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新卒第一期入社から一年。やってみて良かったこと。悪かったこと。(佐川)

こんにちは。佐川です。2年目になりました。相変わらずホテル運営に奔走しています。

怒涛の1年について時系列に沿って振り返ろうと思い、久しぶりに記事を書いています。

それでは、スタート。


どどん!4月 <<入社1日目にして全拠点休業が決定!!>>

人類の敵・コロナの襲撃。華々しい入社式なんてどこにもない。絶望のスタートです(笑)


できることをやるしかない精神。やってやろうじゃないか。

「普通の行動でマイナス、頑張ってゼロ成長。めちゃ頑張ってようやくちょいプラス。」

社長の言葉が身に沁みます。今考えてもこの状況震える。

と心は笑ってない😇

5月~6月 入社2ヶ月目にして社長から言い渡されたミッション

「KIKKAの飲食をリブランディングして黒字化してください」

「何を名物にする?」「どんな空間にする?」「収支計画作らなきゃ!」「原価でた?」「街に人歩いてないけどお客さん来てくれるかな?!」そんな怒涛の会話が繰り広げられながら必死に食らいつく毎日。

同時進行で4月に開業予定だった浅草のホテル「TOMOS」のオープン準備備品。発注・納品・整理。汗だく。。

ちなみにHostel 「KIKKA」のシェアハウス事業への転換も同時期。コミュニティシェアハウス運営会社のリバ邸とひだまりで運営するホテル&ホステルの形を残したまま3つの「 #暮らすホテル」スタート。本当に様々な方に支えられながら駆け抜けました。

参考:【ウィズコロナへ舵切】都心一棟ホテルKIKKAをシェアハウスに! #暮らすホテル

https://camp-fire.jp/projects/view/290821

ローストポークとナポリタンとバインミー。美味しかったな...
馬喰町の大好きなパン屋さん「BEAVER BREAD」様のパンを使わせてもらえることに...!!

7月~8月 Hotel Mei再開「感染症対策を行なった上でローコストなオペレーションを」

業界全体でざっくり単価50%ダウン、集客率50%ダウンで、売上がコロナ前の25%。旅行業全体で需給バランスが崩れ、コロナ前のオペレーションでは人件費倒れしてもう一度休業を余儀なくされるような状態。

運営体制、サービスレベルの再設計、再開後のオペレーションに沿ったホテルシステムの切り替え、最小限のリソースでの運営、支配人の採用が急務に。

そんな時に日下さんと意気投合してジョインいただき、立て直しに全力を注ぐ日々。

8月中旬~9月 神楽坂ホテル開業準備

インバウンドの回復の兆しはなく、過去よりむしろ悪化。ワクチンもまだまだわからない。
ホテルの需給バランスが大きく崩れた状態が数年続く状況下。経済の停滞で、雇用環境の悪化、消費マインドの低下が続く。

そんな中、Hotel Vintage神楽坂がついに10月に開業する運びに!

9月をプレオープン期間とし、備品発注、納品、館内清掃、試泊会や内覧会のセッティングと並行しながら、集客計画、プロジェクトサイトの制作ディレクション、OTA(予約サイト)契約・導入・運用、採用、現場オペレーション構築、マニュアル作成を全て同時進行。(そろそろ倒れるかと思った!!)

真夏(エアコン未稼働)に全部屋のマットレス(激重)を女2人で開封。文字通り潰れる相棒。

10月 神楽坂ホテル開業

そんなこんなありつつも9月中にたくさんの方に試泊していただき、宿泊客からの声を参考に改善を高速に繰り返す。

同時に集客基盤を作り込み、マンスリーサイトとAirbnbでの予約獲得に成功。1ヶ月目にして運営収支黒字化達成。いかなる時もゲストファーストで行動しコロナ禍でのホテル時代のあり方を追求しました。

11月~1月 GoToトラベルが軌道に乗り高稼働へ

入船ホテル再開、神楽坂ホテルのオペレーション改善、他社とのコラボ企画、インターン生の採用等

・女子会プランリリース(2020/11/11)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000059805.html

株式会社SHIBUYA109エンタテイメント(本社:東京都渋谷区、社長:木村 知郎)が運営する若者マーケティング研究機関『SHIBUYA109 lab.(読み:シブヤイチマルキューラボ)』と、株式会社ChouChou(本社:東京都千代田区、代表取締役:伊藤直人)が運営する sugumo teens labo(10代女子マーケティングチーム)と共同で、若者のトレンド動向を踏まえた10代20代が憧れるプランを実現しました。

