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次世代のCSは、「新規事業を生み出す支援ができるスキル」がキーワード!ストックマークだからできるスキルアップとは?–Anews事業統括・原部智哉

今回は、Anews事業統括の原部に、ストックマークのカスタマーサクセスの魅力とやりがいについて聞きました。

プロフィール

原部 智哉(はらべ ともや):東京工業大学大学院を卒業後、新日鉄住金ソリューションズに入社。大規模案件の会計システム開発に携わり、要件定義から保守運用までを一貫して行う。2017年よりストックマークにジョイン。趣味はバスケで、B.LEAGUE(Bリーグ・プロバスケットボールチーム)を運営するのが夢。

実現したいビジョン

我々のMissionは、「価値創造の仕組みを再発明し、人類を前進させる」を掲げ、その中でAnews/Astrategyで実現したい世界観は「お客様の企業で新しい事業や顧客価値を継続的に生み出せる状態」を創ることです。

原部、個人としても、企業のあるべき姿は顧客価値を提供し続けることであり、その手段として新規事業や漸進的なイノベーションが必要不可欠であると考えています。

事業創出のプロセスは、「アイディエーション→市場調査→企画→事業計画→開発・事業推進→収益化」の流れで進められることが一般的ですが、テクノロジーの発展や市場・顧客ニーズの多様化により、情報の海に溺れてしまい、アイディアや企画を考える範囲が明確に定められず、なかなか新規事業や企画を進められない実態があります。

ストックマークのカスタマーサクセスでは、まずその入り口として外部情報(ニュース)を用いて業務の意思決定を行う習慣を個人ではなく、お客様の組織内に根付かせることに注力しています。

ストックマークのプロダクトとサクセス活動を通じて、これまで個人で閉じていた情報収集が、チームに気づきを共有することで始めて組織として外部情報の資源化が行われるようになっていきます。
これまでは個人の気づきで留まっていたものがチームで共有されるようになることで、他のメンバーにも新たな気づきに繋がり、組織として共通のテーマや社会課題に向き合う習慣が生まれ、お客様組織内でも新たな顧客価値創出に向けた動きが活発化していきます。

ストックマークのカスタマーサクセスは、そういった新しい顧客価値を生み出すミッションを持ったお客様と相対し伴走しながら、導入頂いた部署の皆様の変化と進化をきっかけに、お客様企業全体にムーブメントを浸透・創り出していける組織を目指しています。

多様なバックグラウンドのCSメンバー

カスタマーサクセスチームはVIPチームとTech/Opsチームの2つに分かれています。
今回は社内で「VIPチーム」と呼んでいるハイタッチのカスタマーサクセスをメインで紹介します。戦略的重要顧客を担当するVIPチームは1人10社前後のお客様を担当し、導入部署の役職者の方や推進担当の方に対して、ストックマークのメンバー一人ひとりが自律的かつ裁量を持ってお客様への活用支援や提案を進めています。

カスタマーサクセスを行っているメンバーには共通した経験があるわけではなく、多様なバックグラウンドのメンバーがお互いの強みを活かしながらよい刺激を与え合い業務を行っております。例えば、金融系の企業でエンタープライズ営業を経験してきた人やSQLをかける元プリセールスエンジニアなど、様々です。

ちなみに私自身も、前職は大手SIerのSEとして、要件定義〜保守・運用までの基幹システムを刷新するプロジェクトなどを行っていました。

バックグラウンドが異なるが故に、各個人の経験やスキルから学ぶことも多く、互いの強みを尊重し、弱みを補うチームになっていると感じています。
お客様を理解するための踏み込みが強いメンバー、よりデータドリブンな仕組み構築に長けたメンバー、お客様に踏み込む中でもキーマンに対して何を抑えて案件を進めるとよいかという知恵をもったメンバーなどお互いのノウハウを共有し合うことで、お客様に対する提供価値を高めています。

更に進化する顧客志向

まずはお客様理解

私も前職で、お客様ベースで考えることを嫌というほど叩き込まれ、その重要さと面白さを学びました。
一方で、それを毎回企業毎、PJ毎に提供するのではなく、AIというテクノロジーを使ってより多くの企業に提供・貢献できないかという想いがあり、ストックマークにジョインしています。

