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【インタビュー #5】Vol.1 想いの実現に挑み続ける!〜偶然の出会いに導かれて〜

みなさんこんにちは。六興実業株式会社 広報担当です。
前回は、マーケティング・デザインの橋本 慎吾さんをご紹介しました。

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今回のインタビューは…

営業の益子 智成さんです!!

今回はVol.1として、
六興実業と運命的出会いを果たし、入社することとになった益子さんの過去に迫ります!



|「自分にしかできないことを」
“偶然” の導きで挑み続ける

– はじめに、六興実業に入社する前はどのようなことをされていましたか?

以前は、大手人材関連会社の代理店で求人広告営業と掲載文の作成を行っていました。
その後、個人事業主として3年間軽貨物に携わり、4年目に入る時に会社を立ち上げ、6年間経営者をしていました。



– 益子さんはこれまで様々な場所でお仕事をされていたと伺ったのですが、そのタイミングや目的を教えていただけますか?

まずは、佐渡島に移住しました。
そのきっかけは、独身でサラリーマンだった頃の、お盆の9連休を利用した4泊5日の旅行での経験です。
離島を訪れたいと思い、たまたま思い浮かんだのが佐渡島でした。佐渡島に2泊し、「たかち芸能祭」に参加しました。このお祭りでは地元の伝統芸能が披露され、地元の人々の温かさや真摯さに魅了されました。帰り際、地元の方から飲み会に誘われて楽しいひと時を過ごし、島の方々と友人としてのお付き合いが始まりました。
それ以来、毎年佐渡島を訪れるようになり、その度に島のために何かできないかと考えていました。

ある日よく行っていたスーパー銭湯で、漢方風呂に入りながら使用されている生薬の説明文を見たとき、「これらは佐渡島で育つのでは?」と思いつきました。
佐渡島は、北特有の植物と南特有の植物が育つ島で、多種多様な植物が育つ島だからこそ漢方の生薬も自生しているのではと考えました。生薬の1つである「ソウジュツ」を調べると、佐渡でかつてよく栽培された「ホソバオケラ」であることが判明しました(ホソバオケラの別名「佐渡オケラ」)。
この植物が絶滅寸前と知り、「俺が佐渡に行かなければ」と直感的に感じ、2020年10月に佐渡島に移住しました。



– 益子さんの行動力すごすぎませんか?(笑)
実際に佐渡島に行かれてからはどのようなことをされていたのでしょうか?

まず佐渡島の移住促進家の方に、佐渡島にいらっしゃる野草研究家の方を紹介してもらいました。その方が、昔「佐渡オケラ」を育てていたおばあちゃんを紹介してくれました。そして、そのおばあちゃんに余っている株をもらって育てる事にしました。

ただ、日本で使われている漢方は全て中国産であるため、現在日本産が使われないのは「同じ植物でも漢方の成分を含んでいないからではないか」という不安がありました。
この疑問を解決するため、佐渡オケラの成分分析をしてくれる方をFacebookで探し、熱意をもって依頼しました。その甲斐あって成分分析のスペシャリストが奈良から来てくださいました。無償で成分と遺伝子の分析をしてくれたところ、佐渡オケラが中国から伝わった純系のものであり、漢方としての成分も十分含んでいることが分かりました。

益子さんがこのタイミングで動いていなければ、すでに絶滅していたかもしれない」と言われたことで、この佐渡オケラを栽培して守り抜くと決心しました。佐渡オケラはまだ個体数が少ないため商業利用は難しいですが、絶滅を防ぐために重要な役割を果たしたと思っています。
その後、純系の株を栽培してくれる植物園が見つかったり、佐渡総合高等学校で佐渡オケラ栽培カリキュラムとして取り入れるなど、佐渡オケラを維持する体制を整えることが出来ました。
これにより、安心して本島に帰ることができました。



– お風呂でビビッと来たところからそのレベルまで達成されているのがすごすぎて驚いています(笑)熱い想いで取り組まれていた中で、佐渡島を離れるきっかけは何だったのでしょうか?

佐渡オケラの栽培と同時にやっていた軽貨物の仕事でトラブルが起きてしまったことがきっかけでした。
僕の会社から2つの大手配送会社にドライバーを入れていたのですが、勤務態度が良かったはずの従業員が、僕が佐渡島に渡って目が離れた瞬間に配達時のルール違反を多くするようになってしまったんです。

そのため、多方面にご迷惑をかけてしまい、すぐに本島に行かなくては行けない状況になりました。
午前中は佐渡島で仕事して、ジェット機や新幹線を使って無理矢理夕方には神奈川に向かうという行き来が増え、いつしか僕は神奈川にいる時間の方が長くなってしまいました。そして、家族もこのまま佐渡島に住み続けることが難しかったりと色々なことが重なった結果、佐渡に移住して半年で神奈川に引っ越してくる事になりました。



– なるほど、その後はどうされたんですか?

