こんにちは。2018年4月より株式会社ニットに参画しました。
森勝宣です。これでかつよしと読みます。
僕は高校生まで兵庫県、大学入学のタイミングで東京に来た、典型的な上京組です。
今回は初投稿ということで自己紹介をさせていただきます。
レールから外れたくて東京に
高校は兵庫の甲陽学院という学校に通っていました。進学校だったので、京都大学をはじめ、国立大学や医学部に行くという人が大半で、学年200人中だいたい120番くらいまでにいれば、京都大学に行けるくらい優秀な人が集まっていました。
そんな中、当然のように京都大学に行く流れに、このまま何も考えず、進学先を決めてしまっていいのかなという思いが強くなり、あえて大勢と違う道である、東京の大学を目指しました。
東京といえば、東京大学しか考えになかったことは当時の環境にどっぷりと浸かっていたなと今なら思います。笑
結局は、浪人しても東大には受からず、早稲田大学に入学し、僕の東京ライフが始まりました。
自分でなんとかしなきゃ生きていけない環境
東京での一人暮らしは自由すぎて、なにかしなきゃという一種の強迫観念みたいなものが強いなと今も思っています。大学時代には居酒屋、クレープ屋さん、カラオケ、バー、バイク配達とバイトもいろいろし、サークルも最初は3つくらい入っていました。ベンチャー企業で長期インターンもしていました。とにかくヒマを作りたくなかったんですね。
海外旅行にも長期休暇のたびに出かけ、ヨーロッパを2ヶ月かけて12か国周遊していた時期もあります。これまでで20か国くらいは行ってます。
チェコにて仲良くなったドイツ人のDanielとEddyと。髪の色が若い
おかげで東京に来た意味はあったかなと思えるほど、日々新しいことを経験できたかなと思います。
色々な経験をすることで自分がなにをしている時が楽しいと思えるか、どういう時はモチベーションが上がらないかといったことがわかったのは、東京に来てよかったと思えることの一つです。
僕の場合は主導的に動いたことの結果が、数字や人の反応などですぐに返ってくることに楽しさを感じます。デジタルな世界でいうと施策を打ってCV率が増えたとか、閲覧数が増えたとか。アナログだと、バーで知らない人同士と話してるうちにその場のみんなで仲良くなるとか。
逆にモチベーションが続かないのは、特に次につながるわけでもなく、ずっと同じことをやっていることです。コツコツやるのが嫌というわけではなく、その先になにがあるかが見えないと頑張ろうと思えないのです。
ベンチャーを選んだ選択は正しかった
ニットに入る前はITベンチャーで勤務していました。
インターンしていた会社もベンチャーで、そのスピード感や任される範囲の広さ、自由さなどから就活期はベンチャーしか受けてませんでした。
一社目では営業が主でしたが、ベンチャーらしく?、システム運用や、カスタマーサクセス、海外企業対応、カンファレンスブースの企画、新卒採用、大手代理店との新サービス開発など、2年間のうちに幅広く経験させてもらいました。個人の成長を後押ししてくれる社風とオンオフ問わず元気で、すぐに相談できる人たちが集まっていたのは、本当に恵まれた環境であったと思います。
よく遊ぶインターン時代の同期はリクルートやYahoo!、NTT、シグマクシス、ベネッセなど名だたる企業で勤務しているので、少し憧れもありつつ、自分の選択は間違っていないと自信をもって言えます。仕事への主体性、やれることの広さ、そして楽しさは周りに引けをとらないですね。
ニットへの入社理由
そんな僕がニットへの入社を決めたのは主に2つ理由があります。
・マーケティングをもっとやってみたい
・「働き方」というライフスタイルにかかわる領域に関わっている
1つ目の理由はインターン時代に関わっていたマーケティングをもっとやってみたいと思っていたことです。唯一、前職で取り組んでいなかったのがウェブマーケティングだったので、いつかやりたいというのは頭の片隅にありました。そんな中、縁あってニットを知り、マーケティング担当を募集している、未経験でもOKというのを知りました。
もし30歳になったときに未経験職だと、受け入れてくれる環境はそんなにないと思い、今しかないなと思いました。
