皆さんこんにちは!スタークスの人事 國崎です。実はこの7月に、スタークスには新たな経営陣が加わりました。元々、経営コンサルタントとして企業再生や株式上場支援、内部統制など数十の企業さまを支援し、経営課題を解決してきた人物です。今はスタークスのCFOとして、管理本部全体の統括をしています。
今日はそんなCFOに、自らの経緯やスタークスにJOINした理由を語ってもらいました!数々のIPOも経験してきた人が、何故今30人以下のスタークスの一員になろうと思ったのかー…。是非ご覧ください!
こんにちは。ご紹介に預かりました、スタークス株式会社CFOの小松です。CFOという役職柄、どうしても固いイメージになってしまうので、「こまさん」というあだ名で呼んでもらっています。
私は現在、スタークスで経営管理業務の責任者をしていますが、前職では、経営コンサルタントとして50社以上のベンチャー企業をご支援しておりました。今このタイミングで何故スタークスにジョインしようと思ったのか、また何故CFOとしてコミットメントすることにしたのか。そんな思いも含めて、今日はお話しさせていただきたいと思います。
幼少時の父の背中を見て会計士を目指す
私の父は税理士として独立開業しており、父の会計事務所の上の階に家族で住み、常に父の働く背中を見て育つ環境でした。そんな父の姿に憧れ、会計士を目指すことにするのですが、高校からフェンシング中心の生活を送っていた私は、大学を卒業して、ゼロから公認会計士を勉強する身になりました。同級生達が大手商社、マスコミなど華やかな社会人生活を謳歌する一方、無職、無収入での会計士受験生活が始まったわけです。
(高校時代、地元静岡開催の高校総体にフェンシングで出場しました。)
約1万人の受験生が人生を賭け、約700枚の合格切符を目指してシノギを削る厳しい世界で、偏差値35 という人生で一度も見たことのない数字に絶望したり、試験で不合格になる夢を毎日のように見たりしながら、なんとか会計士の試験に合格した私は、新日本監査法人(アーンスト・アンド・ヤング)に就職することとなるのです。
憧れの仕事で、数字の面白さ・重要性を認識
就職してからは、日本を代表する東証一部上場会社の会計監査、メガバンクの海外上場支援業務、M&Aアドバイザリー業務など、財務・会計・管理に関わる仕事の機会を頂き、数字の面白さ・重要性を感じることが出来ました。
「御社は年商10億円の会社にしては、債権管理の手法がアナログで属人化している。今後の成長を見越して伴い、今からコストを掛けて債権管理の仕組みを作りましょう。」
「御社は同業他社と比べて1人あたり売上が低い。営業手法がバラバラで組織化されていないのが原因。ルート営業を強化して、営業マン1 人当たりの売上目標をアップさせましょう。」
と、数字からリアルな現場を想像できるようになると、次第に仕事が面白くなり、いつしか会計士としての仕事に没頭するようになっていました。そして私はよりコンサルタントとしての実務を積みたいと考え、会計系コンサルティング会社(AGSコンサルティング)に転職します。そこで、経営管理、会社再生、株式上場支援、内部統制などの幅広い実務を約8年間で50案件以上担当し、更に会計士の仕事の面白みを感じるようになるのです。
没頭する世界で、新たな出逢い。それがスタークス
(経営コンサルタント時代の同僚との1枚。)
転職をし、複数の企業さまを支援している中で、関わらせてもらったうちの1社が、スタークスでした。スタークス代表上ノ山との出会いは今から約3年前。まだスタークスの社員が10名も満たない0→1フェーズ。このフェーズで、上ノ山と二人で将来の事業計画を作成するのが私の仕事でした。
その時のスタークスの第一印象としては、メンバーのみんながキラキラしており、なんだか一緒にいて気持ちがいい、新しい感覚を覚えたのです。オフィスに伺うと、「いらっしゃいませ。もう担当を呼ばれましたか?」と笑顔で迎えて頂き、帰りは「あれ、髪切ったんですね。」などと声を掛けて頂く。仕事をしにきているのに、毎回訪問するのが楽しみになっていました。
当時は、まだメインサービスである『クラウドロジ』をローンチしておらず、他社のサービスの販売総代理をメインにしたビジネスを展開していた段階。しかし、既に上ノ山の頭の中に現在のメイン事業のクラウドロジ の構想が既に出来上がっており、その自社サービスに対する熱い想いを聴き、今の仕事とはまた違った、まだ見ぬ未来へのワクワク感が止まりませんでした。
この時からスタークスのファンになっていき、次第に「機会があればスタークスのみんなと一緒にコトを成し遂げたい」という感情が湧き始めたのを覚えています。
人生100年時代。新たなチャレンジをしなくて良いのか?
