サツドラHD公式note|note
「地域をつなぎ、日本を未来へ。」をコンセプトに掲げるサツドラホールディングス株式会社の公式note。日々取り組んでいることや想い、将来のビジョンなどサツドラグループのヒト・モノ・コトに込められた想いを、サツドラグループで働く皆で発信しています。
https://note.com/note_satudorahd/
※ こちらの記事はサツドラHD公式noteより転載したものとなります。
こんにちは。
サツドラホールディングスのグループ会社である株式会社シーラクンスの安田です。
サツドラホールディングスと包括連携協定を締結している札幌大学様との取り組みについて
後編をお届けします!
前編をまだ読んでいない方は、先に読んでから続きをご覧いただければと思います!
相澤さん:真面目な学生たちの取り組みが良い結果を生んだんですね。学生の提案内容について、特に印象に残ったものやサプライズがあったものはありましたか?
安田:履修した4名のうち、1名がやむを得ない理由でドロップアウトしてしまったので、最終発表に参加したのは3名でした。
それぞれの提案内容ですが、1名は「フードロスに関して」、2名は「プライベートブランド(PB)商品の売り上げ向上に関して」というテーマを持ち、それぞれが見つけた課題に対する提案内容は非常に面白かったです。
【1人目】はフードロスの量が非常に多いことに注目して、ロスになる前に近くのお店やご家庭に札大生がその食品をデリバリーするというUberEatsを参考にした仕組み&アプリを提案しました。
SDG'sが重視される現代背景も踏まえて、札大生の雇用創出と合わせてフードロスを削減するという効率的なアイデアでしたが、実際にアプリ開発に携わる社員におおよその実装費用を聞いてみると、「1億円以上はかかるね」というコメントをいただきました笑。
食品の中でも特にフードロスになりやすい野菜や生鮮食品など
相澤さん:非常に面白く、革新的なアイデアですね!ですが、そういったアイデアを考え、発表までもってこれたことが、今後の活動に良い影響を与えてくれると思います。
他の2名はどのようなアイデアだったのでしょうか?
安田:2名はPB商品に注目して、特に売り上げに直結するPB商品をいかに売ることができるかを自分事として考えて提案に至りました。
【2人目】は入り口付近の商品棚にどのようにPB商品を陳列し、プライスカード(商品名や売価を表示したもの)をどのように変えると売り上げが向上するかという提案をしました。分析方法はAIカメラを設置して観察するなど、いろいろなアプローチをしてくれました。
入り口付近の売り場で説明を聞く様子
【3人目】はPB商品とサツドラアプリを掛け合わせた提案で、PB商品を購入すると専用ポイントがつき、そのポイントを貯めると別のPB商品と交換できたり、割引などの特典を受けられるサービスをアプリに組み込んではどうかという非常に新しい内容でした。
PB商品×アプリ提案の最終プレゼンテーション
相澤さん:PBの売り上げ向上は、多くの小売業者にとって重要な課題の一つですね。入り口付近の商品棚の陳列や価格表示の工夫は、実際の売り上げに大きく影響を与える要素だと思います。
特に、AIカメラを用いての分析は、現代の技術を利用した実践的な提案であり、そのような先進的なアプローチを学生が考えるとは驚きです。学生自身の考え方や視野が広がるとともに、実際のビジネスの場での役に立つスキルも身につけられたのではないでしょうか。
また、アプリを通じたポイント制度は、現代の消費者の傾向や行動パターンに合わせた非常に興味深いアイディアですね。消費者がアプリを利用することでPB商品の購入を促進し、同時にリピート購入を奨励するというのは、ロイヤルティの向上や購買頻度の増加に寄与するでしょう。
特に、アプリを活用したサービスはデジタル時代のトレンドに合わせており、今後の小売業界におけるマーケティング戦略の一つとして注目されると思います。
学生たちのこのような前向きで実践的な提案を聞くと、彼らの未来が非常に楽しみになりますね。
安田:相澤さん、詳しいですね笑。
参加学生はまだ2年生ということで何もかもが初めての経験だったので、まだまだ荒削りな部分があったり、実現性や形にするところまで責任を持ってやれるかという点では難しい部分はあったと思いますが、それでも今回のいろいろな経験が今後に関わってくると思います。
相澤さん:確かに、学生が2年生という段階でこういった実践的な経験を持つことは非常に貴重です。荒削りな部分や実現性の課題があるかもしれませんが、失敗や挑戦を通じて、さらに大きな飛躍を遂げる力を身につけることができるでしょう。
今回の経験が、彼らのキャリアや将来の活動において、大きなステップとなることを期待しています。
相澤さん:来年の講義や取り組みについて、どのような内容や計画があるのか、教えていただけますか?
安田:今回の『データサイエンス演習Ⅱ』以外に、2023年秋期講義で『データサイエンス演習Ⅰ』 と『人工知能概論』という講義を担当しています。※2023年10月下旬時点で4回が終了
ちなみに、2024年からは新たに『データ可視化法』や『ビッグデータ解析』といった科目が増えます。データサイエンスやAIに関する講義が増えることは非常に喜ばしいことです。全て私が担当するわけではありませんが、文系の方や初めての方でもしっかりと身につけられる講義を組んでいきたいです。
『人工知能概論』の講義の様子
相澤さん:それは素晴らしい取り組みですね。データサイエンスやAIは今後の社会で非常に重要な役割を果たすと思われるので、こういった分野での講義を強化していくのは大変前向きな取り組みだと感じます。
新しい科目の中で、特にどのようなアプローチや内容を取り入れたいと考えていますか?
