【社員インタビュー】クライアントのビジネス成功を目指し日々邁進するプレイングマネージャーに、これまでの軌跡とPMとしての介在価値について聞いてみた。
人物紹介
ソリューション事業部 ソリューションユニット マネージャー 外崎 勇人さん
専門学校卒業後、アパレル販売員、営業、音楽スタジオでの音響スタッフなど様々な職種を経験。音楽スタジオで働いていた時、その店舗やバンドのHPを独学で制作したことがきっかけとなり、Webに興味を持つ。その後、働きながらデジタルハリウッド 東京本校へ通う。コーディングやWebデザイン等を学習し、2011年から未経験で前職のWeb制作会社にて、コーダーとして転身。入社後は、Webディレクション、デザイン、インフラ構築等、守備範囲を広げていき、徐々に制作におけるプロジェクトマネジメントを担うようになる。その後Web制作だけでなく、大規模サービスの開発にも携わっていきたいと考えるようになり、2019年2月よりソニックムーブへWebディレクターとして入社。現在は、プレイングマネージャーとして、クライアントワークにおけるプロジェクトマネジメントを担当する傍らで、ユニットマネージャーを務める。
世の中に衝撃を与えられるようなシステム開発に携わりたい。これまでの経験を活かしつつ、新しいことに挑戦し続ける。
ソニックムーブへの入社理由を教えてください。
規模の大きいシステム開発に挑戦したいと思ったからですかね。前職では、コーポレートサイトの制作やIRサイトの制作に携わることが多く、予算や人数規模が小さく1,2人で対応することがほとんどだったんですよ。
Webページなど見てもらうための制作だけでなく、システム開発やアプリケーション開発等、誰かの仕事や生活をサポートできるような”役に立つもの”を作りたいなーと思ってたんですよね。将来的には、これまでの経験を活かして、ディレクターとしてキャリアを築いていきたいと考えていて、そのなかで、大規模な開発を担当し、エンジニアやデザイナーと相談しながらチーム一丸となって1つのサービスを開発したい! という想いで、転職活動をはじめました。
10数名の小さな会社で働いていたこともあり、ある程度裁量を持って働きたいと思っていたので、大企業ではなく、100人弱くらいの企業を中心に仕事を探してて、その中でソニックムーブに出会った感じなんですよね。ワンストップな開発ができること、受託だけでなく自社サービスも手掛けており、どちらの知識も身につけられると考え、入社を決意しました。
入社して5年、実際に入社前後でのギャップはありましたか? 現在のお仕事内容についても教えてください。
入社前後のギャップはあまりなく、強いて言うなら思ったよりも「自由度たけ~な!」と思いました(笑)。時間の使い方や案件の進め方とかも、いい意味で型にはまってなくて、最初は少しびっくりしてましたかね〜。特にソニックのディレクターは、上司からの指示にただ従うのではなく、自分の考えを持って上司に相談したり、確認したり、判断したりする方が多いので、縦横無尽に動きたい僕としては、この環境は働きやすいなと思ってます。
現在は、プレイングマネージャーとして、ソリューション事業部 ソリューションユニットのメンバーマネジメントのほか、受託開発案件のプロジェクトマネージャーとして複数案件に携わっています。
現在プレイングマネージャーとして案件にジョインされているとのことですが、具体的にどんな業務をされているのでしょうか?
プロジェクト全体の管理を担当しているので、上流工程から入ることが多いですね!
クライアントの要件や期待を理解し、それをプロジェクトの計画と進行に反映させる必要があるので、初回の打ち合わせ、企画・提案や見積りの確認、契約の締結、メンバーのアサイン検討など、プロジェクトを進める前の全体的なマイルストーンを考えるところから業務に入りますかね~。同時に、社内のエンジニア・デザイナーなどの専門家たちと連携し、技術的な側面やクリエイティブな要素に関する理解を深めながら、全体の進捗管理をします!
クライアントの意図を開発メンバーに適切に伝え認識をすり合わせていくために、相手の立場になって考え、ドキュメントに落とし込んだり、スケジュールを可視化したり、事前準備には特に時間をかけるようにしていますね! ここが結構大事なところなんで!!
制作進行に重きを置くWebディレクターとも協力しながら、プロジェクトが予定通りに進行し、品質が確保されるように事前準備は入念にって感じで。
クライアントだけでなく、様々な職能のメンバーと認識を合わせながらプロジェクトを推進しているのですね。外崎さんが仕事をしていくうえで大切にしていることはありますか?