2つ目はニットのビジョンである、「未来を自分で選択できる社会をつくる」に惹かれたことです。ニットでは自分が最大限パフォーマンスを出す環境で働いてほしいということで、時間や場所にとらわれず働くことができます。オフィスに出社すること自体、自由です。中には、海外や遠隔地で働いている社員もいます。勤務時間も、業務に影響しない範囲で、自由なので、例えば用事を済ませて昼から働き始めること、友人と18時から飲んで、23時からまた仕事に戻るなど、仕事のスケジュールは自分次第です。これは個人的にとても合理的だなと思っていて、
「やることはないけど、定時まであと30分あるから、とりあえず会社にいる」といった誰も得をしない状況が起こりえません。
事業内容も企業に勤める人が本業に集中できるようにする、生産性を上げることを目指しているので働き方が問われている今の日本で必要な事業であるなと感じました。
一方で地方に住んでいる人、好きなことをするために時間を有効活用したい人、子育てでフルタイムで働けない人に、収入源としてひとつの選択肢を提供できるというのもいいなと思いました。
自分が地方出身なので、地元に仕事がない人たちが遠くまで勤務する、低賃金で長時間働くといった人がいることも実感としてわかります。
ネットが発達した現代だからこそ、自分の好きな場所で働ける社会を実現できたらいいなと個人的に思っているので、そんな機会を作れる可能性がある、ニットの事業にすごく共感できました。
実際にニットで働いてみて
今僕はニットで対企業のマーケティング全般を任せてもらっています。サービスサイトの改善、ブログの編集長、広告管理など、まだまだ学びながら、教えてもらいながらですが、よりサービスを世の中に浸透させていくために活動しています。日々、時間が足りないと思うくらい、吸収すること、考えることが多くて、次々と知らなかったことにぶち当たります。でも自分がやらないと進まないという環境は自分にとって、頑張るモチベーションになるので、毎日刺激されまくりです。
働く環境もかなり自由度が高いです。最近は気候がいいので、外で仕事したいなとなり、社員が集まって、2週連続で日の当たる場所で仕事をしました。
原宿の貸しスペースにて
品川のアウトドアワーキングスペースにて
今はペースをつかむために、オフィスのある大崎に通っていますが、ラッシュを避けて通勤できるので、前職で自転車通勤をしていた時と同様、ストレスフリーです。(実は大学時代も徒歩通学だったので、初めて東京で定期券買いました。)
リモートで働ける環境があるので、今後旅行先からや、海外に滞在しながら働くといったことにも挑戦したいなと思っています。ゆくゆくはなじみのある神戸の海辺に住みたいと思っているので、そのための条件がひとつそろったところですね。笑
読んでいただいた方に
ニットのように完全リモートワーク可能という企業はまだまだ少ない印象です。
人生100年時代や、働き方改革というワードをよく聞くように、時代が移りつつある中で、今までの企業のあり方が必ずしも正しいとは言えない世の中になっていると思います。
これまではオンライン上で仕事を見ず知らずの人に依頼することなんて考えらえなかったのに、今では多くの企業が取り入れていて、一方で個人が会社に依存することなく、個人のスキルを売ることができる時代です。
生き方の選択肢がこんなにも多い今、わざわざ遠くから通勤する、決められた時間の中で働くといったことをしなくてもいいのでは?と思ったことはないでしょうか。
リモートワークとなると、自分でしっかり管理ができないとなかなか集中して仕事に取り組める環境を作るのが難しいと思います。
ただそれができる人であれば、時間で管理されることがなく、一番集中できる時間を選んで仕事をすることができ、とても効率的で、生産性の高い働き方を実現できると個人的に思っています。
ニットでは時間の使い方、効率性を意識することが求められます。長く働くことが評価されるのではなく、成果で評価される環境は、いかに最適な一手を打つかが重要になってくるので、物事の本質を見抜く力、行動に移すまでのスピード、振り返りを踏まえて修正する力を求めている人にはうってつけの環境だと思います。
一人でも多く、自分に合った働き方ができる仕事に出会えることを願っています!