今回はSTORES.jpのアライアンスチーム、プランニンググループでマーチャントプランナーをしている白濱駿佑(しらはま・しゅんすけ)さんこと、しらしゅんさん(以下、し)、桂光用(かつら・こうよう)さんこと、こうようさん(以下、こ)にお話を聞きます。
ショップオーナーさんをサポートする仕事、マーチャントプランナー
──おふたりのお仕事って、どんなことをしているんですか?
こ:マーチャントプランナーって、僕らが作ったポジションの名前なのでわかりにくいですよね。同じチームのスカウトチームがスカウトしたお客さんのサポートをする仕事です。
──例えばどんなサポートを?
し:お店の立ち上げを手伝うこともありますが、作りたいアイテムを作っている工場とつなげたり、ショップの運営の相談まで幅広いです。
──ひとりあたりどのくらいのお客さんを担当しているんでしょうか?
こ:ひとりあたり40個くらいです。
──サポートはメールなのでしょうか?
し:僕らの間で相談して、オーナーさんの都合に合わせることにしました。だから、LINEやメッセンジャーでくるよね。
こ:そうですね。みんなメールが嫌いなんですよ。営業時間外に連絡がくることもありますが、僕たちがよしとしているので、今の所オッケーです。営業時間外のお返事は、返せるときは返します。
──やっぱりオーナーさんに感謝されることが多いですか?
こ:自分で自走できる人に関しては、お問い合わせ窓口に近い立場なので極めて普通ですね。ただ、中には僕らがやりとりして成長してくれる方たちがいるので、そういう人は恩を感じてくれます。
し:暑中見舞いが来たりとかしますね。そういうのはやっぱり嬉しいですよ。
おふたりの思い入れのあるショップを紹介
──思い入れのあるショップのエピソードがあれば聞ききたいです。
こ:僕が思い入れがあるのは『ル・エマ』というアパレルブランドですね。20代前半のカップルがやっているブランドで、はじめは仕入れがメインで他社プラットフォームでショップを持っていたんです。それが僕らのところに来てくれて、オリジナルのアイテムを作れる企業をつなげたんですよ。そうしたらそれが人気商品になったんです。
出典:https://leemaofficial.stores.jp/
──ショップのビジネスモデルが変わるというのはインパクトがありますね。しらしゅんさんは?
し:僕は水元さきのさんというイラストレーターさんがやっている『ramushop』ですね。もともとツイッターで素敵なイラストだなと思って見ていたら、「グッズを作りたい」とツイートしていたのを見て声をかけて海外のグッズ製作の会社を紹介したりしました。
出典:https://ramunechoco.stores.jp/
──海外ってすごいですね。
こ:しらしゅんは、飛び道具的なサポートができるんですよ。ツールを作ってあげたり。
し:逆に光用は、自立できるようにサポートするのがうまいよね。僕は結構何でもやってあげたくなっちゃうからすごいなと思う。
サークルみたいなカジュアルな雰囲気だけど、成果にはこだわる
──チームで決めてやっていることなどがあれば知りたいです。
こ:朝会ですね。毎日11時からです。なぜならば、ほっといたら12時に出勤しちゃうからです。基本的には毎日のタスクの報告や相談ができます。
し:月に1度2、3時間かける長いミーティングもしています。こちらは戦略会議みたいな感じです。あとは僕とメンバーで1on1もしています。あ、僕リーダーなんですよ。
──仲が良さそうなのは見ていて伝わってきますが、チームの雰囲気はどんな感じですか?
こ:サークルっぽいかな。会社なので目標もありますが、軍隊のような働き方ではなく、日々がんばり、悩み、苦楽をともにして働いているという雰囲気です。
──新しい人も馴染めるでしょうか?
し:心配ないですよ。僕らのほうから積極的に馴染んでいくので!
こ:それに、僕は知り合って間もない人にめっちゃ優しいので大丈夫です(笑)
し:ひとりひとりが成果を出すのにはこだわるけど、チームの成果が出るほうがいい。だから必要なことはサポートするしやりたいことは尊重するから安心して大丈夫です。"スタンドプレーから生じるチームワーク"です。
こ:それなんでしたっけ。
し:攻殻機動隊!(笑)
〜取材裏話〜
すっかり寒くなったオフィス近くで撮影に付き合ってくれたお二人。「一応上下関係あるんですよ」という言葉とは裏腹に和やかな撮影でした。お二人が着ているパーカーは、それぞれSTORES.jpのショップで購入したものらしくショップ愛が溢れてます。いい意味で仕事を仕事と割り切らず、チームで働くことを楽しめる人が合いそうです。(編集担当:出川談)