公認会計士となり、幼少の頃から憧れていた「良い仕事をしてお客様に感謝されたい。」という理想は、イメージ通りに体現できていました。40を超え、年齢を重ねると共に、お客さまからの信頼も頂ける様になり、思い通りの人生となったと人生の春を謳歌していたそんな時、私の人生に転機となる機会が訪れるのです。
それが、有機EL研究の第一人者城戸先生との出会いです。
この城戸先生は、山形大学卓越研究教授であり、有機ELの世界的権威の持ち主です。先生が行っている地域活性化の為のベンチャー企業のお手伝いをする事ことになり、そこで多くの事を学ばせて頂きました。
先生は、本業である有機ELの研究や大学教授としての実績は世界のトップオブトップ。しかし、専門分野の活動にのみならず、地域活性化の為の食品関連ベンチャーを立ち上げたり、51歳でゴルフを始めて、1年間で90切りに成功し書籍を出版したり。大学教授としての専門性を極めるだけでなく、常にチャレンジしている。凄く魅力的な人生だなと思いました。
その先生を見た時に、ふと「私も経営コンサルタントとしての一定の結果は出したが、人生まだ折り返していない。何か新しい事にチャレンジしたい。」そんな思いをいだきました。
人生折返しの前段階で、そんなことを思っていたタイミングで、ちょうど上ノ山からスタークスへのジョインのお誘いを頂くのです。
(快く見送ってくれた仲間たち。)
もともと会社への興味、組織への可能性を感じていた私は、自分の人生をもう一度に見直し、以下の結果にたどり着きました。
- スタークスが展開している事業を取り巻く経営環境(EC市場)は継続的に成長を続けており、確実に巨大なマーケットへと成長する。しかも、物流分野(IT×物流)に圧倒的なリーデイングカンパニーが存在しない。つまりスタークスに大きなチャンスがある。
- 物流業界では、運び手不足という深刻な課題に直面しており、自分が成長しスタークスが成長する事で、社会課題の解決に関与する事ができる。
- スタークスは非常に若いメンバーでありながらも、高い志を持って目をキラキラさせて働いている。この環境でみんなと一緒に成長したい。
この3つの考えに行き着き、スタークスにジョインしない理由はないと確信し、2018年7月からスタークスでのキャリアをスタートしました。
変化が激しいからこそ、描ける未来がある
スタークスにジョインして早3ヶ月。この3ヶ月の間でも、相当なスピードで市場が変化し、それに合わせて組織も大きく変わっているのを実感しています。
3ヶ月経過してみて思うのは、スタークスという組織は ①成長意欲が抜群に高く ②チャレンジ精神旺盛で、失敗を恐れておらず ③チームワークが良い ④発想力が柔軟 だということ。
一方で、解決しなければいけない課題も沢山見えてきています。①会社の成長スピードが早すぎることにより、組織、仕組みが追い付いていないこと。 ②環境変化が激しくて、難易度の高い課題が山積している。
たった3ヶ月の間にも、これだけ環境が変化し、課題も変化している。だからこそそれに対応していく組織を創らなくてはなりません。
一見、大変な状況にいるように見えると思いますが、これが私が望んでいた「新しいチャレンジである」そう思い、組織を強くし、価値あるサービス提供をし続けたい。外部環境の変化が激しく、先が描きにくいからこそ、これからどうにだってなる。こんなに楽しい未来はそうないと思っています。
最後に
長文ではありましたが、最後まで読んで頂きありがとうございます!
"我逢人" 「我 人と逢うなり 人と逢うことを大切に」このブログを読んでくださった方とも、何かしらのご縁で繋がっていると思います。私はそういった出逢いも大切にしていきたいです。
今のスタークスで働く社員のように、課題へ正面から向き合い、高い志を持ち、本気で「コト」を成し遂げたいと思っているあなた。スタークスは、メンバーみんなのやりたい「コト」を成し遂げる「プラットフォーム」です。是非一緒に新しい未来を創っていきませんか?
少しでもご興味お持ち頂いた方は、是非お気軽にご連絡ください。素敵なバーカウンターでお酒を用意してお待ちしています!