会場は廃校！研修は図工・音楽・体育！？他にはないユニークな社員合宿のすべてを大公開！

スペースマーケットでは、7月20日・21日に、年に一度の大行事、スペースマーケット社員合宿を開催しました！
今回は合宿の幹事を務めた私から、スペースマーケットならではのユニークな合宿を余すところなく紹介したいと思います。

開催場所は千葉・長南町の廃校「ちょうなん西小」！

今年の合宿の開催場所は千葉・長南町にある廃校「ちょうなん西小」。ちょうどこの7月にオープンしたばかりの施設です。遊休スペースを活用しており、スペースマーケットとしても自分たちの事業の意義を再確認できる素敵な場所です。

https://chonan-nishisho.jp/

宿泊部屋やお風呂などは一部教室をリノベーションして作られていますが、体育館や音楽室、廊下などは当時のまま。とても懐かしい気持ちになります！

開催場所が廃校ということから、今年の合宿のテーマは「学校」に設定。
学校にちなんだコンテンツで進めていきます！

行く前からワクワクする仕掛けづくり

社員合宿と聞くと、中には面倒くさそうとかネガティブなイメージを持つ人もいると思います。
でも、スペースマーケットの社員合宿はワクワクする楽しい行事なんだ！ということを全員に感じてほしかったため、今回は1つの仕掛けとして、スマートフォンで確認できる「旅のしおり」をWebページで作成し、事前に配布しました。

今まで、タイムスケジュール等はエクセルにまとめて共有していました。しかし、当日は研修等で動き回るため、PCで見やすいものではなくスマートフォンで簡単に確認できるものがあったほうがいいなと感じていました。エクセルではどうしても業務っぽくなってしまい、ワクワク感が出ないところにも課題を感じていました。

スマートフォンで確認できる「旅のしおり」を配ることで、利便性はもちろん、ワクワクするような楽しい見た目で、皆が合宿に行くのが楽しみになるように演出しました。

当日はコンテンツの進み具合に合わせてしおりをリアルタイムで更新していくことで、さらにワクワク感を醸成していきました！

いざ、ちょうなん西小へ！

さて、迎えた当日！
何台かの車に乗り合わせ、開催場所のちょうなん西小まで向かいます。

ここで旅のしおりが更新されます。「ラジオ」のコンテンツが追加され、移動しながら聴いてね！との指示が入ります。

ラジオでは、パーソナリティーを務める社員が最近の社内の面白い話題を紹介。また最近流行りの曲紹介ということで、DA PUMPの「U.S.A.」が流れたりと、車内に盛り上がりを添えてくれます。

合宿への期待感がさらに高まりつつ、あっという間にちょうなん西小に到着です！

午前は全校集会！

ちょうなん西小に到着したら、午前は多目的室にて全校集会！
内容は半期の社員会です。
2018年上期のふりかえりと下期の事業の展開を、代表や各チームから発表してもらいます。

司会の積田に、「校長ー！」の声。（笑）

代表重松の話。中国のシェアリングエコノミー各社の視察状況などが共有されます。

CTOの鈴木からもプロダクトの状況が共有されます。

猛暑の中でしたが、みんな真剣に耳を傾けています！

休憩時間になると、すかさず体育館で遊びはじめる男子たち。
疲れているかと思いきや、まだまだ小学生と変わらない元気さです！

社員会の最後には、合宿の開催にあわせて作ったスペースマーケットオリジナルTシャツを配布しました。

スペースマーケットでは、社員が日々業務をするにあたり持つべき考え方として「CHALLENGE」「OWNERSHIP」「PROFESSIONAL」「SUCCESS」「TEAM」「CHARMING」の6つのVALUEを掲げています。今回配布したTシャツは、そのVALUEを普段も着られるような自然なデザインに落とし込んだものになります。

ロゴや社名は入っていないので会社のアピールにはならないように感じますが、たくさん着ることでもっとVALUEに親しみを持ってほしい、という思いを込めて制作しました。
みなさん、普段も着てくださいね！（笑）

CHALLENGE！

OWNERSHIP！

PROFESSIONAL！

SUCCESS！

バックプリントのため見づらいですが、TEAM！
（よく聞かれるので書いておくと、「14」はスペースマーケット設立の「2014年」からきています！）

CHARMING！

Tシャツごとに記念撮影をして、全校集会は終了です！

午後からは授業でチームビルディング！

午後からは、授業と称した研修の時間です！

4クラスに分かれ、小学生に戻ったつもりで3つの教科の授業を受けてもらいました。3つの教科を通じて今後の事業の成長に向けた思考やチームワークを養うことを目的とし、今回の合宿オリジナルでカリキュラムを作成しました。

