親の介護や講師の仕事と両立しながら、カウンセラーとして長く活躍し続けたい

■Bさん　入社2年目　50代　シニア産業カウンセラー・公認心理師・キャリアコンサルタント

目次
1.入社を希望した理由を教えてください
2.入社後の印象はいかがでしたか？
3.これからセーフティネットでやってみたいことはありますか？

1.入社を希望した理由を教えてください

大学卒業後、SEとしてIT企業に就職し、企業システムのコンサルティング業務を担当しました。お客様と話すことはとても楽しく、人と話すのが好きなのだと気づきました。

また、当時のSE職は非常に多忙で、メンバーから相談を受けることが増えていきました。私なりに話を聴き受け応えをしていましたが、自己流で答えるのはよくないと感じ、産業カウンセラーとキャリアコンサルタントの勉強を開始。それからは毎年、人事部への異動希望を出し続けました。

資格取得後、希望が叶って社員向けの相談業務を行うことに。役職離任の機に、30年間務めた会社を退職。もっと違う世界を見たい、他の会社で挑戦してみたいという思うようになりました。

セーフティネットで働きたいと思ったきっかけは、さまざまな企業、そこに勤める従業員の方と出会うことができるからです。また、これまで経験したキャリア相談のスキルを活かしながら、新たな分野の相談に携われると思いました。そして、会社組織と繋がっている場所でカウンセリングがしたいという私の思いを、セーフティネットなら叶えられると考えたからでした。

2.入社後の印象はいかがでしたか？

現在の勤務体系は週2勤務・9時～17時で、1日ずつ出社と在宅勤務をしています。主な業務は電話相談、研修を実施した企業へフォローアップを行っています。ただ、入社後1年目は自ら志願して2日とも出社していました。スキルに自信がなかったということもありますが、何より相談室の居心地がよかったからです。

カウンセリング中、判断に迷う時は、手を挙げると社員カウンセラーさんが側に来てくれアドバイスをしてくれます。在宅勤務の場合は、コミュニケーションツールで質問するとすぐに返答がもらえるので、安心して業務ができています。実際はひとりで電話に出ていますが、会社全体で相談を受けているような感覚です。

社員の方と分け隔てなく勉強会への参加機会があるなど、１人のメンバーとして尊重されていると感じています。そんな環境に身を置きながら、相談者さんを通じて世界が広がる、そして、これまでの生活を続けていたら出会えなかっただろうという方に出会える、セーフティネットに入ったことで多くのことを得られていると思う毎日です。

3.これからセーフティネットでやってみたいことはありますか？

私は週2日の勤務で契約社員としてセーフティネットに所属しながら、親の介護やカウンセラーを養成する講師の仕事を続けています。キャリアを途切れさせないために、細くても長くカウンセリングの仕事に携わり、感覚を磨き続けたいと思います。