求人広告の営業マンだった時の同僚に頼ったところ、面白い会社があると紹介されました。
その会社は大手家電量販店のテレビ配送設置を行っており、軽貨物の配送だけでなく、家の中に入り設置や説明まで行うサービス業に近い業務を提供していました。このような業務内容は、単に次から次へと配達をこなすよりも、一つの場所でしっかりとサービスを提供したいという私の性に合っていると感じ、「絶対モノにするぞ」という想いで2021年からその会社と関わり始めました。

最初は神奈川で仕事をしていたのですが、ある日「益子さん、佐渡島に移住していたことがありますよね。関西で事業が始まるので、その際に移住できますか?」と打診されました。
私はフットワークが軽いと認識されていたようで、すぐに承諾しました。しかし、関西での業務開始を待っている間に妻の妊娠がわかりました。その後再度大阪での事業を担当するように依頼されましたが、さすがに即答せず、妻に確認しました。妻からは二つ返事で了承を得たので、2022年9月から私は単身で大阪に赴き、東大阪で事業を開始しました。



– 佐渡、神奈川、大阪と、益子さんの決断を応援してくれる奥様もすごいですね。現在は神奈川に戻ってきていらっしゃるんですよね?

そうですね。結果的には、東大阪には9ヶ月間行っていました。

そこでは倉庫の管理や、家電量販店の社員の方や店長の方とのやりとりなど、軽貨物を普通にやっているだけでは経験できないような貴重な経験を積みました。その後、契約期間が満了し、家族が住む神奈川で新しい仕事を見つけようと、1年間飛び込み営業などを行っていました。




|「運送業界を良くしたい」
“必然” の出会いで誰にも負けない思いを実現する

– そんな益子さんに六興実業から1本の営業電話が入るわけですね。その時の気持ちを伺ってもいいですか?

まず、東大阪時代にお付き合いしていた大型家電量販店の倉庫が兵庫の六甲アイランドにあるので、六興実業って聞いて「なにか僕が六甲でやり忘れたことあったかな、なんだろうな」と思ってお話を聞きました。多分それがなかったら、営業電話はいらないって電話を切っていたと思うんですよ。(笑)

僕は営業電話に対して本当に塩対応なので、結構切ったりするんですね。ただ、なんでかはわからないんですけど、ここの話はちょっと聞いてみようかなって思ったんです。

そのままその日の夕方に、六興実業の営業担当の方からお話を伺いました。



– 劇的な出会いですよね。何か一つのピースが欠けていたり、ボタンをかけ間違えていたら多分出会っていないですね。営業担当とお話をされた時に感じたことを教えていただけますか?

資料を見ながらzoomでお話をしてくれたのですが、それぞれの会社で荷主さんに営業することの大切さや、原価計算の必要性を理解している六興実業の取り組みに共感しました。そして、僕は業界を良くしたいと常々思っていたので、これが業界を良くする一手になると思った時に「ここで働きたい」って思いました。

ただ、同時期にほかの仕事を引き受ける話もあったので、しっかり折り合いをつけて身辺整理をしました。そして、営業電話をもらった1週間後には代表の段林さんとお話することになったんです



– スピードが早いですね!代表の段林さんと話してみてどうでしたか?

あれ、こんな簡単でいいのかなって思うくらい、社員として入社する話がすんなり進みました。

今となっては、「やっぱり絶対に各社が営業をする必要がありますよね」という、僕が心から重要だと考えていた部分が同じだったのかなと思います。



– 弊社以外にも選考を受けてらっしゃったんですよね?

そうです。法人営業など、これまでの経験を90%以上活かせる職場を探していました。
実はちょうど段林さんとの面談が終わった直後に他社から内定の連絡をいただいたのですが、六興実業のことを知ってからは、ここでこそ自分の力を最大限に発揮できると感じ、お断りすることにしました。

転職活動期間はわずか2週間でしたが、六興実業との運命の出会いによって幕を閉じました。



– 奥様にお伝えされた際はどのような反応をされましたか?

いいよって即答してくれました。(笑)




– 本当に、奥様の器の広さがすごいですね。(笑)


vol.2では、「六興実業の営業マン」益子さんとして
どのような考えのもとご活躍されていのか、
ありのままの姿に迫ります!
ぜひ、楽しみにお待ちください!





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