はじめまして!2022年7月からRITにてインターンとして働かせて頂いていた丸山と申します。
2023年7月をもってインターンを卒業することとなりましたので、振り返りの記事を書いていきます。
インターン参加のきっかけ
就職活動を意識し始めた大学3年生6月、海外でのインターンしか経験がなく、国内での実務的な経験が無いことに漠然とした焦りを感じていました。
そんな自分に友人のSarahがRITのインターンを紹介してくれたのが、参加のきっかけでした。
インターン生として、コンサルティングに適性もなく、私は全くもって優秀な学生ではありませんでした。しかし、RITでの出会いは、同時並行していた就職活動に大きな影響を与えてくれました。
RITで働く方々の多くは、様々なバックグラウンドや意外な一面を持っています。働きながら多言語を学習している人、教育事業に携わっている人、ボディビルをやっている人など...
また、勉強会が毎週開催され、社員の方にお話を聞く機会や、ITやビジネス英語について質問・相談する機会もありました。
そうしたRITの「チャレンジが称賛される」働き方に触れられたことで、自分のキャリアの一つの指針が生まれました。それは 「社会人になっても、好きなことに挑戦することを諦めない」 です。私は言語や芸術など、あまり実学的とはされない勉強をしてきたこともあり、ビジネスで求められるものと自分の持っているスキル・経験に大きな乖離を感じ、社会に出てもそれらに関わることに諦念を感じていました。しかし、RITでの出会いを通し、好きなことをやりながら働く生き方を知ることができました。
また、DXの事例をリサーチしてまとめていく中で、芸術分野やエンタメ分野のトピックに触れる機会もあり、自分の好きなことがビジネスやITと繋がっていることを知ることができたのも、大きな収穫でした。
1年間で何をやってきたのか?
メインの業務として、ざっくり言うとリサーチ業務をしておりました。
大まかな流れは、
- お客様の課題を解決するために必要な情報(事例など)を調査
- それらを資料にまとめる
という形でした。
他にもクライアント様とのミーティングに参加して議事録を作成したり、セミナーに参加してメモを作成したり、デザイナーの方から直接Webデザインの基礎をご指導頂くなど、勤務しながら学ぶ機会が沢山ありました。
1年間で何を学んだのか?
主に3つあります。
物事を俯瞰して構造化する癖
これは資料を作成するうちに身についたものなのですが、物事の配列を意識する癖が身につきました。私は論理的に考えることが苦手だったため、情報の粒度や優先順位に応じて整理する方法を知ることができたのは大きな学びでした。
書式を細かくチェックする癖
これはRITだから、というよりSarahの元で業務をしていたからこそ得られたものだと思っています。資料を作成した後Sarahのチェックを受けるのですが、本当に細かいんです(笑)カッコは全角か、数字は全て半角か、不必要な半角スペースが紛れ込んでいないかなど「よく見つけるなぁ」というようなものばかりでしたが、今思うと「報酬をもらえるようなクオリティの資料」にするための最低限のマナーなのではないかと思います。Sarahのおかげで、業務外で資料を作成する際にも、書式を厳しくチェックする癖がつきました。以前に比べ、ゼミや授業でも読みやすい資料を作れるようになったと思います。
都度自分の業務の方向性の認識のすり合わせを行う
これは業務における最も大きな学びだったのではないかと思います。
RITのインターンを開始した当初、ずれた方向性の認識で何時間も調査をしてしまい、ロスを生んでしまうことが多々ありました。しかし、強がらず理解できないことを「分からない」「方向性に自信がないが合っているか」とSarahやプロジェクト担当の方に相談することで、大幅なロスを削減できることを学びました。
認識のすり合わせは、あらゆる業務・ビジネスの場においても活きるのではないかと考えております。
インターンを探している方へ
この記事を読まれているということは、少なからずRITに興味があるということだと思います。
他の記事を読んで「RITのインターン生って優秀な人ばっかりじゃん!」と不安になった方もいると思うので、あんまり優秀じゃないのに運よくRITのインターン生になれてしまった劣等生の立場から、メッセージを送らせてください。
「RITはすべての人に挑戦する機会を与えてくれる」
月並みな言葉になってしまいましたが、これは私がRITで働く中で大きく実感したことです。
私の例で恐縮ですが、RITでWebデザインの基礎を学んだことをきっかけに、Webデザインスクールに通い始めました。勤務中はかなり躊躇していましたが、あの時「Webデザイン興味あります」と言って良かったと思っています。(後押ししてくれたSarah、本当にありがとう)
私のように、挑戦したいことがあるけれどなかなか踏み出せない人にRITをお勧めしたいです!
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました!