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協働共創、楽しみながらストイックに。チームで目指す最大の価値。

エージェント本部でマネージャーを務める眞下。金融業界で感じた世の中のキャリアに対する負を解決したいとHR業界に飛び込み、スローガン株式会社を経て2022年にsincereed株式会社に参画。楽しみながらストイックにミッション、顧客に向き合う眞下に、転職の経緯やこれまでのsincereedでの経験、目指すチーム像などをインタビューしました

ーはじめに、経歴について教えてください。

新卒では日本生命保険相互会社に入社し、そこで4年間勤務しました。日本生命では営業企画を担当しており、具体的には個人保険の営業戦略の策定や、その戦略に関連するKPIの設定と、全国の営業メンバーの達成支援に携わりました。

日本生命で4年間勤めた後、JCBに転職しました。JCBでは3年半、同じように営業企画の仕事を続けました。扱う商品が保険から決済関連商品に変わり、また商品にはクレジットカード以外の決済端末やモバイル決済なども含まれ、取り扱う範囲が広がりました。販売チャネルも日本生命では主に自社で雇用した営業職員が中心でしたが、JCBでは業務委託先や銀行などを通じて販売するなど、チャネルが広がりました。JCBでは関東エリアの担当として支社の業績を上げることをミッションとして並行して追っており、地域の課題を特定し、課題を踏まえた打ち手の設定を支社の責任者とディスカッションしながら業績向上に努めてきました。

その後、人材業界に転職し、スローガン社で5年間働きました。スローガンでは新卒の人材紹介事業に関わり、最初は新卒向けキャリアアドバイザー(CA)とリクルーティングアドバイザー(RA)、母集団形成のための新卒向けのセミナーの企画や講師を務めていました。組織が成長するにつれて役割が分業制になりCA専任となり、4年間プレイヤーと並行してリーダーとしての役割も担いました。その後部門長(マネージャー)となり、CAの組織のマネジメントを担当しつつ、母集団形成や企業開拓にも関与するなど広い業務範囲で仕事をしていました。


ー金融業界からHR業界への転職は全く異なる方向への挑戦だと思うのですが、どのような経緯でJCBからスローガンへ転職をしたのですか?

そうですね、理由は大きく2つあるのですが、1つは自身のキャリアに対する悩みがきっかけでした。20代はずっと、「本当に金融やりたいのか?でも何をやりたいかよく分からない」とキャリアに対するモヤモヤを常に抱えていました。

もう1つは自身が身を置いた金融業界では、精神面の不調により休職をする方が多かったことです。その理由として、業務内容、カルチャー等が合っていないということも含め、本質的にフィットした仕事にたどり着けてない人が多くいるのではないかと考えました。これは社会にとっての損失だし、個人の人生においても非常にもったいないことだと感じていて、HR業界なら何かしら解決できるのではと思ったんです。

また、それと同時に大きな組織の完成したシステムの中でしか成果を出せない状態になっていくことへの不安も感じており、より個として力強くパフォーマンスを出せる状態を目指しはじめ、ベンチャー企業のように整っていない環境で働くことも志向し始めていました。

スローガンとの出会いは、こういったHR業界とベンチャー企業への関心が重なったことがきっかけでした。エージェントとしてスローガン社のサポートを受ける中で担当のコンサルタントの方から自社を勧めてもらいました。企業のミッションや、担当コンサルタントの方の真摯な姿勢等に共感し、同社に転職することになりました。自身のキャリアにおける大きなターニングポイントで、本当に当時のコンサルタントの方には感謝しています。