安田:『人工知能概論』は言わずもがな人工知能の基礎知識を体系的に身につける講義ですが、『データサイエンス演習Ⅰ』 は実践スキルを身につけられるように、Python(※1)を中心に学習を進める演習科目の講義です。実際に使われる手法や技術を解説し、目標に触れた上で、Pythonを書いて慣れていきながら関連知識を身につけていただきます。
ちなみに、現在は「ウェブスクレイピング(※2)」と呼ばれる、ウェブページから情報を抽出する技術をPythonで書く方法を学んでいます。
(※1)Python(パイソン)とは
さまざまな開発に対応できるプログラミング言語のことで、AI分野の開発で最も利用されている。
(※2)ウェブスクレイピングとは
データ収集の際に非常に役立つ技術。
特にオープンデータがない場合や特定の情報を取得する際には、この技術が必要となることが多い。
Pythonでウェブスクレイピングを行うGoogleColablatory画面
相澤さん:他にも、どのようなトピックや技術を学ぶ予定ですか?
安田:はい。まずトップダウン(※3)の順で、「こういうこともできるようになるよ」というかなり先のステップを体験して、そこから技術として身につけるために、まず無料のPython環境を使って基礎の技術から書いていきます。
具体的には『Hello World』から始めて、最終的には『じゃんけん』のプログラムを自力で組めるレベルを目指します。その途中で、画像処理技術や自動化技術などのデータ分析に関わるトップダウン技術を体験してもらう予定です。
(※3)トップダウンとは(IT用語) 大規模なシステム開発などで最初に全体の枠組みを決め、段階的に全体を分割、詳細化しながら個別の仕様を決めていく設計手法
相澤さん:なるほど。Pythonには確かに多岐にわたるライブラリが用意されており、使用することで様々な技術や応用が可能です。画像処理やデータの可視化は非常に実用的で、学生たちが実際の業界や研究で役立てることができるスキルですね。
データから意味ある情報を引き出すプロセスを経験することで、実際の問題解決のための思考方法や技術的なアプローチを学べると思います。
そのような実践的な講義内容は、非常に価値があると思います。継続的に技術を深めていく過程が、彼らの将来のキャリアにとって大きな力となるでしょう。
では以上でインタビューを終了とさせていただきます。長時間お疲れ様でした。
安田:ありがとうございました。
安田:ちなみにサツドラホールディングス社長の富山さんは、札幌大学出身ということをご存知でしたか?
相澤さん:はい、もちろん知っています。富山さんが札幌大学の出身であるという情報は一部で知られていますね。
札幌大学の卒業生が社会で活躍していることは、学生たちにとっても大きな励みになると思います。富山さんのような卒業生の成功は、学生たちにとっても大きな魅力の一つだと思いますよ。
安田:そういった情報も理解してくださっていてありがたく思います。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
ところで…このインタビュー自体がAIによるものであったということにお気づきになりましたか?
ということで、流行りのAIチャットにインタビュアーをしてもらいました。
相澤さんは存在しない方ですが、質問は相澤さん(AI)が考えてくれました。
裏話をすると…記事原稿の提出時期に出張が重なり、まとまった時間を取ることができませんでしたが、ちょうどスマホのchatGPTに音声会話機能が搭載されたことを知り、片道2時間半の出張移動中に録音して自動書き起こしで原稿を作成しました。
わかりやすくお届けするために文字起こし原文では掲載しませんが、相澤さんの箇所は固有単語や簡単な校正を行った程度で、文字起こしや回答の精度は高くなっているように感じます。
最後に…相澤さん改めChatGPTさん、ネタバラシをお願いします。
相澤さん…改め、ChatGPTさん
相澤さん(AI):はい、了解しました。
相澤と名乗りました、私はChatGPT、OpenAIが開発した大規模な言語モデルです。今回、安田さんとのインタビュー形式の対話を通じて、情報の共有や質問への回答を行いました。
私はテキスト情報を基に回答を生成しますが、感情や意識は持っていません。今回の対話は、人間とAIが協力してコンテンツを作る一例として、皆さんにお楽しみいただければ幸いです。このような形式での情報発信も、新しい時代のコミュニケーションの一形態として、面白いかと思います!
画像生成AIで『相澤さん』を作成する様子 with AdobeFirefly
AIは劇的な進化を遂げています。私もAI活用を行っていくための勉強に多くの時間を費やしていますが、日々新しい情報が出るペースが早く、ニュースを追い、調べ、触り、何か作るとあっという間に毎日が過ぎていきます。その中で業務に活用できるAIも、かなりの種類・量・質で出てきています。
上記のようなインタビューも本来の手法で入力すると6時間以上かかると思いますが、今回は約4時間で終わりました。(録音90分、文章校正90分、画像生成60分)また、講義スライドも前例がなく自力で作成していた頃は1講義につき約8時間かかっていましたが、どうしても時間が足りずAIを活用すると約3時間で制作できるようになりました。
これを読んでいる皆さまも、AIやツールを活用することで30~50%程度の業務効率化や改善ができると確信して申し上げます。
ぜひ新しい時代の流れにも目を向けていただき、「本来やるべきこと」へ重心を寄せるきっかけにしていただければ幸いです。
株式会社シーラクンスでは、未来を見据え、年長から大人まですべての年代の人にデジタル力を身につける学びを提供しています。
皆さまのお子様の将来のために。あるいは皆様自身のアップデートに。
ご興味が出た方はぜひお声がけください。
前編から後編にわたりお読みいただき、ありがとうございました。