なにをやっているのか
「実業領域において、
六方よし経営を実現するためのオペレーティングシステムを構築・実装する。」
【運送業界を取り巻く環境】----------------------------------------------------
運送業や建設業や製造業などの社会インフラを担う「実業」の産業領域は、日本の豊かな「当たり前の生活」を維持するために、今現在も、日々「モノを運ぶ」「モノをつくる」という欠かせない社会の機能を担っています。
その中で「モノを運ぶ」という日本の「血管」の役割を果たしている運送業界は、今、厳しい状況にあります。
燃料費の高騰やトラックの価格高騰。
ドライバーの高齢化や経営者の事業承継問題。
そして、2024年問題…。
今、目の前で対策を打たなければならない時代へと突入しており、高齢化や事業承継のタイムリミットは迫っています。
【六方よし経営】----------------------------------------------------
六方よし経営は近江商人の三方良しを六興実業としてアップデートさせた考え方で、六興実業に関わる方々全てに向き合う経営を行うことを意味しています。
ここでいう「六方」とは「ドライバー」「経営者」「荷主」「社会」投資家なども含めた「金融機関」そして「自社」という、6つのステークホルダーです。
六興実業は各ステークホルダーに対して向き合うことはもちろん、ここに書かれていない関係者の幸福追求も行っていきます。
【オペレーティングシステム】----------------------------------------------------
ハードウェアが動作するための基本となるシステムのことで、
そのクオリティが、ハードウェアの使いやすさなどを決定づけます。
代表的なOSとしては、PC向けのWindowsやスマートフォン向けのAndroidなどが挙げられます。
六興実業は、運送会社が難しい環境のなか適切に経営を行い「六方よし」を実現するためのOSを構築・提供します。ここで言うOSとは、六興実業が運送会社に提供する経営機能そのものを指し、そこにはいわゆる「システム」のみならず、その経営機能のオペレーションを担う六興実業に属するメンバーも含まれます。
なぜやるのか
「社員がどれだけ豊かになるか?」
これこそが、「会社」という存在の本質なのではないかと思います。
代表の段林は実際に茨城県坂東市にある社員20名ほどの運送会社の経営を通して、日本の「実業」のリアルを知りました。
想像していた以上に小規模な会社が多い一方で、運送業界を取り巻く環境はどんどん厳しくなっている。
小規模な会社が乗り切るにはあまりに難しく、廃業していく会社が多い。
若い経営者はほとんどおらず、運送業界の人手不足には、それなりの理由がある。
でも、この仕事があるからこそ、日本の便利な生活は成り立っている。
いろんなモノが生産でき、いろんなモノが消費できる。
「そんな運送業界にかかわる人が皆、豊かになるにはどうしたらいいか?」
「ドライバーさんにもっと給与を還元できるようにするにはどうしたらいいか?」
「先輩経営者さんたちが安心して事業を承継できるようにするにはどうしたらいいか?」
人口減少局面にある日本において、いかにして「当たり前の生活」を維持できる社会インフラを後世に残していくか。そのために、いかにして需要拡大期よりも遥かに難しくなった経営を適切に行えるようにし、いかにしてかかわる人すべてを豊かにするか。
日本の豊かな「当たり前の生活」を維持していくためには、真正面からこの状況を受け止め、真っ当に経営をしていかなければならないと思っています。
どうやっているのか
六興実業「組織哲学」
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「みんな、いい人」として見よう。
まずは、自分を満たそう。
知ろう。愛そう。伝えよう。
みんなの今と将来を信じよう。
いい人であろう。ちゃんとやろう。
真っ当な事業をやろう。
そして、応援されよう。
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これが、六興実業の掲げる「組織哲学(フィロソフィ)」です。
六興実業はまだ大義を掲げるほどの実態が伴わない未熟な組織ですが、「この指とまれ」に集った、段林と同じ思いを持ったメンバーがたくさんいます。
◆社会的意義を感じれるシゴト◆
「これは自分の人生をかけてやりたい仕事なのか?」
顧客の顔が見えづらい仕事。
自分の貢献価値が手触りをもってわかりにくい仕事。
本当に顧客のためになっているのか自信が持てない仕事。
世の中にはそういう仕事も数多くあると思います。
そんなモヤモヤを、この六興実業で一緒に晴らしたいと思っています。
◆社会価値宣言に基づいた組織づくり◆
どんな価値観をもって仕事をするかは人それぞれですが、
私たちは「社会インフラを後世に残す。そこにかかわる人が、豊かになる。」という社会価値宣言のもと、「信頼」で満たされた「優しくて強い組織」をつくります。
様々な専門知識と文脈を持つ仲間が集い、リアルな『実業』を経営するという、新しいスタートアップの形をつくっていきたいと考えています。
ソニー、京セラ、大和ハウス工業…今や日本を代表する大企業も、かつては戦後の時代に生まれた『実業』に根差したスタートアップ企業でした。時代は巡り、この令和の時代に、改めてこんな偉大な先輩方にならったビジネスを始めてみるのも、アリなのではないでしょうか。