ー大きな出会いだったんですね。そこから転職しようと決めた理由と、sincereedに入社を決めた経緯を教えてください。

まずは、ゼロベースから何かを作り上げる経験を積みたかったことです。スローガンは入社当時から既にブランド力があり、私がマネージャーを務めるタイミングで上場もしていて、ある程度の仕組みが出来上がっていました。仕事をしていくうちに、ブランドも仕組みも全くない中で挑戦してみたいという気持ちが強くなっていきました。また、個人・法人共に対応できるお客様の幅を広げたかったことです。スローガンの事業は新卒の方の支援がメインでしたが、中途の求職者様でかつハイクラスと呼ばれるようなご支援の難易度が高いお客様の対応ができるようになりたいと考えました。また、法人側でいうと、ベンチャー企業への支援に特化していましたが、より幅広い企業、特に日本を代表するような大手企業様も含めて対応する経験を積みたいと感じ退職を決意しました。

最終的にsincereedを選んだ理由は大きく3つあります。まず第一に、アーリーフェーズの会社であることです。sincereedは会社を立ち上げたばかりで、ブランドや仕組みが全くないゼロから創っていける余白が大きい会社だと感じていました。面接時にも代表の南雲から、ミッションの構築から一緒に携わっていってほしいとの話もあり、自分が関われることが大きそうと感じました。

2つ目の理由はビジネスモデルです。sincereedはコンサルタントによる支援だけでなく、プロダクト開発も行っており、人とITの掛け合わせで社会に対してより大きな価値を提供できる可能性があると思いました。

3つ目は、誠実性です。選考中に、代表の南雲が「ヘッドハンター」という言葉の「ハントする」という言葉に対する違和感を漏らしていたことや、副代表の藤井が社内の資料であってもお客様に必ず「様」をつける、といった話をしており、「神は細部に宿る」と言いますが細かな話の一つ一つから誠実さを感じました。多くの企業が「お客様に対して誠実に向き合っている」と言葉では言いますが、行動で本当に示しているんだと感じました。


ーsincereedに入社してから、これまでどのような仕事を経験してきましたか?

両面のコンサルタント業務をしながら、並行してResumee(プロダクト事業)や自社採用にも携わってきました。まだ10名弱の組織だったので、色々なミッションを兼務させてもらいました。

入社後3〜4ヶ月は、採用関連の業務を兼務し、YOUTRUSTなどでスカウト業務を行ったり、採用ブランディングの一環として採用ピッチ資料をデザイナーと協力して作成しました。その後、Resumeeのフィールドセールスを担当し、プロダクトの有料化に伴う対応も経験しました。

コンサルタントとしては、入社後半年間は第2新卒の領域を担当し、その後経験者採用の領域に移り、営業職と企画職を中心としたビジネス職全般を担当しています。

前職で経験していた新卒の求職者の方へのコンサルティングとは、求められる知識や対応の仕方が全く異なります。中途の求職者の方への対応では、求職者の方がそもそもどのような仕事をしているのかの理解に苦労し、伴ってその方のキャリアに関するペインやそれを踏まえて求めることの仮説が立たない状況でした。また、年次を重ねるほど経験の掛け合わせでネクストキャリアの選択肢が変化するため、その創造性に面白さを感じる一方で、妥当かつ候補者の方に新たな気付きを与えるようなキャリアの提案には難しさを感じてきました。

そんな苦労もありましたが、新卒のコンサルティング経験も活かして時には学生時代まで振返りながら、潜在的なご志向やご経験の掛け合わせから、候補者の方だけでは気付けなかった可能性を提示することや、既知の企業であってもこういった整理を踏まえて違った側面から魅力をお伝えすることに取り組みました。ご本人では能動的に応募に至らなかった企業様への入社のご支援ができた時は本当にやりがいを感じましたね。

ーマネージャーとして特に大事にしていることはありますか?

