「ShiMeS(ShiRuShi Member Story)」では、どのような経験や価値観を持つメンバーとミッションの実現に挑んでいるのか、社員インタビューを通しお伝えします。

今回は、マーケティング未経験で入社し、その立ち上がりの早さから、しるし初の表彰式では、Value賞「早さは価値」を受賞した泉にインタビューを行いました。

ブランド理解を深めることを目的に、代表含めたプロジェクトメンバーで制作した、
ブランド体験コーナーにて

【経歴】

2018年に新卒で繊維商社に入社。顧客との商品企画から生産管理に至るまで携わる。
2023年10月にしるしに入社し、Amazon事業部でロジスティクス周りの業務を経験後、楽天事業部に異動。異動から1.5ヶ月で、主要クライアントの担当に抜擢される。立ち上がりの早さが評価され、2024年上期の表彰式では、Value賞「早さは価値」を受賞。

◾️自信を与えてくれた、ファッションとの出会い

ーーー学生時代のご経験を教えてください

学生時代は、学級委員長などを務めることも多く、小学校ではふざけている男子を注意するような、生真面目なタイプでした。

また学生時代から趣味のアート鑑賞を通し自分に向き合ってきました。仕事においても、集中力を褒められることがあり、アート鑑賞は集中力も高まると聞いたことがあるので、もしかしたら影響しているのではないかと感じています。

そんな生真面目で内向的な性格だった私に、高校生の時にのめり込んだファッションが自信と明るさを与えてくれました。

◾️“ものづくり”の現場で感じた、厳しさとやりがい

ーーーしるし入社以前のご経験を教えてください

自分自身も人に自信を与える服作りに携わりたいと思いから、就活はアパレル業界に絞って行い、繊維商社の総合職に新卒入社しました。配属がドラフト制だったため、入社3ヶ月間は、必死に自己アピールをしていました。自身は服作りに携わりたかったので、製品を扱う部署に希望を出し、無事配属が決まりました。

どのようなお洋服を作るのかをブランドのデザイナーさんと企画し、生産計画を立て、材料を調達し、スケジュール通りに生産を行うための管理などを行っていました。最後の2年間は、パリコレにも毎年出場されるようなドメスティックブランドを担当し、その対応のために、愛知県にある工場に常駐していました。

生産現場では事前準備がとても重要で、何か1つでも材料が欠けたり、準備が遅れると製品が作れず、その分生産工場の売り上げが激減してしまいます。ものづくりの現場に毎日身を置くことで、その大変さや凄さを実感しました。その分やりがいも大きく、自分が携わった製品がパリコレで発表された時の感動は、今でも忘れません。

ーーー転職の背景を教えてください

前職の経験から、自分はフロントに立つ営業職よりも、そのバックで支えるポジションの方が、自分らしく働け、成果も出せるように感じていました。そのため、裏方として専念できるポジションへのキャリアチェンジをしたいと考えました。

また繊維業界は、日本国内での市場規模が年々減少している業界だったということもあり、これから伸びる市場に携わってみたいという気持ちもありました。

◾️急成長するEC市場で挑む、ミッションに共感

ーーーしるしへの入社理由を教えてください

「ブランド体験の最適化」というミッションに強く共感したのが、1番の入社理由です。

このミッションには「ブランドに込められた思いを尊重し、届けたい」という想いが込められています。私自身、ものづくりに携わってきた中で、どのような想いで商品が作られているのかや、完成までの工程にどれだけの努力が詰まっているのかを強く認識しているため、とても共感ができました。

また、ECの市場規模は約14兆で、年率約5.3%（※1）と急成長を遂げていますが、多くのメーカーがその運用ノウハウやリソース不足に悩まされています。そして転売などの非公式での販売により、ブランド毀損も問題になっています。

