こんにちは!世界へボカン 採用担当です!
前回の代表徳田のインタビューはご覧いただけましたでしょうか?
社員インタビューフィードまだまだ続きますよー!
第2回目は・・・
入社半年目、日本語、英語、フランス語のトリリンガルマーケターの加納さんのインタビュー記事です!
Hiro Kano
10歳で折り紙世界チャンピオン。独学トリリンガル。TOEIC 985点、仏検2級。世界へボカンの英語コンテンツ企画担当。海外ライターからSEO記事、ワクワク面白ネタまでコンテンツのアイディアを練ってます。楽しいアイデア考えるのが好き。超インドア派。Twitterは @hirokano123
・ボカンとの出会いと入社までの軌跡
・ボカンでの仕事
・ボカンで働く魅力
などについて深くお話いただきました。
特に加納さんはご経歴がとてもユニークで、そちらも含めて楽しんでお読みいただければと思います!
ー本日はよろしくお願い致します!早速ですが、ボカンとの、徳田さんとの出会いについてお聞かせいただけますか?
ボカンはもともと、前々職時代の伝統工芸品を扱う越境通販サイトのプロジェクトでマーケティング支援をしてくれている企業でした。小さな、社長と社長の奥様と僕の3人で主に運営していました。僕はインハウスマーケターとして約3年間ほど在籍していました。当時の事例紹介記事はこちら
主な仕事内容はECサイトの運営で、カスタマーサポートから、伝統工芸品の職人さんへの取材、翻訳などさまざまな業務や経営に携わり、色々な経験を積めてとても楽しかったです。
ただこのまま5年、10年と続けた場合ゼネラリストにはなれても、スペシャリストとして「この道だったら負けない!」というスキルが身につかないことに、懸念を感じていました。
さまざまな業務を経験した中でも、マーケティングのデータ分析や、それに基づいたコンテンツ制作は楽しく、成果も出せていたので得意分野でした。より大きな規模、予算のある環境でマーケティングに取り組みたいと思い、2018年の夏からは、半ばフリーランスのような形で、伝統工芸のプロジェクト含め色々な会社でマーケター、EC運営のスタッフとして働いていました。その間もボカンとの関係性は続いており、徳田さんから「正社員にならないか?」とお声がけいただき、2019年の10月にボカンに正式に入社しました。実は仕事以外にも徳田さんとは「キックボクシングの会」でお誘い頂いたりと、ちょくちょくご連絡は頂いてました。笑
高校、大学も行っていない。独学でバイリンガルに!?
ー1社目の企業ではどのような仕事をしていたのですか?
社会人としての1社目は伝統工芸品の会社でした。それ以前は、実は高校、大学に行ってなかったのです…。自分が興味ある内容を突き詰めたいと思っており、様々なことを勉強していました。英語、フランス語を覚え、そしてデザイン、Webサイト制作を独学で学んでいました。ただ、独学の弊害として、僕は当時すごくコミュ障でした。自分のコミュニケーション力に課題を感じていたため、レストランで接客のアルバイトをするなど精力的に動いていました。
ー加納さんは“トリリンガル”とお聞きしておりましたが、独学だったんですね!元々、外国語はお好きだったのですか?
幼い頃から親が、洋画・洋楽好きだった影響が大きいですね!学校で英語の授業を受けたことがなかったため、英語=難しいという抵抗はなかったです。「将来英語を使って仕事してみたいな」という感覚で英語の独学をしていました。
英検は5級からはじめて2級まで取得しており、TOEICは985点、フランス語は2級まで取得できました。側から見ると「よくやるね」と思われるかもしれませんが、僕はゲーム感覚で外国語を覚えていました。ゲームが好きなのですが、何かを取得していくことって、レベルアップをする感覚と似ていて嬉しいんですよね!
ーコミュニケーション力に課題を感じていたのですか?
