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【2020年4月入社新卒】ネパールで羊のお店をやることが夢

新卒の外国人留学生が日本で正社員として就職する実態はあまり知られていません。羊 SUNRISEでは人種や国籍関係なく、正社員として採用する風土があります。今回は4月から新卒として入社したラメスさんに、現在の勤務状況や今後の夢についてお話を伺いました。

ネパール出身のラメス・ガルブジャです

-出身はどちらですか

ネパールです。4年前に日本語学校に入学するために来日して、卒業後スポーツや健康管理を学ぶ専門学校にまた入学しました。今年の春に卒業して、羊SUNRISEの社員になりました。アルバイトで勤務していた時期を含めると2年くらい羊SUNRISEで働いています。

-ネパールでは羊は食卓に並びますか

はい、よく料理に使われる食材です。煮込みや串焼きにすることが多いですね。ネパールでは羊を山岳地帯で育てるので筋肉がついています。だから、羊SUNRISEで食べる羊肉とは違って筋張っていて固いのが特徴です。

2年間で日本語での接客もレベルアップ

-これまで日本でどんなアルバイトを経験されたか教えてください

飲食店が多かったですね。羊SUNRISEに入る前も牛肉を出すお店で働いていて、そこで肉を切る経験をしました。

-羊SUNRISEにはどのように辿り着きましたか

求人サイトで見つけて「肉を扱った経験を生かせるかな」と思って応募したのがきっかけです。これまで食べた羊肉とまったく違って驚きましたね。

-日本で働く中で苦労したことはなんでしょう

うーん、僕は結構ポジティブな性格なので、あまり辛いと感じることは少ないんですよね。ただ、やはり日本語で正確なコミュニケーションを取ることは難しかったです。

特に羊SUNRISEの場合、カウンター越しにお客様と会話をすることが求められるので、最初のうちはうまくいかないことが多かった。今でも日本語は完璧ではないですが、2年働く中でだいぶスムーズにコミュニケーションが取れるようになったと思います。

-今担当している業務について教えてください

野菜の仕込みや肉のカット、清掃、席のセッティングなど、開店前の準備を担当しています。あとは、ご来店されたお客様の接客ですね。

肉のカットについては通販用の肉を調理するために、通販の工場でカット業務をしたのがスタートです。今ではお店での肉のカットもある程度任せてもらえるようになりました。

-仕事のやりがいはどんなところにありますか

お客様が僕と会話して楽しんでいる姿を見るのはうれしいですね。羊に関する知識を伝えてお客様が興味を持ってまた来店してくれて。そのために羊の専門的な知識をもっとつけて行きたいなと日々勉強しています。

やってみればなんでもなんとかなるんです

-コロナの真っ只中に異国の地で学校を卒業するのに不安はありましたか

まあ少しは(笑)。ただ、僕の場合、1年半アルバイトで働いていたのもあって、スムーズにそのまま正社員になることができました。お店の居心地も良かったので特にためらうこともなく。

ただ、専門学校の同級生は就職できていない人も多いので、僕は運が良かったと感じています。僕がコロナで被った影響としては、3月にネパールに帰る予定がおじゃんになったこと。実は日本に来てから4年間一回も帰れておらず、せめて就職前にと考えていたのでちょっと残念でしたね。

-羊SUNRISEに向いているのは性格的にどんな人でしょう。

特に向き不向きは無いと思います。羊の知識を深めることもお客様と会話することも調理も、やってみればなんとかなるので。僕自身が日々あまり辛いとか嫌だと感じることが少ない性格なのもあるかもしれませんが、羊SUNRISEに興味を持つことができる人なら活躍できると思いますよ。

ネパールで羊SUNRISEの経験を生かしたい

-今後の目標を教えてください

このまま5〜10年くらいは勤務を続けて、羊の調理やお店の経営について学んでレベルアップを続けていきたいです。

どこかのタイミングで故郷のネパールに帰りたいとは考えています。夢はネパールで羊の飲食店を出店すること。ジンギスカンはもしかすると難しいかもしれませんが、火鍋などネパール向けにカスタマイズできる料理はあるかなと。羊SUNRISEでの経験をうまく現地にフィットさせるような形で、美味しい羊料理を故郷のみんなに味わって欲しいです。

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