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ユーザーの声で生まれ変わる!自社プロダクト「SmartVisca」リニューアル開発の裏側に迫りました。

こんにちは、サンブリッジ採用広報担当です。
サンブリッジでは仕事のあり方を変え、無駄な仕事を世の中からなくすため、2つの事業を展開しています。

 1.世界トップのCRMサービスであるSalesforceのコンサルティング/導入支援
 2.Salesforeの活用を広げる自社プロダクトの提供

そのうちの1つ、自社プロダクトの主軸であるSalesforce一体型名刺管理ソリューション「Smart Visca」。2020年6月には「名刺デジタル化」のインターネット調査において1位を獲得(※1)したSmartViscaは、今年度中にバージョンアップを予定しています。今回はその裏側に迫るべく、サンブリッジのアーキテクト澤野弘幸さんにインタビューを行いました。
  ※1.日本マーケティングリサーチ機構企画「2020年6月期_ブランドのイメージ調査」参照


プロダクト本部 アーキテクト
澤野 弘幸 (Hiroyuki Sawano)

2012年6月にサンブリッジに入社。Salesforce一体型名刺管理ソリューション「SmartVisca」の Salesforce AppExchange への公開に尽力する。以降、自社プロダクト事業の開発にあたり、新規プロダクトのリリース、バージョンアップに務める。


ーーまずは澤野さんの現在の業務内容を教えてください。

サンブリッジのプロダクト本部に所属し、主力の自社プロダクトである「SmartVisca」の開発を担っており、アーキテクト/プログラマーを主な業務としています。

ーー澤野さんはプロダクト本部の中でも特に社歴の長いメンバーだと聞いています。ぜひサンブリッジに入社するまでの経緯を教えてください。

前職でエンジニアとしてSalesforceに関連する仕事をしていたため、サンブリッジのことは知っていました。セールスフォース・ドットコムの展示会に参加した際、出店していたサンブリッジ社員がお揃いのTシャツを着ていたことから、自由で楽しそうな会社だと感じ、興味を持ちました。その後、サンブリッジに業務委託として関わり始め、正社員として2012年に入社しました。
入社前のイメージ通り、良い意味で仕事とプライベートの垣根なく、メンバーの裁量に任せられていることも多いため、働きやすさを感じています。

ーー10年弱、SmartViscaを見続けてきた澤野さんから、改めて「SmartVisca」の説明をお願いします。

SmartViscaは、名刺をスキャナーやスマートフォンで読み取るだけで、高速かつ正確にデジタル化するSalesforce一体型名刺管理ソリューションです。

2018年には、最も売れたAppExchangeアプリのランキングで中小企業部門と大企業部門でそれぞれ第2位と第1位を獲得しました。他名刺管理ツールと異なる点は、Salesforce Platform上で構築されていることです。Salesforceを活用する上で、不可欠な顧客データベースを整備するための機能が全て備わっています。そのため、外出先や在宅勤務でも手軽に正確な顧客データを用いて、営業やマーケティングをはじめあらゆる企業活動に活用できます。個人的に、昔からネットワーク上で情報を収集検索できるサービスに関心があったので、ネットワークで人の情報が集積される面白さをSmartViscaに見出しています。

▼SmartVisca詳細はこちらから

SmartVisca(スマートビスカ)|名刺管理から生まれたSalesforceの顧客データ登録・活用ソリューション
名刺管理やデジタル名刺、クラウド連絡帳など、Salesforceに不可欠な顧客登録・更新・共有をワンストップで簡単に実現する「SmartVisca(スマートビスカ)」の公式サイトです。
https://www.sunbridge.com/smartvisca/


ーー2021年冬のタイミングで、SmartViscaをバージョンアップするに至った理由を教えてください。

コロナ禍前には新しいプロダクトの開発を検討しており、既存のSmartViscaのバージョンアップの予定はありませんでした。しかし、コロナ禍で対面での名刺交換をする機会が減ったことから、それに代わるような、オンライン上で名刺交換が完了できるツールの開発を検討し始めました。そこで、既存製品のSmartViscaにその機能を持たせることに決めたのです。私含めチームメンバーはSmartViscaそのものに愛着があるので、嬉しい意思決定でした。

ーー今回のバージョンアップで、これまでのSmartViscaと何が変わるのでしょうか?

