Cloud AutomatorでDBインスタンスを停止 (Cloud Automator Advent Calendar 2017 2日目)【エンジニアブログより】
re:Inventで日付間隔が少しズレてる、技術3課の森です。
今回はCloud Automator Advent Calendar 2017の2日目になります。
現在、サンフランシスコの12/01 23時(日本時間 12/02 16時)ですね。
re:Inventでは色々発表があり、ワクワクする新サービスやアップデートがありましたね。
今回は、11/10にアップデートされたCloud AutomatorのRDSのDBインスタンス停止について書きます。
はじめに
まずはRDSのDBインスタンスを起動します。
Cloud Automatorで設定
前提条件として、アカウント設定等が終わっていることとします。
ジョブ追加
まずは画面の「ジョブの追加」ボタンをクリックします。
ステップ1:トリガー選択
まずはトリガーを選択します。今回は例として、「即時実行トリガー」を選択し、「次へ」をクリックします。
ステップ2:アクション選択
アクションを選択します。「RDS: DBインスタンスを停止」を選択し、「次へ」をクリックします。
ステップ3:AWSアカウント選択
AWSアカウントを選択します。設定済みのアカウントでRDSのDBインスタンスが起動しているAWSアカウントを選択し、「次へ」をクリックします。
ステップ4:アクションのパラメータ選択
アクションのパラメータ設定を行います。
まずは、リージョン(今回は、東京リージョンの「ap-northeast-1」を選択)とRDSインスタンス(mysqltest)を選択します。
「リソースの終了ステータスをチェックする」はチェックをします。
この項目の詳細はこちらから。 チェックした場合は、RDSのDBインスタンスが停止したらその停止結果を返します。
チェックしなかった場合は、RDSのDBインスタンスの停止要求がされたかどうかの結果を返します(正常に停止したかはわからない)。
ステップ5:実行結果による後処理選択
RDSのDBインスタンスの停止実行の結果が成功したか失敗したかによって、その後にどんな処理をするかを選択します。
RDSのDBインスタンスの停止実行の後処理選択としては以下の2つ
- RDSのDBインスタンスの停止(CA-InstanceTypeChange-InstanceStop)
- RDSのDBインスタンスのインスタンスタイプの変更(CA-InstanceTypeChange-InstanceTypeChange)
今回は例なので、何も設定せずに「次へ」をクリックします。
ステップ6:ジョブ名の設定
実行するジョブ名の設定を行います。今回はわかりやすい名前として「RDSのDBインスタンス停止(mysqltest)」とします。
入力が完了したら、「作成する」をクリックします。
内容確認
Cloud Automatorの一覧表示の確認
最後に、一覧表示されます。
Cloud Automatorの履歴確認
すると、即時実行したので、履歴にも実行されていることが表示されます(時計マークが表示)。
RDSの画面で状況確認
RDSの画面にて停止が始まったことがわかる状態「停止中」になっていることを確認できます。
停止の確認
Cloud Automatorの履歴確認
履歴では正常終了したことを示すチェックが表示されています。
RDSの画面で状況確認
RDSの画面にて停止が完了した事がわかる状態「停止」になっていることが確認できます。
さいごに
すごく簡単にRDSの停止ができました。これで開発環境で利用しているRDSを停止したりするのがすごく楽になりますね。
今回はRDSのDBインスタンス停止を行いましたが、他にもアクションは色々あります。
- DBスナップショットを作成
- DBインスタンスの削除
- DBインスタンスの起動
- DBスナップショットからリストア
- DBスナップショットをリージョン間でコピー