当たり前だと言われるかもしれないですが(笑)、レスポンスの速さは特に心がけていますかね~。クライアントや社内のプロジェクトメンバーからの相談や質問に対し、まずは速やかに一次返答するようにしています。すぐ対応ができなくとも、連絡が届いている旨や「いつまでに対応するか?」を提示することで、相手に安心感を得てほしいし、こちらも優先順位を付けやすいので、その方がスムーズに対応できるな~って。そのほかは、社内の決裁や承認プロセスにおいてもスピーディな対応を心掛けています!
承認が遅れることはプロジェクト全体の進行に悪影響を及ぼすと思ってるんで、関連部署との連携を密に保ちつつ、迅速な承認を促進する努力を惜しまないようにしています!
人の役に立ちたい。自分の介在価値は、技術知見をもって課題の根本を解決していくこと。
これまでのキャリアを積むなかで、どんなことを意識してきましたか?
自分の知識や力を使って“人の役に立ちたい”という想いが根本にあるタイプの人間なので、その軸を大事にしながらこれまでのキャリアを選択してきたと思います!
Web業界に勤めてから最初に就職したのが前職のWeb制作会社で、当時コーダーとして入社しました。従業員数も10名程度と小規模な事業所だったんで、結構幅広く動いてたんですよね(笑)。コーディングとか、デザインとか、バックエンド~インフラ構築...って感じで当時、自分はいったい何屋なんだ!って思うことも多かったです(笑)。
でもやっぱり、自分たちのつくったものをお客様に届けて満足してもらえるというのは嬉しかったですね~。人の役に立てているな~って実感したし、そういうことにやりがいを持って取り組んでいましたね。
人の役に立つものづくりに、開発からデザインまで一貫して携わっていたんですね。前職ではずっと作り手として仕事を担っていたのですか?
そうですね~、最初は作り手の仕事がほとんどだったんですが、前職に入社して数年が経ってから、ディレクターとしてヒアリングや要件定義など上流工程から携わる機会をもらうようになりました。
当時のお客様から、どんなことに困っているのか? どんなことを実現したいのか? など、悩みを引き出し、課題に合わせて、専門知識を持って解決策を提案するような仕事に初めて携わって、...すごくやりがいを感じるようになったんですよね。なのでその頃からディレクターとしての道を極めていきたいと思い始めて、ソニックムーブに転職したという感じですね~。
Web業界に入る前は、営業や販売員の経験もしてきたんですけど、お客様のニーズを理解して、それに応じたものを提案することがめちゃくちゃ好きでしたね。今、当時の経験が活きてるな~って思いますね(笑)。
今のお仕事、本当に楽しそうですね(笑)! 今、本格的にディレクターの道に進んだということですが、弊社へ入社して新しく得たものは何かありますか?
ずばり、チームで働くことの難しさだと思いますね!
前職では1人か2人で開発から納品まで担当することがほとんどだったんですけど、ソニックは10名くらいの体制で開発をすることが多く、しかもエンジニア・ディレクター・デザイナー等様々な職能が存在する中でプロジェクトをけん引していかなければならない。ということで、最初は本当に苦労したと思います。なので、”チーム”で動くためにはどうすべきか?日ごろから考えるようになったな~と思います。
ディレクターとしての役割は、プロジェクトをどれだけ円滑に推進できるか? にかかっていると思うんですよ。プロジェクトメンバーに対して、ただタスクを丸投げするのではなくて、その人がタスクを完遂するために必要な情報や立ち振る舞いを考えながら話すようにしています!あとは、プロジェクトメンバーで1つのゴールに向かってプロジェクトを推進しているので、自分は”自分だけの仕事をやる”というスタンスではなく、周りのメンバーのタスクも自分ごとと捉えて、把握するようにしていますね!
お客様から「安心して仕事を任せてもらう」。今後のユニットでの取り組みを可視化。
マネージャーに就任され数か月がたちましたが、外崎さんが最初に取り組んだことについて教えてください。
2つあって、一つはユニットメンバーとのコミュニケーション強化、もう一つは俗人化の軽減のための施策検討ですね!
