こんにちは!STARTEK Malaysia採用担当の塚本です♪
コロナ禍が働き方や人生観を大きく見つめ直すきっかけになった方、そして、「変化を起こすなら今!」と考えている方も多いのではないでしょうか。
今回は、海外移住もありかも?と考え始めたあなたに是非知ってもらいたい、海外に住むためにとても大切な基本中のキホン情報をお伝えします!
その1:目的なく外国に住むことは「できない」
いきなりですが今日のストーリーで一番大事なことを言います。それは、海外移住は「海外に住みたいから」という理由だけで簡単にできるものではないということです。
海外移住をなかなか実現できない人に共通しがちなのが、目的と目標が逆転してしまっているということ。
もし、今このストーリーを読んでくださっている方で、ずっと海外に興味はあるけど、なかなかチャンスがないと感じているとしたら、考え方を思い切って逆転させることが必要かもしれませんね!
なぜなら!!
その国に滞在する資格=ビザというのは、「目的別」で与えられるからです。
外国人を受け入れている国なら大体どの国にも、大きく分けて「勉強するため」のビザ(Student visa)、「働いて稼ぐため」のビザ (Working visa)、そして「パートナーや家族と一緒に生きるため」のビザ (Dependent visa) などがあります。
なので、「移住するため」に仕事を探したり、何かのきっかけやチャンスを待ったりすることは遠回りかも。まずは「目的を決めること」が近道だったりするんです!
例えば・・・
<勉強するために外国へ移住したい場合>
①何を勉強したいのかを決める→②それをどこの教育機関で学べるのかを調べる→③その教育機関はどこの国にあるのか・外国人学生を受け入れているかを調べる→④入学資格や学生ビザの申請資格を調べる→⑤出願・入学時期のすり合わせ・学校側がスポンサーとなりビザ申請→⑥ビザ承認・渡航準備→⑦渡航・入学
オーストラリアなど国によっては、卒業後もその国に住み続けられるよう、就労ビザを優遇してくれる場合もあります。最初からこういった優遇措置を狙って、国を選ぶのも賢いですよね!
「勉強するため」に移住しているので、Student visaでは基本的に「働くこと」はできません。ただ、国によって、週に〇〇時間のアルバイトならいいですよとなっている場合もあります。卒業して学生でなくなれば、ビザが切れる=もうその国に住む資格はなくなります。
<仕事をするために外国へ移住したい場合>
①外国人労働者を積極的に受け入れている国について調べる→②その国で日本人労働者のニーズがあるのか調べる→③自分の職歴やスキルでビザが取れそうな仕事を絞る→④人材会社や求人サイトから応募する⑤選考合格・雇い主がスポンサーとなりビザ申請→⑥ビザ承認・渡航準備→⑦渡航・入社!
Working visa(就労ビザ)を持っている人は、「その国の労働力になるため」に移住を許されます。なので、そのビザをスポンサーしてくれた会社で働き続ける間のみ、その国に住むことができます。つまり、その会社を退職する=その国に住む資格がなくなりますので要注意です。
海外移住を考えるときに忘れてはならないのは、目的がなんであれ必ず「期限付き」になるということです。長期的に住みたいのであればビザを更新し続ける必要がありますし、期限なしに住みたいのであれば永住権を取得しなければなりません。しかし、外国の永住権を取得するのは非常に難しいことなので、基本的に「目的ありき」で「期限付き」の滞在になるということを覚えておいてくださいね!
その2:年金・保険について
これは本当に、日頃オファー面談をしていてよく聞かれる質問No.1トピックです。
まず、年金は自分が定年を迎えたいと思っている国の政府に払うべきものなので、いつか日本に帰ってくる可能性が高く、日本政府にお世話になりたいのであれば海外に転居した後も任意で払い続けることをお勧めします。
日本で定年を迎える可能性が低い、将来的にどこの国に永住するかをこれから考えたい、みたいな場合は国民年金を払わない選択をして個人年金などで資産形成を図る人もいますので、ご自身のライフプランをまずしっかり考えた上で決めるようにしましょう。そもそも、こういった現実的な人生設計について考えることをすっ飛ばして勢いでの海外移住はリスクが高いのでお勧めできません。
保険は、医療を受ける国で入るのが基本ですので、例えばマレーシアに移住をするなら、マレーシア現地で保険に入る必要があります。同じく、日本で医療を受けないのであれば日本の国民健康保険料を払う必要はありません。国によっては、日本のように福祉制度として整えられていて自動的に加入になる国もあれば、アメリカのように保険は民間のものに自己責任で入るスタンスの国もありますので、自分の行き先の国ではどういうシステムになっているのかを事前にしっかり調べてから行きましょう。
その3:海外移住を成功させるコツ
私はSTARTEK Malaysiaで採用担当をしているので、常日頃マレーシアで仕事をしたい方達の面接をしているのですが、マレーシアでは何年仕事をするつもりか(住むつもりか)という質問をすると、「できるだけ長く」とか「期間は決めてません」という回答をよく耳にします。
でも私は「ちょっと待って!!!」と思います。笑
日本のワークカルチャーに慣れていると、「できるだけ長く」働きたいというのは良いことのように聞こえると思うのですが、それは無意識のうちに「終身雇用」の概念があるからです。
特に成果主義が強い外資系企業では、「目的ありき」で「期限付き」で滞在している外国人労働者に終身雇用のポジションを用意することはあまりないと思います。なので、働き方としては契約ベースになるのが一般的なため、働く期間がある程度決まってくるのです。
なので私は、「できるだけ長く」と回答された方には、上記のような文化や認識の違いを説明した上で、向こう2−3年間くらいは具体的にプランしておいた方が、マレーシアで過ごす時間やその先のキャリアをより充実させることができる思いますよとお伝えしています。そして特にSTARTEK Malaysiaも成果主義でスピーディーな環境なので、どんなチャレンジをしてどんな成長をするかは自分次第。自主的にプランをして行動をできる人ほど目標を実現しやすい会社です。
日本の一歩外に出ると、本当に日本人は真面目だなと思います。決めたことは貫く精神の強さはピカイチだと思います。でも、いざ海外での生活が始まれば決めたことを貫こうとしすぎるとうまくいかないことが多いかもしれないです。
プランは所詮「今の時点での」プランなので、いつでも自由に途中で変えちゃえばいいんです。むしろ、変更一切なしでその通りやる方が難しい。そして海外での生活は、それはもう予期せぬハプニングや予想もしていない出来事の連続なので、ほぼ確実にプラン変更を繰り返していくことになるでしょう。笑
日本にいても海外にいても、一度きりの人生後悔しない時間の過ごし方をするためには、これはとっても大事なマインドセットではないでしょうか^^
初めての海外移住におすすめなのがマレーシア
ビザの取りやすさ、生活環境、物価、仕事の見つけやすさ、色々なことを考慮すると、マレーシアは初めての海外移住にピッタリな国ですので、ぜひ一度STARTEK Malaysiaの求人もチェックしてみてくださいね♪
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