これまでカスタマーサクセスやセールスを経験している方はもちろん一定の顧客志向をお持ちだと思います。しかし、ストックマークに活躍している仲間たちはこれまでの経験を活かしながらも、自身の顧客志向をさらに深化させています。
相対する推進者の方からの要望にお応えするだけでなく、お客様の自社内におけるミッションや役割、組織の課題、さらにその先にいるお客様に提供されている価値は何かにまで興味を持ち、深いお客様理解に努めています。

ときには、目の前お客様に寄り添いすぎないことも必要

一方、深いお客様理解をした上で、寄り添いすぎないという考え方も重要です。例えば、目の前の推進者の方に寄り添いすぎると推進者の方の課題解決に閉じてしまい、お客様も気づいていない課題を見逃す可能性があります。エンタープライズのお客様相手だからこそ、目の前の推進者の方から出た発言や行動が本当にお客様が目指すべき姿に合致しているのかを問いかけています。
もしそこに?(はてなマーク)が浮かぶのであれば、その方の所属する組織・企業全体・さらには業界全体の流れも鑑みながら、お客様よりも一つ、二つ俯瞰した視点からも本質的にお客様に必要なことを、「こうあるべき、こうしましょう!、これをやってみませんか?」と提案したりもしています。

上記のように徹底的にお客様に伴走した結果、推進担当者の方がお客様社内で評価され、表彰されたというとても有り難い事例もでてきています。

カスタマーサクセス業務で得られるスキルと経験

ストックマークにおけるカスタマーサクセスの業務は「イノベーションに関わるお客様とともに新規事業をつくるプロセスを伴走すること」です。これ自体が他ではなかなか、経験できない希少なものだと感じています。
この経験の中で身に付くスキルが2つあります。

①アイディエーションのコンサルティングスキル

1つ目は新規事業を生み出すためのアイディエーションのコンサルティングスキルです。日々どのようにニュースを捉え、その情報とお客様のコア技術をどのように活用していくと新しいアイデアが生まれるのか、新しいアイデアを生み出していくプロセスを組織にインストールすることができるようになります。

②情報流通のコンサルティングスキル

2つ目は情報流通のコンサルティングスキルです。個人の気づきを組織に還流させ、組織の共有知に昇華していくプロセスはなかなか体系化が難しく、属人化してしまいがちです。そこに対してストックマークのお客様へのサクセス実績を基に、組織へのコンサルティングや情報流通の支援ができるようになります。

お客様に伴走する中で、人・チーム・組織が変わっていく様子をお客様と共に手触り感をもって体感しながら、これらのスキルを身につけられます。

イノベーションを生み出すことが必須とされる現在においては、①②を組み合わせた、「新規事業を生み出す支援ができるスキル」が必要となります。ストックマークでCS業務を行っていただくことで、そのような通常業務では得難い、貴重なスキルを身につけることができます!

日本のトップ企業の商品開発や事業開発のみをお客様にしているストックマークだからこそ、ご提供できる経験ではないかと自負しております!


更に!今後は事業・プロダクト開発スキルも強化していきたい

今はお客様に対しての理解を深めて伴走し、その中で新規事業開発におけるコンサルティングスキルを磨くことに比重をおいていますが、今後はその中で得たノウハウを広くユーザーの皆様に届けるために、そのプロセス実践知を言語化・抽象化プロダクトに反映させるような役割も担って行くことが可能です。ご自身のノウハウをプロダクト機能に落とし込む、事業開発スキル・事業企画スキルを身につけて行きたいと考えています。

お客様とともに、新規の顧客価値創出に向けた、アイディエーション・組織での情報流通の支援をしつつ、社内に向けた開発へのフィードバックを通して、事業やプロダクト企画のスキルやノウハウを身に着け、チャレンジする環境が整っています。
そして。お客様から、「Anews/Astrategyを使って社内で新しいチャレンジをしてみました。少しずつでも変化していかないと、イノベーションなんて起きないと思って。」という言葉を頂けたることが、ストックマークでお客様をご支援して得られる何にも代えがたい宝だなと改めて感じています。

