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不動産、WEBサービスを経て夢見るへ バラバラな経歴には太い軸があった!

異業種間を転職するもやりたいことを追い求める

新卒で不動産業に就職したのですが、就活の時期は自分のやりたいことを軸にしていました。決め手はアルバイトでの経験で、その当時働いていたお店は開店前から行列ができる人気店で、地域の人が習慣としてよく訪れていました。その店に訪れるお客さんが自分の接客で「元気が出る!」と言ってくれたんです。その経験が嬉しくて、お客さんの生活の一部になれる接客やサービスっていいなと思うようになりました。

入社を決めた不動産会社はサービス色の強い不動産の営業の仕事で、人の生活を基盤から支えられるという自分のやりたいことにマッチしていました。

その後会社の中で異動があり人事に就きました。人事の仕事で新卒採用や若手教育に関わる中で思った以上に自分のやりたいことを軸に就活をしている学生が少ないことに気づいたんです。それは学生の子達が悪いわけでもなくて。今の学校教育はいろんな選択肢、いろんな考え方を知る機会が少なく、知らないまま働くという選択肢しかないまま就活している人が多いと思います。

そんな社会の中でも決まった枠をはずして、いろんな選択肢を選び取れるようになったらいいなと。その思いから大学生のキャリアや生き方、働き方をサポートできる会社に転職しました。

やはりその会社でも学生と接する中で、やりたいことがない長所がない、何が出来るのかわからず働きたくないという事が多くて。

その状況を掘り下げると、就活の一時点の問題ではなく、もっと前の幼少期、人格形成期にたどり着くのではと思いました。その時期にどんな大人がいて、どんな言葉掛け、経験をしたかに起因しているのではないかと。

夢見るに出会う

それから対象年齢の低い子どもたちの教育に関われる会社を探して、夢見るにたどり着きました。他にも塾などの教育業界で会社を探していたのですが、どうしても利益を出さないといけない以上、利益に傾いているなと思う会社もありました。教育と利益の両立はとても難しい問題ですが、その中でも夢見るはギリギリのラインを攻めていて、教育と利益の両立を妥協せずに頑張っているなという印象を受けました。教育の理想をビジネスにしていきたいという思いが感じられて、「夢見る、いいな」と思い、入社をきめました

入社前とのギャップは?

いろんな会社を経験しているのもあり、入社前の印象よりも悪いギャップだったということはありませんでした。発展途中のこれから成長する会社だからこそ伸びしろを感じましたし、まだまだ変えていかなければ行けない部分はあるものの、新しい会社ならそれは当たり前のことで想定内でしたし、思ったよりいい会社だなと(笑)

理念を謳っている会社は多くある一方で、規模が大きくなればなるほど社員の中で意思疎通が図れなくなってしまうことはよくあって。会社の理念はそうであっても、現場の社員は目の前のことに精一杯になってしまっていたり、理念と行動が一致している会社はなかなかないと思います。

その点、夢見るではみんなが理念に賛同していて、やり方は違えど同じ方向を向いているなと感じます。

夢見るで今後やりたいこと

普段のレッスンではロボット作りとプログラミングの両方をやっていますが、子どもたちの中には「ロボットづくりは好きだけど、プログラムを作るのが楽しくて仕方ない!」という子や反対に「ロボットづくりが大好き!」の子もいます。その子達がロボットづくりとプログラミングのどちらかに没頭できる環境が作れたらいいなと思います。

また、ロボ団を卒業していった子たちが高校、大学と進む中で好きなことがわからなくなったり、何ができるのかわからなくなってしまったときのために、キャリア支援のようなサポートも必要だと思います。子どもたちがいろんな環境に身を置く中で、なにかに挑戦したとき「そんなことで出来るわけない」と言われたり、そんな雰囲気を肌で感じてしまったときに支えられる環境を用意したいです。

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