・美しいケーキが並ぶ地域密着のパティスリー「Heritage(エリタージュ)」様とコラボ

上述の女子会プランにおいて、センイルケーキ(韓国風誕生日ケーキ)を制作していただいております

・神楽坂、兵庫横丁の和食店「おいしんぼ 本店」様とコラボ

湯葉と旬肴が愉しめる、情緒溢れる石畳の小路にある和みの一軒家。こだわりの食材を使用したお粥の朝食や旬のオードブルを客室にて提供させていただいております。

https://www.chillnn.com/173bc4a0f33261/plan/1785e5a445114f


2月~3月 ホテルDXマーケティングへ

神楽坂の運営を碧に、ホテルマーケティングを葵に託し、DXマーケティングや他社とのコラボレーション、新規事業のアライアンスなどに従事。


新卒一年目、駆け抜けました。

■やってみてよかったこと

「深掘りするくせ」

これが新卒1年目に一番意識していたことです。

「今自分に降りかかる全ての事象は、 過去の自分の行動の結果であることを受け止めます」7gardenの行動指針の1つです。

なぜこのミッションが自分に出されているのか?成果物は適正か?本当に他の方法はないのか?大小関わらず全てのミッションに対し「頼まれごとは試されごと」と認識し、先回りして行動する。

アウトプットの精度、インプットの量、行動量、スピード、優先順位の考え方、チームへの課題の出し方、全てが試されているのだと考え深掘りしました。

変わりゆく世の中。そんな中で信じ抜いた言葉

難局時は行動レベルを上げるしかない。行動レベルをあげるには、仮説の数、仮説の精度、仮説を見極めるテスト稼働、仮説を絞る、その後思い切り運動量を上げる、が大事。社内、社外、業界みんな努力してる、みんな人生一生懸命。でも差が出る。そして仮説のレベルは思考レベルに比例。by社長

最短距離で最大化

失敗することは決して悪いことではないが、その経験をきちんと次回の行動に踏襲しなければ、時間のムダ、経験のムダ。そのためにも、なぜその行動を行ったのか、見直さなければ意味がない。そんな「深堀するくせ」は未来のムダな努力を回避できる。ムダな努力を回避しようとしない人は、成果の出ない努力を「続けることに意味がある」と思い込んでいる。自分の間違いに敏感になるためにも、「なぜ?」を7回くりかえしてみよう。

これも社長からご教示いただいた言葉です。

コロナに大きく影響を受けるホテル運営事業の上がり下がりは仕方ない。
そんな中でも顧客に感謝し、コントローラブルなところ、最短距離最大化にフォーカス!

■やってみて悪かったこと

「任せる」≠「丸投げ」

任せる前の「準備」、任せるときの「依頼」、任せた後の「フォロー」という3つのフェーズで実践する必要があることを理解していませんでした。「中間報告のタイミングと報告方法を決めておく」という大事な部分を抜かして不完全な状態で「任せる」ことをしてしまったためミスが発生した。当たり前の状況です。無責任に「任せる」ことは、自分と相手を過信して仕事を放棄することなんだと気づきました。

『その人のことを信じようと思います』っていう言葉ってけっこう使うと思うんですけど、『それがどういう意味なんだろう』って考えたときに、その人自身を信じているのではなくて、『自分が理想とする、その人の人物像みたいなものに期待してしまっていることなのかな』と感じて
だからこそ人は『裏切られた』とか、『期待していたのに』とか言うけれど、別にそれは、『その人が裏切った』とかいうわけではなくて、『その人の見えなかった部分が見えただけ』であって、その見えなかった部分が見えたときに『それもその人なんだ』と受け止められる、『揺るがない自分がいる』というのが『信じられることなのかな』って思ったんですけど
でも、その揺るがない自分の軸を持つのは凄く難しいじゃないですか。だからこそ人は『信じる』って口に出して、不安な自分がいるからこそ、成功した自分だったりとか、理想の人物像だったりにすがりたいんじゃないかと思いました

芦田愛菜さんがこんな発言をしていてたのが取り上げられていて思わずハッとしました。
人に正しく仕事を依頼することは、今年度特に意識して取り組みたいポイントです。

■今年度やりたいこと

最近インターン生志望の方と面談していてドキッとしたことがありました。
「なぜインターン生を募集しようと思ったのですか?」

回答の仕方を少し考えているうちに根底では個人的な思いがあることに気がつきました。

というのも、自分自身がインターン生の時にこの会社で”機会”をたくさん掴んできました。

・意欲があればチャンスをもらえる
・チャンスをものにすればさらに様々な”機会”を用意してもらえる
・社長との距離が近いのでビジネスの仕組みを知ることができる
・年功序列一切なし

文字に起こすとベンチャーあるあるの「圧倒的成長!」が言いたいんだな、、とうっすら思いつつも(笑)ここまでビジネスを主体的に動かす機会のある会社は実際のところは少ないのではと思います。特に現在は新規事業に力を入れているフェーズであるということもあり、事業の進め方まで肌で感じることができます。

コロナ禍でオフラインのインターンに参加する機会すら少ない大学生に、少しでもビジネス経験ができる機会を増やせたら良いなという思いがあり、インターン制の採用を行いたいということを社長に直談判しました。自分自身がwebマーケティング、プログラミング、現場マネジメントなど多くのスキルを習得させてもらったこの貴重な機会を、終わらせることなく次の世代へ受け継いでいきたいと思っています。

おかげさまで、今は5人の可愛い「第二期インターン生」が日々頑張っています。

大事な学生生活の中で7gardenに身を置くことを決めてくれたインターン生、日々全力で一緒に走ってくれる大切なホテル事業部メンバーと一緒に、「高速トライアンドエラー」を通じてさらに成長していきたいと強く思います。

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