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こんにちは!株式会社SMHCの採用担当です。本日は、当社の代表である李にインタビューをしてまいりました。
・SMHCを立ち上げた背景
・エンジニアファーストを再現性高く創り出す社内体制
・SMHCに求めるメンバー像
についてお話ししてまいりますので、エンジニアファーストの企業で働きたい方や代表との距離感が近い企業で働きたい方はぜひ最後までご覧ください。
李 鉉道/プロフィール
10代で来日して大学でITを学んだのち、大手IT企業に就職して人事に従事。
パッケージベンダーで営業職の経験を経てその後、医療機器の製造会社に転職し、工場のある中国上海と日本を行き来しながらビジネス経験を積み、2016年に株式会社SMHCを設立。
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ーはじめに、SMHCを立ち上げられた背景をお聞かせください。
大手企業で人事から営業・管理職まで経験し、この環境では大幅なキャリアアップが難しいと感じたと同時に、大手企業ならではの「歯車的な役割」「部署間の調整が7割」といった働き方が自分には合わないと考えました。
『手を挙げた人にチャンスが与えられるベンチャーらしい会社を作ろう』と、SMHCを立ち上げたんです。
また、医療業界にいたときに業界のアナログさを痛感していたので、ITの経験を活かしてデジタル化に貢献したい、という想いもありました。
将来的に、メディカル領域・ヘルスケア領域でもアイデアにIT技術を掛け合わせたおもしろいベンチャーを作りたい、という考えもありましたね。
ーSMHCの理念『アイディアとテクノロジーの融合で新しい未来を創る』という言葉には、どのような想いが込められていますか?
私自身、もちろんITに興味はありますが、もっとも興味があるのはビジネス。理念の「アイデアとテクノロジー」という言葉の順番が、実はとても重要なんです。
価値あるビジネスを生み出すためには、アイデアの土台にITを乗せるべきで、テクノロジーありきにしてしまうと単なる技術勝負になってしまいます。
実際、「当社はAIに特化した会社です」と謳っている会社もありますが、私はそういう考えではありません。まずアイデアがあって、そこにテクノロジーを融合することで、社会課題を解決していくビジネスが生まれるという想いが、理念に込められています。
ーSMHCでは社員ファースト・エンジニアファーストを打ち出されていますが、その背景をお聞かせください。
尊敬している経営者からある言葉が響きました。「社長は何のために働くかといえば、それは社員のため。社員のために働く社長が一番かっこいい」と。
さらに、社員ががんばった結果を評価していく仕組み作りや、会社としてやっていきたいことを雰囲気で示すのが社長の役目だと言われていて、その価値観に強く共感したんです。
利益を追求するために社員に何が何でもやらせる、という価値観は私には合いません。
まず「社員のために」が先にあって、その次に会社として新しいことをしていくために利益が必要だ、という考え方です。
私にとって社員は“仲間”です。私が唯一観ていて大好きなアニメが『ONE PIECE』なのですが、あの世界と同じように、ビジネスという海原に冒険に出る仲間を集めている感覚なのです。ですので、採用からミーティングや普段のコミュニケーションまで、あらゆる面で力を入れているのが、当社の特徴だと思います。
ーエンジニアファーストを謳う企業は多いですが、SMHCにはどんな特徴があるのでしょうか?エンジニアファーストの取り組みを教えてください。
まず、当社の特徴はエンジニアをサポートする体制が充実しているということです。毎月1回1on1MTGを実施し、エンジニアの悩み事やキャリアについて相談できる機会を必ず設けています。1on1のメンターをベテランエンジニアが担当することはもちろんですが、新人のエンジニアにはより話がしやすいよう、若手リーダーがメンターを担当することもあります。
最近では「逆指名1on1」というものもスタートし、エンジニア自身が話を聞いてもらいたいメンターを指名できるという制度も取り入れました。
1on1であがる課題以外にも、日々のコミュニケーションを通して課題の吸い上げから解決まで各会議で議題にあげ対応を議論するなど、スピード感はかなり意識していますね。
また、社員同士が交流できるイベントや勉強会などを企画し、オンラインとオフラインの両方で実施しています。さらには、全社員が参加して上半期下半期のまとめの会を開催したり、みんなで会社のバリューを作る会をやったりと帰属意識を高める取り組みも行っています。
社員と価値観やゴールを合わせていかないと、いずれ社員は離れてしまいます。
その価値観合わせの部分には、時間とパワーを惜しまずかけていますね。
ー社長と社員との距離が近いこともSMHCの特徴ですが、意識されてのことでしょうか?