単なる名刺情報を管理するツールから、より詳細なプロフィール情報を管理できるツールに変わります。例えば、対面の打ち合わせ時に渡していた名刺上の情報や、アイスブレイクで使われていたような自己紹介の内容等を「プロフィール情報」としてオンライン上で相手に提示することが可能になります。
また、社外の人だけでなく、自分自身や社内の人のプロフィールも登録可能にすることで、人と人との繋がりがビジネスシーンで活用されることを目指しています。例えば、取引先との(オンライン上の)コミュニケーション履歴を残していくことで、コンタクトをとりたい人がいた場合、その人とすでに面識がある人が社内にいるのか、それが誰なのか、を調べることもできます。
このように、より詳細な情報を活用できるツールを目指し、今までは「名刺」と読んでいたものを「プロフィール」と呼び名を変えて、開発を進めています。



ーー開発を進める上で、困難なことを教えてください。

最初のリリースから10年ほど経過して相当の数のお客様にインストールされて使われています。製品仕様にもその時々の要件があって取り入れています。そういった仕様の経緯を新しく参加されたメンバーにも漏れなく継承していくことには腐心しています。幸い、Github、JIRA、CircleCIなど、継続的な開発を支援するツールが利用できるようになって、それらのことも自動化されて容易になってきています。

ーー開発を進める上で、大切にしていることがあれば教えてください。

顧客視点に立った開発を大切にしています。プロダクト本部の統括である矢野は特に顧客意識が強く、ユーザーヒアリングの結果をもとにSmartViscaのあり方について、フロントメンバーだけでなく開発メンバーも含め議論する機会が多くあります。
私はサンブリッジに入社するまでパッケージ開発の経験がほとんどで、エンドユーザーの声を直接聞く機会があまりありませんでした。だからこそ、ユーザーの声が聞ける今、お客様の要望をどのようにプロダクトにフィードバックしていくかを、一層大切にしながら開発を進めています。
今回のバージョンアップの内容も、SmartViscaのユーザーヒアリングをした結果、要件として項目に上がってきたものをベースにしています。
例えば、名刺を取り込んだ後すぐにデジタル化して欲しいという要望がユーザーからありました。これまでは名刺をOCR(※2)で取り込んだ後、役職や部署名に誤りがないか、人が目視で確認してからデジタル化する必要があり、長い時には約1日かかっていました。今回のバージョンアップで精度が高いOCRを入れたことで、人の目視確認が不要となり、OCRにかけた直後にデジタル化することが可能になりました。また、OCRだけの納品をオプションとしたこともユーザーの声がきっかけです。
一方でお客様の要望を言葉通りに受け取ったり、拡大解釈したりしないように気をつけています。「お客様は何を本当に求めているのか、それは何故なのか。」言葉を咀嚼し、その裏にある「なぜ」を考えることで、顧客の本質的な課題解決を目指しています。
  ※2.Optical Character Recognition 
    活字、手書きテキストの画像を文字コードの列に変換するソフトウェアのこと

ーー最後にバージョンアップしたSmartViscaリリースに向けての意気込みをお願いします!

「名刺管理」ではなく「プロフィール管理」ツールとして活用いただくために、SFA(Sales Force Automation)との連携を強化しています。この機能は多くのお客様に利用いただけると考えられるので、既存のお客様だけでなく、ターゲットユーザーを広げていきたいと思っています。新しい類似製品を提供するベンダーも台頭してきている中で、今回のバージョンアップによってニューノーマル時代に適応したプロダクトとして新規・既存のユーザ様にも共感・評価いただけるものと確信しています。

▼プロダクト本部統括リーダー矢野の記事はこちらから

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