そうですね、いくつかあります。
1つ目は会社のバリューにもありますが、「協働共創」を大事にしています。チームで協力することで、提供できる価値を最大化することや、学び合いながら成長することを非常に大切にしています。メンバーとコミュニケーションを取る際も、ナレッジがありそうな方に頼ることを提案したり、勉強会等で集団学習の機会を設けながら、チームとして出せる価値を最大化することにはこだわっています。

2つ目は、こちらもバリューに則ると「最適解の追求」を大事にしていまして、積極的に自チームのメンバーは勿論、他の方の意見にも耳を傾け取り入れるようにしています。良くも悪くも自分のことを疑い、健全に自己否定を繰り返しながら各テーマについてより良い解を模索することを意識しています。また、自他共に楽しむことをとても大事にしています。ストイックに成果を追い求めることは前提ですが、貴重な時間を共に過ごす仲間であるので、ユーモアや楽しむことを忘れないようにしています。


ー「楽しむ」という姿勢は眞下さん特有のものだと感じるのですが、楽しむことを大事にする理由はありますか?これは前の会社でもそうだったんでしょうか?

前の会社でもそうでして、恐らく基本的な思考習慣は学生時代から続けてきたテニスが影響していると思います。テニスはメンタルスポーツと言われていて、臨機応変に感情のコントロールをすることが勝敗を左右します。経験ベースでこのセオリーを経験しており、何か事象が起きた時に感情を切り離してメタ的に捉える癖があります。理性で考えて、この事象をどんな感情で捉えると良いかな?と一呼吸置いた時に、「楽しい」と捉えた方が何事も好転した成功体験が多かったからなのかなと思います。ただ、全てを「楽しい」で収斂させるとただの呑気な人になってしまうので(笑)違った感情で捉えることも勿論あります。

組織運営の観点でも楽しむという感情は大事だと思っています。特に弊社は多様なバックグラウンドを持ったメンバーが連続的に参画していることもあり、創造性や、横のコラボレーションを楽しみながら生み出していくことが大事だと思っています。勿論ただ楽しむ組織では成長しないと思うのでバランスが大事ですが、自分にストイックな人たちが多いこともあり、意識的に楽しむという感情を持ち込むようにしています。


ーどんなチームを作りたい、またはどんなチームでありたいと思いますか?

ラグビー未経験で経験者の方に怒られそうですが(笑)、高速に体制を組み換え続けるスクラムを組んだようなチームでありたいと思っています。

その心は2つで、1つ目は強固な協力体制が組織としての成長や、提供できる価値の最大化に繋がると考えており、独立した個の集団というよりは、一枚岩で肩を組んで仕事することを大事にしたいと考えています。

2つ目は、変化していくことを大事にしたいと考えています。社会は勿論ですが、私たちの組織も急激に変化しており、昨日までの正解が明日は正解でないといったことが日々起きています。健全な批判的思考が、変化適応をしながら価値を最大化する上で求められていると思っています。


ーsincereedについて、どんな会社だと思っていますか?そして、どんな人に入ってきてほしいと考えていますか?

成長期なんだけど、とても大人な集団。ピュアなんだけど、戦略的。な会社だと思っています。

前者については、別の箇所でもお話しましたが、とにかく急成長中の企業であり、日々ドラスティックな変化をし続けています。連想するのは、勢いがある若い方中心の組織かと思いますが、平均年齢も結構高く、実際大人な組織だと思います。組織の成長段階において連続的に生じる「壁」についても豊富な経験や、多方面からの情報収集等で予め手を打ちながら、悩みながらも順調に成長を遂げています。

後者については手前味噌になりますが、邪悪な人がいないという意味でピュアな人たちの集まりでして、一方でとても戦略的にビジネスに向き合っていると思っています。

激変を楽しむことができて、組織内外に実直に向き合っている方に是非入ってきてほしいですね!
あわよくば、滑りがちな私にささやかな笑みを浮かべてくれる方だと大変嬉しく思います(笑)



■PROFILE

眞下 祐輔 エージェント事業本部 マネージャー

1986年生まれ、上智大学法学部卒業。
2010年に日本生命保険相互会社に入社、その後2014年に株式会社ジェーシービーに入社。
いずれも営業企画・推進を中心に、採用業務等にも従事。
2017年よりスローガン株式会社に入社し、キャリアアドバイザー部門長を務める。また在籍時に上場も経験。
2022年にsincereed株式会社に参画。


真下 祐輔のプロフィール - Wantedly
sincereed株式会社, マネージャー
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