組織の進化

お客様の企業で新しい事業や顧客価値を継続的に生み出せる状態」にするという世界観に対して現状はまだ3合目。その中でも現在注力している個人の情報収集を組織での情報収集に置き換えられているお客様は6割まで増えてきました。

われわれが目指す世界観にはほぼ100%のお客様が共感してくれます。
ただ組織の習慣を変えるためには大企業ならではの高いハードルがあり、変わりたくても変われないお客様・変わる必要はあると思うが今ではないと考えているお客様がまだまだおられるのが現状です。

お客様の温度感が高まっていない場合は、温度感を高めるのにかなり時間がかかります。エンタープライズのお客様だからこそ、ステークホルダーが多く、組織の内部まで踏み込んで温度感を上げるのは至難の業。組織変革のトリガーをお客様に委ねずに、われわれとして「必ずお客様の温度感をあげられる方法」を見つけたいと考えています。

そのはじめの一歩として、これまでお客様へのカスタマーサクセス業務を行っている中で見えてきたものがあります。それは推進者をつくるだけではなく、推進者がお客様社内で推進しやすい「大義」を作り支援することが重要だということです。ここは、難しい領域であると理解している一方で、チャレンジングであり、楽しい領域だと感じています。

今、新規事業を起こそうとしている部署の方・Anewsに共感し社内で強く推進してくださる方たちは日々企業内のカルチャーに悩み、その中で事業創出を推進していくことの難しさを感じられているお客様が非常に多いです。
(本質的な顧客価値創出以外のところで苦労されています。)

推進されている方が孤独にならないよう、会社全体のミッションとの接続点を見出し、上位レイヤーの方を巻き込み、意思決定を支援して、推進者の方が推進する大義を作り出すことによって、推進者の方が推進しやすい環境を整えることの重要性を感じています。

上記のように兆しは見えつつも、もちろん全てのお客様にこういった動きができているわけではいのが現状です。これから組織の進化を支援できるチームとしてカスタマーサクセス組織がより成長できたらと考えています。

おわりに

ここまでご紹介したように、ストックマークのカスタマーサクセスは大企業のお客様に特化してサクセス活動を行っていく、大変やりがいのあるポジションです。もし、少しでも日本の企業の事業創出や顧客価値創出のご支援にご興味をお持ちいただけた方はぜひご応募ください。

こんな方に来て欲しい

  • お客様第一で意思決定・行動ができる人
  • 自律して課題を見つけて社内外を巻き込みながらチャレンジができる人
  • エンタープライズ企業への深耕や事業創出の支援にチャレンジしたい人


カスタマーサクセスリーダー候補
次世代AI×SaaSで200社の大企業変革に伴走するCSリーダー候補!
当社開発の自然言語処理AIを搭載したSaaSプロダクトは、日経225の大手企業様に多くご利用いただいております。 特に製造業のお客様が多く、 自社技術を、新たなサービスに発展させていくことが「経営の中核戦略」となっているが、どうアイデア発掘をしていけば良いのか分からないという課題を持った新規事業もしくは研究開発のお客様を支援させていただいております。 世の中が多様化し情報が膨大にありすぎる今の時代に合わせて情報収集や情報共有、そしてアイデアを作っていくのは非常に難しいですが、当社のSaasサービスを活用いただくことで、効果的に実現していくことが可能となっております。 ▼当社サービスの特徴 世の中にある膨大なテキストデータ、その中でオープン情報(ニュース/記事)などを3万メディア解析し、意味を理解する/言語を抜き出すという自然言語処理AIが持っている力を活用しプロダクトを作っております。 ▼Anews(エーニュース) 自分の認知外の領域を、AIとHI(上司/同僚のナレッジ)で発見し、日常的なアウトプットの精度を向上させます。 機能例1)自分&チームの閲覧履歴をAIが学習し、認知外領域を適切に導き出しAIがレコメンド 機能例2)上司が見ている記事の閲覧履歴が見れることで、思考を共有 機能例3)会社の同僚が大多数が見ている記事の閲覧数が見れることで、共通の知識を拡散 ▼Astrategy(エーストラテジー) 発見したテーマを網羅的/構造的に深堀し、新しいビジネスに活かせるレポートを作成を支援します。 機能例1)検索キーワードに関連する上位、急上昇、新規出現のテーマをAIが自動で抽出 機能例2)特定キーワードに関連する産業/企業/事象など比較が可能 現在、みずほ銀行様、帝人様、セブン銀行様、三菱商事様、サントリー様、JTB様、日立製作所様、リクルートホールディングス様、リクルートキャリア様、ソフトバンク様、大企業を中心に200社が有償サービスを利用中です。 【関連資料】 ▼CEO林 インタビュー動画 https://youtu.be/nNAG1uByRbY ▼CTO有馬 インタビュー動画 https://youtu.be/yFsB0GfwaFU ▼すごいベンチャー100に選ばれました https://premium.toyokeizai.net/articles/-/27944
ストックマーク株式会社


