実は、2年になります。
その間、スタッフの説得から、日常の診療の中にシステムをしっかりと根ざす事をしていただいた青井良太先生のお話しを皆様にお届け致します。
『まあ、最初はみんな、「面倒くさい」って、システムに近づきもせいへんかったけど、今は、なかったら、逆に無茶めんどくさなる。』まだ、12月にもならないのに、急に寒さが厳しくなってきた日のお昼休みにお伺いして来ました。「無茶苦茶、真面目に使てるよ。うちも前に比べたら、えらいペーパーレス化が進んでるよ。」と両手を丹念に石鹸で洗い流しながら、話し始めてくれました。
『正直言うて、契約した時は、あんまり思えへんかったけど、この2年間みてきて、「よう頑張ってるな」って正直に思うわ。』いきなりの青井節。青井先生って、何故か、私には魅力いっぱいで、会うだけで嬉しくなる先生の一人なのです。『うちは患者さんにメールは出してないんや、全部、電話。その方が患者さんの気持ちが良うなると思うから、、、電話での対応の方が、患者さんに対するホスピタリティが高なるやろ?』 『それでも、やっぱり、電話に出られへん患者さんもいてはる。途中で来うへんようになる患者もいてる。自費の説明した途端に、無断でキャンセルする患者さんもいてる。いろんな患者さんがいてはる。』『本音言うたら、うちへ来たいと思ってくれる患者さんだけが来てくれたらええっていいたいけど、そんなこと言うて、金がなかったら、それもそれで話しにならへん。』『Apotoolは、ええシステムやな。そんな患者さんの記録を取っていける。この患者さん、前、いつ来た?今度、いつ来はのん?とか、全部、記録するようしてる。』
『他の歯医者もそうやけど、僕もキャンセルは気になる。ちゃんと準備して待ってるから、余計に気になる。どっか他の歯医者に行ったんかなって気になる時もある。自費の説明のタイミングを間違えたかなって、、、、。勿論、患者の方に問題があるときの方が多いけど、、やっぱり、こっちに問題はなっかたん?って考えさせてくれる。そんな感じかな、Apotoolって。毎日、絶対見てて、あんまり口に出したない事で、気になる事が確認できる。』
「こんにちわ」明るく笑いかけながら近づいて来てくれたのは、衛生士の塚田さんでした。ご契約頂いた時は、最大の反対勢力??だったような気がする塚田さんですが、、
今は、結構、Apotoolの事、気に入ってくれています。『毎日、触っています。本当に、導入時は「めんどくさい」っと思ってましたし、紙のアポ帳で十分じゃない?って言ってもいましたが、院長がどうしても、予約システムを入れるんやって、、なので、渋々はじめましたが、、今では、本当に便利ですし、ありがたいって思っています。』と言いながら、「あっ、そうそう。これ」って出されたメモ。そこには、連絡・連絡者の機能に関する要望が書かれてありました。塚田さんが、こんなメモを書いてくれる様になるなんて、、、嬉しいです。
その塚田さん、『うちの医院では、キャンセルされた患者さんに電話をかけているのですが、それが、毎回つながればややこしくないのですが、しかも、ちゃんと理由があってのキャンセルだったり、訳の分からない言い訳だったりと、、結構、記録しておかないといけないことが多いんですよね。前までは、受付は専任の人がいたのですが、今は、私ともう一人の衛生士でやってるので、特にApotoolのありがたさがわかるようになったのですが、同時に、もうちょっと、「患者さんに連絡しないといけないこと」が整理できる機能があると、本当に助かるなあ。』勉強させて頂きました。
青井先生と塚田さんの話しを聞いていると、やはり患者さんへの気配りが細やかです。お二人が話された事で印象に残ったのが、「みんな新患、新患って言うけど、そんなん、底に穴があいてたら、なんにもならへん」「自分が見た患者さんが、院に来られへんようになったら、友達のDr.に訪問もさせる。そこまで患者さんの先を考えてやっていかな、あかんって。俺らは臨床家やから」と明るく笑いながら話してくれました。『「患者さんの来院の行動を記録してるからこそ、見えるものがあるねん」これって、ほんまに大切やね。』