社長百景 3「オトナになったとき」 Aの改革を実現するのは、別の考えBをする人ではなく、Aの中にいる人である理由Aの中にいる人は、Aの良い面も悪い面も、すぐには出来ない事情や、背負っている責任も、全て理解しているから、かなり力が付いたら、本当の改革が出来る可能性がある。一方、Aにただ反発して、簡単に外でBをやる人は、外で初めて、Aがやっていたことさえ出来ないことに愕然とするので、Aを超えるどころか、結局A以下だった自分を知るだけ。たとえば、自民党を超えたければ、超自民党になれば、それは可能だろう。小泉さんはその力があったように思う。反発して、飛び出した現民主党をつくった面々は、バラバラに...