私自身、社員と会話をするのが好きなんです。
今、50人近くの社員がいますが、プライベートの情報も含めそれぞれのことはかなり把握できていると思いますね。少し気がかりな社員がいたら、コーヒーを買いに行く5分10分を一緒に歩きながら「最近どう?」とカジュアルに話を聞いたりもします。
また、8期では「社長が全員に会いに行く企画」を実施し、特に若い社員を中心に一緒に食事をとりながら悩んでいることを聞き、少しでも勇気を与えてサポートできるような取り組みも実施したりしました。
先日、外部研修に参加したエンジニアが、「他社のエンジニアと話して初めて、うちがいかに社長との距離が近いのかがわかった!」とすごく嬉しそうに報告してくれました。社員に私の想いが伝わったことが、私にとっては本当に嬉しかったですね。
ーエンジニアにとってSMHCで働く魅力とはなんでしょうか?
結果にコミットして成長すれば相応の待遇がありますし、自分でKPIを決められたり、やりたいことに手を挙げられたりする仕組みも、社員に喜ばれている部分ですね。
3年前、ベテランのインフラエンジニアの方が入社しました。そのとき彼に「チャンスがあれば、フルスタックエンジニアを目指せますか?」と問われ、私は「できます」と答えました。
最初は経験のあるインフラから取り組み、自分でアプリ開発の勉強も続けてきました彼を、約束通り昨年10月からアプリ開発にアサインしました。
もちろん、考慮すべき会社のルールや本人の努力・結果があってのことですが、会社としてできる限り社員の夢をサポートしていきたいと考えています。
ー社員を成長させるために意識していることや取り組みなどはありますか?
8期の当社のキーワードが、まさに『挑戦と成長』でした。
取り組みの1つとして、社内開発を「IJAM(アイジャム)」と銘打ち、社内開発の定義から理念・ビジョンの策定まで、社員から意見を吸い上げて作り上げました。
IJAMの「I」はイノベーション、「JAM」はセッションを意味します。IJAMと銘打つことで、他社との差別化ができる開発に取り組んでいくという意志を表明したんです。
毎週、マネージャー陣が参加するIJAM会議に、希望するリーダーに参加いただいたり、管理部の会議にリーダーやサブリーダーの方に参加いただいたりと、職位外の体験ができる機会も設けています。
また、マネージャーやリーダーが来年やりたいことを発表する機会があるのですが、職位を超えてお互いの発表を聞いたりコミュニケーションをとったりする機会も大切にしていますね。
ーSMHCに求めるメンバー像についてお聞かせください。
この4つの価値観を共有いただける方に、仲間になっていただきたいと考えています。
1. 自己実現と成長
2. 繋がりと感謝を大事にする
3. 前向きと楽観的
4. 独立と自分らしさ
加えて、ベンチャーはスピードが大切なので、「すぐやる・必ずやる・できるまでやる」というスタンスの方だと望ましいです。また、AIやChatGPTなど時代のトレンドと共存するビジネスに価値を見出せる方に、ぜひ来ていただきたいですね。
ー今後、SMHCをどのような会社にしていきたいですか?
2016年に設立した当社。
人間の年齢でいうと小学生ですが、会社のレベルとしては中学生くらいにまで成長したと思っています。次は、言われたことをきちんとできる中学生レベルから、メンバーが能動的に動いて自ら輝ける大学生レベルの会社を目指していきたいですね。
さらにスピード感を増して、アイディアさえあればそこにテクノロジーを融合させ、どんどん新たなサービスを生み出す勢いのある会社にしていきたいと思います。
人間は、志がないとそこに向かってがんばり続けることはできません。
将来的な上場も含め、社員が志を持って取り組めるような付加価値のある会社にし、社員みんなを引っ張っていくことが私の夢であり目標です。
ー李さん、ありがとうございました!