はい。
高校、大学に行っておらず、中学も皆勤ではなかったので、普通の方と比較するとコミュニケーションは苦手だったんです。このままでは社会に出られないと思い、どうすればコミュニケーション力が身につくかなと考えていました。そこで、強制的にコミュニケーション力を身につけようと思い、600人ぐらいの収容規模の大型レストランで、立食パーティーや結婚式などのウェイターとして接客のアルバイトをしていました。どこもかしこも「人」がいて、話をしなければならない環境です。そのおかげで、コミュニケーション力が少しは身についたかと思います。
ー話が戻りますが、英語を使って仕事をしたい=1社目は叶えられましたか?
1社目の伝統工芸品のプロジェクトは元々、通訳ができる人を募集してました。ちょうどサービスの立ち上げのタイミングで、Webサイトが完成し、来週公開予定。ECサイトををこれから運用していくといった状況でした。
商品の翻訳やカスタマーサービス担当を募集していたところ、ご縁を頂きました。
初めは通訳担当だったのですが、そこから商品登録、カスタマーサービス、職人さんへのインタビューなど業務が広がって、マーケティング全般にも関わるようになりました。
“海外×Webマーケティング”、一見華やかそうな舞台の裏側とは・・・?
ーなるほど。外国語とマーケティングということでボカンさんに繋がるわけですね!
そういうことです。ボカンは社員の半分が外国人なので、英語で会話することが非常に多いです。国籍も様々なので、社内では毎日多国籍語が飛び交っています。
ー具体的にどのような業務をされているのですか?
ボカンは3チームに分かれていて、
(1)PPC (ペイ・パー・クリック)チーム:オンライン広告の運営
(2)セールスコンサルティングチーム:日本企業が海外進出する際の戦略立案営業
(3)コンテンツチーム:外国語のコンテンツ制作
僕はコンテンツチームで、シニアプロジェクトマネージャーをやっております。コンテンツの企画やライターさんのマネジメント、メディアの編集長として在籍しています。
ちなみに、僕以外は全員外国人なんですよね。笑
お客さんと直接話してコンテンツ内容を詰めたり、「こういう面白い案件ありますが興味ありませんか?」と案件とライターさんをマッチングさせたり、プロジェクトの要件定義からクオリティチェックなど。全体的に、お客さんとKPIの擦り合わせをしつつ、プロジェクトマネジメントをしています。
ー海外×マーケティングって響き、とても華やかなイメージがあるのですが。
いえ、実際には地道な分析業務がほとんどです。
過去制作したコンテンツ記事をスプレッドシートにまとめて「この記事はPVが伸びたね」「この記事のタイトル良くなかったかもね」と内容の評価をしたり、作成した記事の数値を毎日確認できるシートを作り、赤は数値が上がった、黒は数値が下がってしまっているなど、一目で分かるようにパフォーマンスを可視化して、チームと一緒に数字ベースでもコンテンツの評価ができるような管理体制を構築したりしています。
事例ベースで話をすると、
日本でバターコーヒーを作っている会社で商品をアメリカに進出させたいという企業様がいらっしゃいました。マーケットリサーチの一環で、競合他社の公式サイトをリサーチして、「良い点」「改善点」などの洗い出し、そして実際にバターコーヒーの商品を全て注文して試飲してみるなどもしています。
その事例では、競合他社がアメリカの企業で、ボカンのアメリカ人社員の実家に商品を届けて、届いたものを1つ1つ試飲して味を調べました。実際、飲んでみると美味しいものもあれば、美味しくないもの、薬みたいな味のバターコーヒーもありました。笑
ーそうなのですね!イメージしていた海外×Webマーケティングではなかったです!
地道ですが、お客様の期待値を超える対応をしていきたいと思っておりますので、丁寧に仕事しています。ボカンはみなさんが思っている以上に丁寧に仕事をしていると思いますよ!
ー仕事が丁寧?他のWebマーケティング会社さんと比較してですか?