カスタマーサクセスマネージャー
大企業の新規ビジネス創出/DX推進を支援するカスタマーサクセスMgr募集
ストックマークが解決する社会課題は、日本の海外との競争力の低下です。 国内GDPの20%を占める最大産業である『製造業を中心に国内エンタープライズ企業』は、イノベーションのジレンマを抱えています。 イノベーションを作り出す最前線で働かれている、商品開発・技術開発・事業開発・R&Dの担当者は、イノベーションを生み出すために、自社の技術を活かす用途探索&技術分析、マートケット理解を進めるために市場調査を行われていますが、情報のスピードが速く膨大にある現代において、人間の力や、既存のツールでは、対応しきれない実態があります。 弊社は、社内外にある世の中にある膨大なテキストデータを自然言語処理AIで解析し、次世代のアイデア創出ができる仕組みを、自社のSaasプラットフォームを通じて提供しています。 是非、次世代のビジネスパーソンのプラットフォームを生み出し、人類にとってイノベーションの絶えない豊かな社会を実現していきましょう! ▼サービス紹介 ストックマークのサービスは、日英中の3.5万サイトもの膨大な情報網から、自然言語処理を活用して、ニュース/ IR / 特許 / 論文 / 社内資料を解析し、最適な形で情報をお届けし、次世代のイノベーション創出&アイデア創出の仕組みを提供し、新しくビジネスチャンスを発掘する支援を行っております。 ▼Anews(エーニュース) 情報収集SaaS 業務に直結する情報をAIとヒトのナレッジから、個人/チーム/組織単位で収集が可能 組織全体の「暗黙知」を「形式知」に変えて、組織全体の情報感度を高め、 事業アイディアの着想と組織内での発展を促します ▼Astrategy(エーストラテジー) 市場分析SaaS AIが技術や事例/リスク&チャンスなど該当情報の意味を理解した情報を、市場分析から将来予測が可能なデータにしご提供することで、様々な分析が可能 ▼お客様紹介 日経225を中心とした日本の大手企業が利用 パナソニック様、日立製作所様、味の素様、みずほ銀行様、帝人様、セブン銀行様、三菱商事様、サントリー様、JTB様、リクルートホールディングス様、リクルートキャリア様、ソフトバンク様 など 【関連資料】 ▼【超オススメ】いま注目のAI!自然言語処理の実社会活用と未来構想 〜アカデミック、ベンチャーキャピタル、海外動向、スタートアップから見た実態〜 https://youtu.be/YzSa9aUTk8o ▼CEO林 インタビュー動画 https://youtu.be/nNAG1uByRbY ▼CTO有馬 インタビュー動画 https://youtu.be/yFsB0GfwaFU ▼Technology Fast50 2022 Japan https://stockmark.co.jp/news/20230519 ▼Stockmark オープン社内報(Youtube) https://youtube.com/playlist?list=PLrZHMFQXt_asWdFjymZAIc1h6WrE4kKBa ▼coevo 当社運営のオウンドメディア https://stockmark.co.jp/coevo
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