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【社員インタビュー】ロボ団キャラクターの生みの親。好きなことを学び続けたら仕事になった!

今回は、ロボ団のオリジナルキャラクター「ロボにゃん、ねずボット」の生みの親、デザイナーのあわさんです。日々淡々と仕事をこなしているように見えますが、実は表に出ていない心の動きがあるとのこと。「好きを学びに、社会とつながる」を体現された、その経緯をお伺いしました!

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芸大卒業後、印刷会社のデザイナーに

物心が付いたころから絵を描くことが好きでした。親の勧めもあり、何の迷いもなく芸大に進学し、グラフィックデザインを学びました。

大学卒業後、知人の紹介で、デザインが出来るスタッフを募集しているとのことで、デザイナー兼オペレータとして印刷会社に就職しました。仕事内容は、オペレータの仕事が7~8割を占め、工場で大型印刷機を扱ったり、インクまみれになったりと、どちらかと言うと製造業に従事していました。

友人の勧めで夢見る株式会社に転職

印刷会社で働きながら、1社しか経験していないことにこのままでいいのかな~といった不安を感じていました。デザイン会社じゃないので仕事の幅が限られている。他社でも通用するような実力をつけたいと思うようになり、何となく求人サイトを見たりしていました。

そんなとき、転職エージェントに勤めていた親友から、「夢見る株式会社からデザイナーの求人が出ている、絶対あなたに合ってるから!」と勧められ、応募することに。面接や課題をクリアし、無事採用となりました。

当時の夢見る株式会社は、直営校はなかもず本校と梅田校(閉校)、渋谷校(現水道橋校)のみ、フランチャイズ展開をし始めたころ。当時運営していた学童保育では、役員総出で送迎ドライバーをやっていた事に驚きを感じていました。チラシ制作等はクラウドソーシングに依頼していたのですが、会社が急成長していたこともあり、デザイナーを一人雇うことにしたとのことでした。

ベンチャー企業に興味がありました。前職の経験も活かせると思いました。何より親友の勧めが大きく、入社を決意しました。

入社後は全力疾走

入社後1~2年は全力で走り続けていたという印象です。急成長過ぎでした(笑)

入社1か月後にロボフェスというイベントが予定されていました。来場者数1000人という規模感です。そのイベントに向けたポスターやウェブサイトの作成など、入社して間もない自分に期限が迫ったタスクが次々と降ってくる。明日までに名刺が欲しいといった依頼もありました。その他にもステッカーやメモ帳、水筒、手提げ袋、Tシャツなどなど、たくさんのグッズを制作しました。

これまで経験したことが無い事を一気に形にする必要あり、本当に大変でした。でも・・・めっちゃめちゃ楽しかった。転職してよかった~!成長した~!って感じです

当時は週1回、ロボ団レッスンのサポートに入っていました。子供の楽しそうな表情など、現場で直接見る機会があったからこそ、想像力が沸き、制作物に活かせたと思います。

ロボ団のキャラクター、「ロボにゃん・ねずボット」が出来るまで

ロボ団のキャラクターを作ってほしい。重見さんから依頼があったので何となく作ってみたところ最終的に却下され、お蔵入りになりました。当時はキャラクター戦略に無知でした。

1年ぐらいたったある日、再びロボ団のキャラクターを作ろう!というので、重見さんが他社にキャラ作りを外注したというのを聞き、正直インハウスデザイナーとしての焦りを感じました。

ここはリベンジするしかない!と、改めてキャラクター制作に向き合いました。

最初に考えたのは、ペアのキャラにすること。ロボ団のレッスンはペアワークで行うためです。

「ロボにゃん」と「ねずボット」はネコとネズミをモチーフにしています。本来、ネコとネズミはあまり相性が良くない。力の差もあります。それでも一つの共通の目標があれば協力することが出来る。ロボ団のレッスンでも、学年や知識の差がある子供がペアとなって一つのミッションに協力して取り組むようにしています。そういったものを表現しました。約3か月くらいかけて完成しました。

子供たちがキャラクターの名前を覚えてくれたり、イラストを描いてくれたり、それから社内のメンバーがキャラを好きになってくれてることが嬉しいです。

ひらめきが降りてくる瞬間が醍醐味

「他のプログラミング教室と比べてクオリティこだわってますよね」「チラシおしゃれですよね~」と言われたり、自分が作ったものがロボ団のイメージアップにつながっていると感じたときにやっててよかったと思います。

ひとつ何か作っているときにひらめきが下りてくる瞬間があります。周りから見ると淡々と仕事をしているように思われがちですが、ひらめきの瞬間、自分の中ではお~!!って感じでオフィスの片隅で密かに興奮してたりもしています(笑)

最近だと、近鉄のコンテンツを使った体験会のデザイン。「ワクワク近未来鉄道」というネーミングが降ってきたときには「これ来たんちゃうか~!!」と思いました。アイディアが下りてきたときは「わ~!人に見せたい~!」って思います。

記憶に残っている仕事でいうと、JAXA(ジャクサ)の仕事に関われたこと。体験会のWEBサイトのデザインやグッズ作成など、イベント広報については自分で自由に作ることが出来ました。JAXA公式で携われたことはなかなか出来ない事だと思います。

好きなことを続けていたら、それが仕事につながった!

社内の他メンバーは、教育に対して熱い思いを持っています。でも自分はフラットな状態でいたい。自分のやりたい事に注力したいと思っています。やりたい事っていうのは、ロボ団の教育を届けたい!というよりは、ロボ団の教育をとおして自分のクリエイディブを高めたいといった感じです。その先に、これからロボ団と出会う10万人の子供たちがいるという事を想像すると、まさに社会とつながるってこういう事なんだなと痛感します。

これまで就職に関して、自分で求人を見つけたり、面接のアポイントを取ったりという事をやったことがありません。でも、ずっと好きなことを続けてきたことが、仕事につながっています。 子供たちにはプログラミングに関わらず、本当に好きなことは諦めずに続けてほしいと思っています。

これからもクリエイティブなことを続けていきたい。キャラクターを活用して、自分がまだ体験したことのない事に挑戦してみたいです!

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