大手になると、どうしても画一的な支援になってしまう部分もあるのかなと思っています。もちろん、型が決まっているとスピードも速いですし、効率も良いかと思うのですが、その「型」がお客さんに合っているものがどうか、一度前提を疑うのも大事だと思います。理想は1社1社カスタマイズをした対応をするのが良いのでは?と個人的には思っています。
ボカンは細部まで、お客様に合わせてサーチ方法などカスタマイズしています。「このお客様であればこうやっていこう!」と。あえて決まりきったフォーマットを用意していません。
ー小さな規模、組織だからこそボカンならではの丁寧なサービスを提供できるということですね。
そうだと思います。ただ、小さな組織だからこそ、課題に感じることもあります。
人数が少ないため、案件のマネジメントができる人が少ない。お客様の数が限られてしまう、キャパがすぐいっぱいになってしまうなど・・・だから現在、採用活動を強化しています!
後は、大企業とは違って小さい企業は個人の力量に寄ってしまうこともありますので、ガイドラインなどを用意して、個人の力量を高いレベルで平均化できたら良いなと思っています。ただ、良く言えば、一人一人の裁量が大きいので、責任感も大きく、やりがいがある環境であることは間違いないですね!
ボカンに少しでも興味がある方に、ボカンで働く魅力を教えてください!
ー競合他社がいくつかある中で、加納さんが思うボカンに入社する魅力とは何ですか?
たくさんありますね。
まず、僕の中で大きかったのは「海外」というキーワードです。仕事で英語、フランス語を使いたいという思いがあったので。言語だけでなく、海外との繋がりが常にある仕事なので、とても魅力的です。
後は、取引期間が長い企業様が多く、お客様との信頼関係が強いとことですね。これは先ほどお伝えした “仕事が丁寧” に紐づくと思っています。
ーと、言いますと?
Webマーケティング業界はまだまだとても小さな業界で、。会社の数も限られています。なので雑な仕事をしたら業界内ですぐに悪い評判が出てきてしまいます。
ボカンは入社前からWEBマーケ界隈のセミナーで出会った方々の評判はとても好評でした。悪い評判が立ちやすい環境だからこそ、ボカンへの好評は際立ちましたね。
ー実際に入社して、その評判は本当でしたか?
本当でした。お客様にまっすぐで、丁寧に向き合っているからこそ、多くの信頼を得ているのだと入社した今、実感しています。
ー「海外」と「お客さんとの信頼関係の強さ」ですね!
そうですね。ただ、会社としてはそうなのですが、個人的にはもう一点!最終的に入社を決めたのは、代表の徳田の存在が大きかったですまだ十数名の小さな会社なので、大変な面もありますが「社長が尊敬できる」というのは一番個人的に大事なポイントでした。確か社長のwantedlyインタビューもあったと思うので気になる方は是非。
代表徳田のフィードはこちら
https://www.wantedly.com/companies/s-bokan/post_articles/205572
ー宣伝ありがとうございます!笑
最後になりますが、この記事を最後までご覧になってくださったボカンに興味がある方へ一言を!
ボカンの良いところとして、1つは、とにかく裁量が大きく持てること。できる人、やる気のある人にはどんどん仕事が回ってきますし、ガンガン自分で考えて、決めてプロジェクトを進められます。
2つめとしてはWebマーケティングという職種を事業会社のインハウスマーケターや兼任のポジションにいる時よりも深掘りできることです。予算の問題で、小さなベンチャーだった前職に比べると、ボカンは予算に余裕があり、現在コンテンツ制作に特化している仕事をできています。それがとても楽しいです。
コンテンツ制作をもっとやりたい!という初心をきちんと実現できていて、コンテンツマーケに特化した仕事をしているので、専門性をどんどん尖らせることができています。
セミナーや本、教材購入の支援にはとてもオープンな社風なので、自分の好きな専門分野をどんどん深掘りして学びつつ、すぐ仕事で応用できるのでとても楽しいです!
最後に!個人的にブログ(note)を書きましたので、ご覧いただけると嬉しいです。
【転職します】僕のこれまでと、僕のこれから。コンテンツマーケに出会うまで
ー「折紙世界チャンピオン」なんですか!?
そうなんです、実は・・・。ぜひ、呼ん(読ん)でください!笑
ーご経歴もお人柄もユニークな加納さんとのインタビューはあっという間でした。まだまだ、加納さん、ボカンに気になること、聞きたいことがある!という方はぜひ、ボカンへ遊びに来てみませんか?