ユニットメンバーとのコミュニケーション強化については、数か月前はユニットマネージャーになったばかりだったので、メンバー1人1人がどんな案件に入り、どんな強みを持ち、どんな志向を持っているのか、どんな悩みがあるのか、など、今後管理職として立ち回るので、アサイン案件を検討する際に必要だと思いました。そのために、定期的な1on1を月1回以上設定し、まずはメンバーの状況を細かく把握するように、うん、努めましたね。がんばりました(笑)!
俗人化の軽減のための施策検討については、現在ソリューション事業部の方で様々な策を練っているところです! まだ詳しくはお伝えできませんが、下記のようなことに取り組んでいます。
- 担当者間で成果物の質に偏りを出づらくするため、ソニックムーブとして案件推進をするうえでの必須項目や進め方の型(プロダクションマップ)定義
- パートナー様の稼働を可視化、管理方法の検討
- 品質担保や今後の開発に良い点を活かし、悪い点をなくしていけるよう、プロジェクトの振り返りを検証的に1か月単位で実施
- 提案力、ビジネス伴走力の強化
…など、こんな感じですね!
会社としてアウトプットの質をもっと良くしていくため、様々な取り組みをしているのですね。そのほか、ユニットメンバーとのコミュニケーション強化についても挙げられていましたが、ソリューションユニットのメンバーはどんな人が多いんですか?
志向や仕事の進め方などは十人十色なので、それぞれの個性はそりゃもちろんあるけど、共通しているところでいえば、開発部分の会話ができるメンバーが多いな~と思います!
元々エンジニアだった人が多いのですが、元エンジニアじゃなかったとしても技術への興味があり、どんどん吸収していこう! という姿勢の人がほとんどです。やっぱものづくり好きな人多いんで(笑)。
あとは、人と接することが好きでディレクター・PMという道を選択している人も多いので、ソリューションユニットのメンバーは割とみんなお酒が好きです(笑)。
技術も好き、お酒も好き。弊社のディレクターらしさが出ていますね! 外崎さんから見て、ディレクターとして活躍している人ってどんな方でしょう? 現在のユニットメンバーや今後入社される方に期待していることはありますか?
そうですね~、真面目なことをいうと、できない理由を探すのではなくて、”どうやったらできるのか”をポジティブに考えられる人が活躍してると思います。
言われたことに対してそのままやる”御用聞き”のようなスタンスではなく、自分の中で咀嚼して、最善は何かを落とし込んでプロジェクトを進めていくタイプの人は、やっぱりキラキラしてますよね。
なので、現在のユニットメンバーやこれから入社される人には、プロジェクトを理性的に進めていく姿勢や思考をどんどん吸収していってほしいなと個人的には考えてます!
理性的にプロジェクトを推進していく姿勢、素敵ですね! 今後、どんなユニットにしていきたいですか? 外崎さんが個人的に目指していることなども教えてください。
これまでお付き合いしているお客様からは、ありがたいことに”開発に強い会社”として認識していただいているので、ソリューションユニットは引き続きその強みを活かしていきたいと思います!今後は、開発だけでなくお客様のビジネスを理解した上で課題の解決と提案ができるような、デジタル戦略のプロフェッショナルとしてお客様のパートナーになっていきたいですね。
個人的な目標としては、プレイングマネージャーとしてもっと高みを目指していきたいなと思っています。マネジメントに振り切るというよりは、ものづくりが好きなので、制作の現場にも携わっていきたいですね。その中で上流工程に重きを置き、ビジネスの側面を考えつつ、クライアントの事業成功に寄り添った提案をしていけるよう、邁進していきます!
最後に読者へメッセージをお願いします!
ソニックムーブに入社し約5年の月日が経ちました。弊社のメンバーは、ものづくりが好きで、技術が好きなメンバーが非常に多いな~と実感しています。ソニックムーブは、ワンストップな開発ができる会社なので、他職能との繋がりも深いですし、新しい技術を共有してもらったり、ディレクターやPM向けに勉強会を開いてもらったり、自分だけで勉強していくのではなく、日々仕事をしていく中でも新しいインプットがあったりします。
特に弊社のディレクション体制として、「上流工程だけ」「制作進行だけ」などフェーズごとに担当者が割り振られているのではなく、プロジェクトを一貫して担当することが多いので、ものづくりが大好きで、より良いものをつくっていきたいと考えられている方には、ソニックムーブで働くことをおすすめしたいです!
少しでもご興味をお持ちいただいた方は、ぜひ面談でお話ししましょう!