーマーケティングを紹介していただきました。
木戸口:
中途入社で新規事業に携わる、というのはハードルが高い感じもしますが、そこは、あえてなんですかね?
足立:
僕は、逆に捉えてるんです。既存の事業やチームの場合、すでに成果を出している人がたくさんいるので、その中で目立つのってすごくむずかしいですよね。一方で、ゼロから作り上げていく新規事業はスタートラインが同じなので、評価されやすいんじゃないかと。
きちんと結果を出してチームの一員として認められるには、新規事業がベストだと思ったんです。
木戸口:
そこまで考えての「新規事業」なんですね…! すごい戦略です!
いろいろな会社の選考を受けられたと思うのですが、その中でシナジーマーケティングに入社を決めた理由についても、教えていただけますか?
足立:
言葉にするのが少し難しいのですが、選考をしているのではなく、一緒に働きたい人を真剣に探しているんだな、と感じたんです。
これまでやってきたことや結果を出したこと、(結果を出すために)どんなことをしたのか。さらに、仕事に対するモチベーションや考え方なども上手に引き出してくれる感じが、すごく心地よくて。書類ではわからない人柄を見ようとしてくれてるのかなって感じました。
その中でも、特に印象に残っているのが、「DX BOOSTER」のチームリーダーである杉山さんとの面接だったんですよね。実は僕、転職回数が多いのですが、そのことを他社の面接で「なんで辞めたの?」と何度も質問されて、だんだんと「自分は逃げたのかも…」とネガティブになってしまっていたんです。
でも、杉山さんは違って。「それは逃げじゃなくて、ちゃんと次に進もうとして転職したんだよね」「(転職したことで)こういうことができるようになったよね」という言葉をかけてくださって。転職が多いことをマイナスに捉える人が多い中で、プラスの意味を引き出そうとしてくれるのを感じて、「この人と一緒に働きたい!」と思いました。
木戸口:
入社前と入社後で、ギャップを感じていることはありますか?
足立:
すごいギャップでしたし、裏切られました。あ、もちろん、いい意味で、ですよ(笑)。フレックスタイム制度とか、有給休暇取得率◯%とかって、会社のアピールでよくありますが、蓋を開けてみると形骸化していて使われていないってよくあるじゃないですか。
でも、シナジーマーケティングはまったくそんなことはなくて、すべての制度がきちんと活用されて、機能してるんですよね。僕自身、フレックスタイムとフルリモートのおかげで、かなり柔軟に仕事ができています。
木戸口:
いいことづくしですね!
足立:
そうですね! と、今でこそ言えるのですが、入社して4ヶ月目ごろはかなり真剣に悩んでいたんですよ。
中途入社の場合、まずは関係性をつくらなくてはいけないですよね。でも、メンバー全員がフルリモートだとなかなか話すきっかけがなく...。コミュニケーションがきちんと取れないことで、自分自身でも満足のいく仕事ができてないし、思うような成果も出せていない…と焦っていたんです。
それを杉山さんに相談したところ、すぐにグループチャットで「(足立くんと)ドラゴon1(いわゆる1 on 1。名前の「龍=ドラゴン」をもじって、周りのメンバーが名付けてくれたそうです!)をやろう」と呼びかけてくれて。僕の悩みに真剣に向き合ってくれたことが、まず何よりも嬉しかったですし、1on1のおかげでみんなとも話しやすくなって、前向きに仕事ができるようになりました。
※写真撮影時のみ、マスクを外しております。
木戸口:
携わっているお仕事についても、詳しく聞かせていただけますか?
▼「DX BOOSTER」のサービス開発についてチームのみなさんにお話ししていただいた記事も、ぜひご覧ください
足立:
(デジタルマーケティングについては)ほぼリテラシーゼロの状態で入社しているので、日々、勉強しなくちゃいけないこともありますし、新規事業なので知名度もほとんどない。正直、むずかしいことばかりです。でも、たいへんだとは思っていなくて、むしろ楽しいんです。
木戸口:
むずかしいこと・たいへんなことほど、燃えるタイプとか…?
足立:
そういう面もあるかもしれません(笑)。「DX BOOSTER」はデジタルマーケティング人材の育成を支援するサービスなのですが、Web担当者が課題を認識できていないことがとても多いんです。DX推進とかデジタルマーケティングについても、ニーズや課題感はあるものの、お客様自身が具体的な課題にまで落とし込むのは、なかなかハードルが高いのかなと感じていて。
なので、まずは、課題そのもののイメージを持ってもらうことを意識してやるようにしています。たとえば、お客様のやりたいことやミッション、なりたい姿などをお聞きした上で、近しい事例を出しながら、「例えばこういう課題があるんですけど、こういうのは当てはまりますか?」と聞いてみると、イメージしやすいのかなと。このイメージを持ってもらった時点で初めて解決策を提案するのですが、これも一社一社違うので、むずかしくもあり、おもしろいところでもあるんですよね。
木戸口:
足立さん、めちゃくちゃ目がキラキラしてます(笑)。おもしろそうだと感じた一方で、「イメージを持たせる」というのは、やはりむずかしいのではと…。
足立:
そうですね。僕の場合は、前職で採用活動をやっていたときの経験が活かせている気がします。
入社してほしい学生さんがいたときに、単に自社の魅力を伝えるだけでは、なかなか選んでもらえないですよね。そこで、学生さん自身が「どんな働き方をしたいのか」「将来、なにをしたいのか」を聞いて、それに合わせて「うちだったらこういうことができるよ」とか「こういう経験を積めば、夢に近づけるね」という感じで、学生さんのなりたい姿と自社でできることのギャップを埋めていくんです。こうすれば、活躍や成長できるイメージを持ってもらえるというわけです。
木戸口:
なるほど…! 数手先まで考えて行動する...やはり戦略家ですね。
足立:
いろいろ失敗もしてきたので、自然と失敗をしないように先回りをして考えるようになったのかなあと。もうひとつ、仕事ではPDCAを回すというところも、けっこう意識しています。
たとえばテレアポをするときも、「アポの設定率が◯%だから、◯件のアポを取るために、◯件電話をしよう」というように目標設定をして、一日の終わりにはかならず未達・達成の原因を追及するようにしています。特に未達の場合は、なにが原因で断られたのか、という部分をしっかり分析して、改善策を考えて、次の日に実践してみる、という感じですね。成果を出しつつ、業務を効率化して、余った時間を他のことに使えれば、僕自身もレベルアップできるし、事業成長にも貢献できますから。
木戸口:
どんなことも先々まで考えているんですね。この流れで、将来の目標もお聞かせいただけますか?
足立:
やっぱり「DX BOOSTER」を事業として確立させるというのが、1番の目標です。
あとは、杉山さんをはじめ一緒にやっている優秀なメンバーに少しでも近づきたいなと思ってます。
とはいっても、同じことをするのではなくて、自分のカラーで勝負したいなと。いくら憧れていても、その人と同じになるのは無理ですし、むしろ違うほうが上手くはまるんじゃないかと思っていて。面接でも「一人の人間」として話してくれる、つまり「個」を大切にするシナジーマーケティングなら、自分のいいところを伸ばしていきながらチームや事業に貢献する、ということが実現できるんじゃないかと思っています。
木戸口:
いろんな「個」が組み合わされば、新しいもの、おもしろいものがどんどん生まれそうですね。このさき「DX BOOSTER」がどんなふうに進化していくのか、足立さんのお話を聞いて、ますます楽しみになってきました! 今日はありがとうございました!
(取材/編集:経営推進部 ブランドマネジメントチーム)