こんにちは。
マーケティングを担当している森です。
ニットに入って1年余り。
リモートワーク可、出社義務なし、場所も自由という働き方について、興味をもってくれる人も多いので、この1年、ニットでどんなふうに働き、何をして、何を考えていたか、少しお話したいと思います。
後半の、「未来像」や「5年後どうなっていたいか」の部分は、ニットに入ってから初めて考えてみたことなので、ニットでの働き方を通して、こんな考え方をするようになったという心境の変化が特に表れているかもしれません。
この1年で得たこと、成長を感じること
この1年でおこなったこと、おこなっていることをざっくり説明します。
HELP YOUに関わるマーケティングを担当していて、
具体的には、
・自社サイトを使いやすく、見やすくする
・広告運用(リスティング、ディスプレイ、Facebook、記事広告)
・オウンドメディアの運営
・アウトバウンド施策(DM、架電、チラシ)
・外部の協力者集め(Saleshub、Kasookuなど)
・プレスリリースの作成・配信
・各種ツールを使った分析
・セミナー企画
など、
すべてはHELP YOUを使いたいというお問い合わせを獲得するための動きをしています。
BtoBサービス(対企業)ということもあり、いかに企業で働く人に知ってもらえるか、使いたいと思ってもらえるかといったことを考え続ける日々です。
去年の4月にニットにジョインした時、マーケティング業務は未経験でした。そのため、どんな手法があるのか、どんな決まりがあるのかというお作法を学ぶことが多かったように思います。
次第に知識が身についてきて、実際にやってみた結果という実績を積むことで、施策ごとのつながりを意識できるようになったのが、この1年で広がった部分かなと思います。
当たり前のことですが、ウェブ上で情報発信をしていく中で毎回感じるのは、情報が溢れている今日の生活において、届けたいものは簡単に届かないなーということです。
自分が伝えたいことは、多くの(それもかなり)人にとっては、全く関心のないことだということを、数字という現実で突きつけられます 笑。
単発で、広告を出しました、チラシを作りました、
だけで人の行動に影響・変化を与えられない、それどころか見てくれさえしない。
ちょうどいいタイミングで接触して、そのまま行動に移すように促すか、
何回も何回も情報を接触させて脳内のシェアを大きくしてから行動に結びつけるか。
このことを意識して、コンテンツごとの役割を区別することが重要だと感じています。
たとえばオウンドメディアの記事でいうと
検索回数が多いが商品には関係が薄い、一般的なワードを狙う記事は、
比較的多くの人の目に触れてもそこから直接、商品の問い合わせには結びつきにくい。
ならば、その記事を見た人を追いかけて、広告を配信する。
問い合わせにつながる可能性の高い、商品に関係するキーワードで検索してきた人には、問い合わせをする際に必要な、より具体的な情報のコンテンツを用意する。
など、施策の役割を認識しておくことで、
目的に沿った施策になっているのか、
その施策は目標に対して、ちゃんと寄与するのか
がわかるようになると思います。
役割が違うので、効果の出るスピードやコンテンツの内容も異なる。
おこなっている業務が多岐にわたるので、分けていないと自分でも混乱してきて、どっちつかずのコンテンツになってしまうのが、一番イケてないと痛感しています。
そう感じられるようになったことも、ひとつの成長だと思います。
仕事のどんな部分に面白さ、やりがいを感じているか
ウェブマーケティングのすぐに数字で返ってくるところと、自分が与える会社へのインパクトの大きさに、面白さとやりがいを感じています。
いい意味でも悪い意味でも、結果がすぐに出るのがウェブマーケティング。
なので、未知のことでも試して、修正、うまく行かなかったら、やめるの判断が早くできるのがひとつの特徴だと思います。
特に1年目の後半に意識したのは、やめる判断です。
他社の類似施策の平均や、他の施策の効果を見て、判断の基準を設定する。
いつまでにどこに達していなかったら、やめるという判断基準をもつことを意識しました。
効果が出ているところに費用や時間をかけて、最大限の成果を出せるか、
その見極めが楽しくもあり、難しいので、やりがいを感じられるところです。
仕事に対する姿勢
自己研鑽、スキルアップについて
業務上必要な知識は、都度ネットで情報収集、
あとはマーケ領域に携わっている同世代、先輩方に聞きにいっています。
人から直接聞くことは、生きた情報を得る貴重な機会なので、定期的にその機会を作るように意識しています。
あとルーチンとして、毎週土日のどちらかに本を読んでいます。
マーケティング関連の本を読むこともあれば、ベストセラー本、自己啓発本など、あえてジャンルを絞らずに、面白そうだと思った本を読むようにしています。
同じジャンルのものばかり読んでいると飽きるのと、多面的に物事を見る視点をもっているほうが、人として深い人になるかなと 笑(この考えが浅いかもしれませんが)。
想い描いている未来像
ニットのビジョン「未来を自分で選択できる社会をつくる」、それはどんな社会だと思うか
働く場所、働く時間、そして自分の仕事に対する対価
この3つを、自分の都合やできることに合わせて、調整できる社会だと思います。
・場所や時間に縛られたほうがリズムができて、働きやすい。
・働く時間を短くして、給料は低いかもしれないけど世界中を転々として働ける柔軟さが欲しい。
・子どもがいるから一つのところにいたい。お金もいるから長時間働きたい。
その人自身がその時に置かれている状況で、優先すべきものに合わせて、働き方を選択できる社会をつくることができれば、理想だなと思います。
働く場所によって決まる住む場所
始業時間や終業時間に合わせた予定の組み方
のように
今はどうしても、仕事を中心に回っていることが多いように思います。
10年後(5年後)はどうなっていたいか
5年後までにどういう生き方、働き方をしていたいかというと、
自分が面白いと思った仕事に出合ったとき、関われるよう、フットワークが軽い人でありたいと思います。
そのためには、時間や場所に縛られない働き方はもちろん、求められていることに対して、結果を出せる実力も必要になってきます。
5年以内には、この分野なら、力になれる! と自信をもって言えるようになっていたいなと思っています。
そうなれば、自分が住みたいと思っている関西に住みながら、情報やチャンスが多い東京にも関わりをもつという、デュアルライフ(2拠点生活)が送れるのではないかと思います。
関西に住みたいから、東京での生活を諦めるといったように、
「片方のためにもう一方を諦めるということは、当たり前」という考え方を打破できるオトナがかっこいいと思うので、そんなオトナを目指しています。
まとめ
ニットに入って、働き方が変わったことで、
仕事もしつつ、仕事以外で自分のしたいことをするという選択肢が増えたと思います。
どんな1年だったかを一言で言うと、、
「前提を少し変えることで、選択肢は広がる」ということを、実感できた1年でした。