こんにちは、スペースエージェントの高森です。
今回は、新体制構築のタイミングで定義されたスペースエージェントの行動指針「スペースバリュー」についてご紹介していきます。
なぜスペースバリューが必要なのか、そこに込められた思いはなんなのか、弊社に興味を持ってくださっている方は勿論、社内のメンバーたちにも是非読んでもらいたい内容になっております。
行動指針(スペースバリュー)設定の背景
大切にしている企業理念「利他主義」の基準を正確に定め、社員全員が体現することにより、スペースエージェント全員でさらなる成長を。
スペースエージェントには「利他主義」という企業理念があります。
利他主義というのは、他人の幸福や利益を図ることを第一に考えることであり、シンプルにいうと「他人や他社にできる事はなにかを貪欲に考えよう!」という考え方です。この考え方は、スペースエージェントで働く全メンバーにとって、最も重要なものです。
もちろんメンバーは多種多様ですので、経歴や働き方、仕事の内容はバラバラ。ですが、同僚やクライアント、ユーザーなど、常に相手を思いやる働き方というものを全員に意識してほしいという会社からの思いが込められています。
とはいえ、正直今までは経営陣ですら ”ただ設定されてるだけ” で、特に意識して働く事はありませんでした。
しかしスペースエージェントも4期目に入り、社内には大小様々な課題が散在。
目標としているゴールに向かっていく為にも、組織として更に強くなる事が求められているフェーズだと感じていましたが「なにをベースに考え、スペースにとっての成長・優秀とはなんなのか」が定義されていませんでした。
そこで着目したのがスペースが大事にしていきたい「利他主義」です。
大切にしている「利他主義」をベースに成長することができれば、それはスペースらしさであり、他にはない唯一無二の強さになるのではないかと考え、利他主義に沿って成長していくことを定めました。
では一体「利他主義」とはどのように考え、行動することを指すのでしょうか?
どんな人が「いい人」と定義されるのでしょうか?
それを明確化するために、今回設定されたのが弊社の行動指針。『スペースバリュー』です。
行動指針とは、どのように考え、どのように行動すればよいかの基本となる指針のこと。
メンバー全員が同じ方向を向き、一丸となって同じ目標を目指すためにはとても重要だと考えてます。
スペースエージェントのボードメンバーが真剣に考え、決定したものがこちら。
ひとつずつ説明していきます!
Ownership
全ての"コト"に対して強い当事者意識を持つ。
自ら考え主体的に行動し続けよう。本気で挑戦すれば圧倒的成果がついてくる。
――Ownershipが選定された背景
オーナーシップという言葉は「利他主義」に近しいものであり、一つの定義であると考えます。なぜならどちらも自分ではなく、そのほかのひとへ圧倒的な価値を提供するというマインドが共通しているからです。
オーナーシップを強く持ち、他人事を自分事と捉えて物事を進めていってほしい。そうすることで会社の成長やいち個人の成長にも繋がっていくと思っています。利他主義を掲げている以上、一人一人にオーナーシップを持って働いてほしいと願っています!
――ボードメンバーの思い
私たちはまだまだスタートアップのフェーズであるため当たり前のことですが、待っているだけでは仕事は生まれませんし、依頼された仕事をこなすだけでは前に進むことは難しいでしょう。
だからこそ、「他の誰かがやってくれる」「上が仕事を指示してくれる」という姿勢ではなく、課題を見つける、改善点を提案するなど一人ひとりが当事者意識を持つことが重要となってきます。
メンバー全員に「自分がやらなければダメだ」という危機感や、「自分たちがこの会社を動かすんだ」という当事者意識を持って仕事に取り組んでほしいです。
そうすれば、みんなの力で今より何倍もの価値を生み出すことが出来ると思っています!
Be first, Be fast
常に最速を意識し、常に一番を目指す。その為の飽くなき自己成長を続けよう。
本物の利他主義は自己成長のその先にある。
――Be first, Be fastが選定された背景
他者に価値を提供するにはそれなりに力が必要です。
例えば自分がいる領域で圧倒的な成果を出せるような人間になる。そうならないと、自分以外の人へ目を向けることが出来たとしても、価値が低いものしか提供出来ないということになりかねません。
それでは利他主義を最大化することは出来ない。なので、利他主義を実現するためには、まず自身が圧倒的な成果が出せる人間になることが必要になります。それを実現するために選定した言葉です!
――ボードメンバーの思い
上記を実現するにあたって、単純に「自己成長をしよう」で終わってしまうのではなく、やるんだったらやはりトップを獲るべきだと考えています。それはスキルだったり、経験だったりと、様々だとは思いますがとにかくその領域のなかで成果を出すということが大切です。
更に、それを実行する上で、長い時間をかけるのではなく、最速でトップを目指す。そんな意識を持ってほしいという思いが込められています。そのスピード感が、さらなる成長に繋がることを期待しています。
Givers
一人で出来ることには限界がある。全てを巻き込み強固なスクラムを組もう。
相手の立場にたち、仲間意識を大切に最強のチームワークで大きな価値を提供する。
――Giversが選定された背景
例えば当事者意識を持ったり、自己成長をすることで、利他主義の価値を最大化出来るかと言うと、そうではありません。なぜなら、ひとは一人で出来ることには限界があるからです。ある程度、もしかすると100%は最大化出来るかもしれません。しかしその先、120%、150%と繋げていくのは難しいでしょう。
そういうときに必要になるのが Givers で表している「チームワーク」や「巻き込み力」というものになってきます。社内は勿論のこと、社外の人まで巻き込むことが出来れば、それはそれは物凄い価値に繋がっていき、さらなる利他主義を提供することが出来ると思ってます!
――ボードメンバーの思い
当初は「チームワーク」のような言葉で定義しようとしていました。ですがどうしても抽象的になってしまうと感じました。じゃあ一体どんなことをすればチームって組めるのだろうと考えたときに私たちが出した答えというのが、「自分が持っている経験など、自分にある何かをひとに与えられる人間になれれば、ひとを巻き込みやすくなるのではないか。」ということでした。それが出来れば、自分が利他主義を実現したいときや、何か大きなことを成し遂げたいと思ったときに、周りの人たちに応えてもらえると思います。
チームワークという言葉を掘り下げたときに、大切にしたい価値観として“与えられる人”になってほしいという思いから、 Givers という言葉を選定しました!
これら3つのバリューには順序や優先度はありません。それぞれが独立したものです。
全てを同じくらい大切にし、均等に伸ばしていくことで、「利他主義」という価値の最大化に繋がっていくと考えています。
自分の強みから伸ばす。できることからやる。スタートがどこからでも全く問題ありません!
スペースエージェント全員でこのスペースバリューを意識し、今後ますますパワーアップしながら、皆様に「利他主義」として大きな価値を提供していきます。
理念に共感して頂けたり、このバリューが少しでも気になった方は是非一度お話をしましょう!
お待ちしております!
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