EC支援事業を通じて、想いを込めて作られた素敵な商品を、適切なブランド体験でお届けし、顧客のブランド成長を支援したいと思い、しるしの一員になりたいと考えました。

※1参照：令和4年度 産業経済研究委託事業 （電子商取引に関する市場調査）
https://www.meti.go.jp/press/2023/08/20230831002/20230831002-1.pdf

◾️異動から1.5ヶ月で、主要顧客のメイン担当に

ーーーしるしの業務について教えてください。

入社当初は、Amazon事業部で在庫・物流管理や転売対策などを行う部署にいました。その後、楽天事業部に異動になりました。異動から1.5ヶ月でファッションカテゴリの主要顧客を担当させていただくことになり、現在はマネージャーと二人三脚で、顧客とお約束している事業目標の達成に向けて励んでいます。

マーケティング未経験からのスタートだったため、広告・クリエイティブの知識も何もなく、0から学習をしながら、業務を習得していきました。

ーーー未経験からキャッチアップする際の工夫や、意識されていることを教えてください。

マネージャーからおすすめの本を教えてもらい土日に読み、基礎的な知識をつけたり、業務をやりながらわからないことがあれば、まずは自分で社内資料や外部情報を調べ、それでもわからなければ先輩に聞く形で、がむしゃらに学習を進めていきました。

社内資料として、過去の施策事例などをまとめているものもあるのですが、その詳しい実施背景や結果などは実際に運用されていた先輩に伺うことで理解を深め、自身でも応用できるようにしています。

わからないので教えてくださいと丸投げするより、まずは自分なりに調べたり・考えたりしてから質問する方が、自分の身にもなり、教えていただく方の負担も軽減するかなと思い、意識しています。

◾️「早さは価値」先読み・逆算し、業務に組み込む

ーーー大事にしているvalueを教えてください

最も大事にしているのは、Value賞として表彰もいただいた「早さは価値」です。目的・期日から逆算して、タスクを洗い出し、実行スケジュールを組むなど、細かくタイムマネジメントをすることでスピーディーに実行できるようにしています。

前職でも先読みし事前準備することが大事だったので、その経験が活きていると感じます。

しるしでも「2ヶ月先に大きく売り上げを立てるために、新しく広告を準備しておこう」や、「在庫はこれだけ確保しておこう」、「お客さんが集まる時期までに、商品ページのクリエイティブを整えておこう」など、日々逆算し、他部署と連携することが求められます。

顧客・社内のデザイナーや開発メンバーなど、同時に色々な方を巻き込み進めることも多いので、自分が原因で作業を待たせることが絶対にないように意識しています。

◾️顧客を成功へ導き、チーム作りにも貢献したい

ーーー今後の展望を教えてください

まずは、担当顧客の方とお約束した目標を、着実に達成していきたいと思っています。ストレッチの効いた目標数字を追いかけているところもあるので、簡単ではないと思いますが、引き続き目標のために自身ができることを増やしていきながら、必ず達成に導きたいです。

長期的には、チームメンバーがより連携し、働きやすい組織作りにも貢献したいです。マニュアル化や、連携の仕組みを強化するなど、チームの当たり前のレベルをもっと引き上げ、より成果が出せるチームにできるよう働きかけたいと考えています。

◾️周りと協力しあって、成果を出す環境

ーーー読者にメッセージをお願いします

意見を伝えられる環境は整っていますが、組織として整っていないこともあるので、自分が主体的に体制を整えていきたい人には合う会社だと思います。

また1人でやる業務はほとんどなく、顧客窓口・運用メンバー・開発・デザイナー・アシスタントさんなどとの連携がとても重要です。周りとの協力があって何かが成し遂げられる仕事だと思っているので、感謝と謙虚さを忘れないように、私も意識しています。

マーケ未経験の方でも、周囲を巻き込み成果を追い求めることで、マーケティングの専門性を高められる環境だと思っています。興味のある方は、ぜひ一度お話ししましょう！

◾️ここまでお読みいただきありがとうございます！

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