こんにちは!株式会社ニットが運営するオンラインアウトソーシングサービス「HELP YOU」のスタッフとして働く福丸です。
皆さんは、職場で素晴らしい仕事をする人に出会った時、称賛の気持ちを本人に伝えますか?
「これだけ優れた成果を出しているのだから、本人も自覚しているだろう」「多くの人たちに褒められているだろうから、自分が伝えるまでもないだろう」。そんなふうに、ついつい胸の内にしまい込みがちな称賛の言葉。それ、案外誰も伝えていなかったりします……。
今回は、そんな称賛や感謝を仲間に伝える、HELP YOU独自の施策「グッドポイント」制度をご紹介します!
<目次> ①あぁもったいない、届かないこの気持ち ②これなら伝えられる。もらってうれしいグッドポイント ③称賛を通して自分を知り、メンバーを知る ④感謝の気持ちをポイントにのせて ⑤相手の顔が見えないからこそ
あぁもったいない、届かないこの気持ち 以前勤めていた会社での出来事です。参加した社内研修で講師のプレゼンが素晴らしく、とても充実した時間を過ごせたため、研修の後にその旨と感謝を伝えるメールを送ったことがあります。社員数の多い会社だったので、互いに知らない者同士でした。
すると、「こんなふうに直接感想をもらえたのは初めてだ」「受講者がどう思っているか分からず不安だったので、伝えてもらえたことがとてもうれしい」と、逆に感激されてしまったのです。
とても素晴らしい研修でしたから、あの場にいた誰もが感銘を受けたのは間違いありません。受講者の間でも「分かりやすい研修だった」と評判になっていました。
それにもかかわらず、その感想を「直接」、「本人に」伝える人は意外と少ないのだということを、その時知りました。多くの人が「素晴らしい」と感じていても、その思いは案外本人に届いていません。
たしかに、「突然こんなメールを送ったら、怪しいヤツだと思われるだろうか……」と、私にも若干のためらいがありました。見知らぬ相手にわざわざ感想を伝えに行くのは、少しばかり勇気が要ることです。
伝えたいけれど伝わっていない称賛や感謝が、きっと社内にはゴロゴロと転がっているのだろう。そう感じさせる出来事でした。だけどそれって、ちょっともったいないですよね……。
これなら伝えられる。もらってうれしいグッドポイント
HELP YOUには、そんな思いをすくい上げる制度があります。
例えば、メンバーの素晴らしい仕事を目にした時、フォローに助けられた時、新しいスキルを伝授してもらった時……。HELP YOUメンバーはその相手に対し、「グッドポイント」と呼ばれるものを投票できます。
投票方法は至ってシンプル。投票フォームに対象者の名前と投票の理由を記入すると、この内容が本人に伝えられる仕組みです。この方法なら、それまで話したことのない相手であっても、メールを送るよりハードルが低いですよね(笑)。
また、投票者が希望すれば、メンバー全員が見られるチャットグループに、その内容が公開されます。
そういえば私が小学生だった時、クラスメートに感謝の気持ちを伝えるカードが教室の隅に置いてありました。「山田くんがアサガオの花に水をやっていた」とか、「田中さんがなくした消しゴムを見つけてくれた」とか、その日目にしたクラスメートのちょっと素敵な一面を用紙に記入し専用の箱に投入すると、帰りの会で担任の先生がそれを読み上げてくれるというものです。
「今日は私の名前も呼ばれるかな」とソワソワした、教室でのあの日の光景が思い出されてちょっと懐かしい気持ちにもなるこの制度。大人になっても、誰かに褒めてもらえるというのはなかなかうれしいものです。
しかも、HELP YOUで働く我らには、このポイントが報酬に加算されるというご褒美も付いて来るのですよ(うふふ)!また、各メンバーが獲得したポイント数やコメントはディレクターに公開され、業務のアサインにも役立てられています。
ちなみにこのグッドポイント、これまでは期ごとに投票できるポイント数が、ディレクター・スタッフそれぞれに定められていました。しかし、「もっと多くの人に称賛を届けたい!」というメンバーの声を受け、2022年4月からは全ポジションで数に制限なく投票できるルールに変更されています。
称賛を通して自分を知り、メンバーを知る それでは内申点を稼ぐがごとく、メンバー皆が必死で善行を重ねているのかといえば、そういう様子でもありません。
私も、有難いことに、今まで何度か投票してもらえたことがありますが、「そんなところを見ていてくれたんだ」と驚きと感動を覚えるコメントがほとんどでした。評価いただいたのは無意識の行為ばかりでしたが、それを言語化し伝えてもらえたことで、「こういうことで人の役に立つことができるのか」と気づくきっかけになりました。
また、自分の良さは案外自分には分からないものですが、他人の目を通して長所や強みを知れることが、自己肯定感にもつながっています。
そして、自分に対する投票だけでなく、他の人たちへの投票コメントを通して仲間の活躍を知ることができるのもうれしいところ。「あの人ってそういう特技もあったのか!」「あの人の仕事のクオリティの高さ、同感!」といった調子で、私もいつも楽しみに読んでいます。
感謝の気持ちをポイントにのせて グッドポイントは、送られる側だけではなく、送る側にとってもうれしいポイントではないかと思います。なぜなら、ポイントを投じることで、相手に感謝の気持ちを表明できるからです。
前述の通り、グッドポイントは報酬にも反映されます。つまり、投票すれば、相手の報酬アップに貢献できる実利的なポイントでもあるのです。
私も、メンバーに助けられた時や、何か新しい知識やスキルを与えてもらった時には、必ずグッドポイントを投じています。というのも、相手は自分のためにリソースを割いてくれているわけで、ここに現実的な利益となるものをお返ししたいからです。
直接私がお礼を支払うわけではありませんが、会社が代わって報酬を上乗せしてくれる、有難いシステムだと思います。
そうそう、グッドポイントといえば、印象深いこんな出来事もありました。
HELP YOUでは、年末に開催する社内イベントで、一年で最も多くグッドポイントを獲得したメンバーが表彰されます。表彰されるメンバーの活躍が素晴らしいのは言うまでもありませんが、私にはもう一つ素敵だと感じられることがありました。その年の持ちポイントを全て使い切り、最も多くの票を投じたディレクターにも、サプライズで特別賞が与えられたのです。
メンバーの良いところを評価し、報酬アップにつなげるアクションを取り続けた彼女のこの行動は、投票されるメンバーの活躍と同様に価値のあることです。また、これを表彰しようという会社の計らいも粋だと感じました。
相手の顔が見えないからこそ 全員がリモートで働くHELP YOUでは、隣に同僚が座っている環境とは異なり、相手の反応を直に見ることができません。それゆえ、日々の仕事や成果物に対して「これで良いのかな?」と心配になりやすい状況だともいえます。人は「無反応」に不安を感じるものです。
だからこそ、誰かの素晴らしい仕事に心動かされた時には、その気持ちを直に伝え合うことが大きな意味を持ちます。称賛や感謝が飛び交う職場というのは、それだけで気分の良いものです。
また、フィードバックを行う人の元には、同じように必ずフィードバックが戻ってきます。これは結果的に、自己の自信やスキルアップにもつながることでしょう。
あなたも、HELP YOUにジョインした際には、メンバーの素敵なところを見つけ、グッドポイントを投票してみてくださいね。
現在HELP YOUでは、以下の職種でメンバーを積極採用中です。「こんな職場で働きたい!」と思ってくださった方は、是非ご応募ください。