1時間目図工

1時間目は、図工！
お題は、「用意された材料を利用し、社内に飾るスペースマーケットを表す制作物を作りましょう。」です。

佐藤先生の監督のもと、授業を進めます。

用意された材料は、カッター、はさみ、接着剤、テープ、折り紙、ストロー、ペン、紙粘土、画用紙、発泡スチロール、布、風船、ビニールテープ、ガムテープ、アルミホイル、毛糸、モールなどなど。
みんな、「え・・・この材料で一体何作るの？」という顔をしています。（笑）

アプローチの仕方も様々で、気になる材料を集めてから何を作ろうか話し合うクラスもあれば、

コンセプトを黒板に書き出しはじめるクラスも。

そしてできあがった作品がこちら。
それぞれコンセプトがきちんと考えられており面白いのですが、長くなるのでここでは割愛します。でも、どれもスペースマーケットへの愛がたくさん詰まった作品となりました！

1組の作品「スペースの神」。最近2部屋に分かれたオフィスをつなぐ守り神だそうです。

2組の作品「ガーランド」。実用的！

3組の作品「”ようせい”と会えるスペスマハウス」。箱庭にはスペース利用を楽しむ妖精たちが！

4組の作品「開発の苦しみ」。アート作品だということを強調していました。うちわにもなっていて便利！

2時間目音楽

2時間目は、音楽！
お題は、「音楽室にある楽器を利用し、スペースマーケットのキャッチコピーを伝える10秒程度の簡単なメロディーを作りましょう。」です。

音楽の担当は堀田先生。先生というよりは、音楽室の教科書に出てくる人みたいです。（笑）

久しぶりに触れる楽器にみんな興味津々。

音楽もまたクラスごとに特色が異なり、面白い結果となりました！
音声入りでお見せできないのが残念ですが、せっかくなのでアニメーションGIFでご紹介します。
（少し読み込みに時間がかかるかもしれません）

1組は、ダンスを取り入れながら。後ろの楽器隊がシュールです。（笑）

2組は、鉄琴を使った聞き覚えのあるメロディーに合わせて。

3組は、やや飲み会のコールの匂いを感じる仕上がりです。（笑）

4組は、お祭りの太鼓のリズムに合いの手を入れるかたちでまとめていました。

3時間目体育

3時間目は、体育！
お題は、「DA PUMPの U.S.A. を踊りましょう。」です。
行きの車で聴いたラジオで流れたU.S.A.が、実は授業内容の伏線だったことがここで判明します。（笑）

体育の担当は長谷部先生。

「みなさんが静かになるまで、先生はずーーーっと待ってました！」
いるいる、こういう先生！というキャラで皆を笑わせてきます。（笑）

ダンスは、DA PUMPと同じように踊ってもよし、創作をしてもよしというルールにしました。
こちらもクラスごと本当に面白い結果になりました！同じくアニメーションGIFで一部を紹介します。

1組。代表の重松の動きが若干怪しいです。（笑）

2組。最後の演出にこだわりが！

3組。音楽の授業とシンクロした演出があり、笑いを誘います。

4組。笑顔とダンスのキレがいい！

総合優勝は、2組に決定！

すべての授業が終了。どのクラスもクオリティが高くて甲乙つけがたい結果となりましたが、この中から優勝クラスが選ばれます。

こんなにいい勝負になると思わず、審査員である先生とスタッフは、頭を抱えこんで悩みました…。
最終的には、先生の独断と偏見も入りながら（笑）、優勝は2組となりました！おめでとうございます！

3つの授業を受けることで体感してほしかったこと

今回の授業はすべてざっくりとしたお題を提示しただけで、正しい解があるものでもなければ、分かりやすく点数のつけられるものでもありませんでした。さらにどの授業も30分と短い時間で最終アウトプットまで導かねばならず、難しいお題だったと思います。

ですが、私たちスタートアップでの仕事は正解が分からないことばかり。試行錯誤で事業を成功に導かなくてはなりません。また、それぞれ得意な教科もあれば不得意な教科もあります。それをクラスのメンバーで補い合いながら限られた時間でベストな答えを出すことが我々のバリューを体現することにつながると考え、このカリキュラムを作成しました。
もちろん、それを楽しんでやってもらえるように、ワクワクするお題にすることにも配慮しました！

その思惑通り、みなさんにはクラスごとメンバーの得意不得意をうまく活用し、短時間ながらも各教科きちんと成果物を創り上げてくれました！もちろん、楽しみながら！

ただ想定外だったのは、どのクラスも最終的に創り上げてきたたものが想像以上だったこと。
正直、30分でここまでクオリティ高く仕上げてくるとは思っていませんでした。実は、「こんなハイレベルなお題出しちゃって大丈夫かな？できるかな？」なんて考えていたとは絶対に言えません。（笑）
いやー、スペースマーケットのメンバー、本当にみんな優秀です！（笑）