昨年に続き、本年も日本赤十字社様より感謝状をいただきました。
当社と日本赤十字社様が関わりを持ち始めたのは東日本大震災がきっかけでした。
震災後に日本赤十字社様のWebサイトに被災者やその家族、全国各地のたくさんの方から大量のアクセスがあり、サイトがダウンしてしまったことは皆さんの記憶にも新しいことかと思います。
当社社員がそのことを知り、日本赤十字社様のネットワークインフラ部分にAWSをご提案いたしました。
当時はAWSを知っている人は日本にほとんどおらず、クラウドへの不安も大きい時代ではありましたが、AWSを信じて導入を決意してくださった日本赤十字社様の決断力に大変感銘を受けました。
AWSの柔軟性と構築までのスピード感を知っていただき、義援金管理システムも当社設計のもと話を進めていくこととなりました。
当時最大スペックのサーバーとデータベース、ロードバランサーを用意し、Webサイトが復旧。義援金の受付が再開されました。
義援金管理システムには全国から届いた大切な義援金のデータが入っており、このデータが飛んでしまえば社会問題になりかねません。
大きな緊張感のもと義援金システムの受付は開始されましたが、問題なくシステムは動き続けました。
これらの出来事を時系列で表すと…
3月14日 日赤様との初めての打ち合わせ
3月15日 サイトの復旧
3月17日 義援金の受付開始
打ち合わせからシステムの稼働までたったの4日間!
「何か被災者や被災地の役に立ちたい!」当社社員の強い気持ちがこのようなスピード感に繋がったのかもしれません。
2019年現在でもサーバーワークスは義援金という形ではなく、「私たちは、忘れない。」プロジェクトに参画し、協賛寄付として支援を行なっております。
これらの寄付は東日本大震災の復興をはじめとした国内災害救護活動などに使われています。
今後も日本赤十字社様の活動を支えながら、広く社会に貢献していく企業を目指してまいります。