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RITのメンバーを紹介するインタビューシリーズ第15弾は、エンジニアのK.Mです。プログラミングスクールを経てRITへ参画した理由やチームリーダーという新しい挑戦への想いを語ります。
プロフィール
K.M
東洋大学を卒業後、フリーのライターやモバイルゲームの運営などを行う。2019年よりエンジニアとして株式会社RITに参画。応用情報技術者や情報処理安全確保支援士合格など、幅広い知識を生かして開発や機能改善ができるよう努めている。趣味は旅行と映画と漫画鑑賞とゲームと音楽鑑賞と筋トレ。最近はワーケーションでさまざな環境で刺激を受けながら仕事をしている。
きっかけはゲーム。やっぱり営業よりエンジニアの方が向いていることを再確認
―学校を卒業してからのご経歴を教えてください
大学卒業してからは、2年間フリーターをしていました。ライターとしてゲームの記事を書いたり、ゲーム運営の手伝いというようなアルバイトですね。大学生活が楽しくて、就活はほとんどしてなかったです。大変じゃないですか、仕事って。就職してがんばって仕事する自分のイメージがあまり持てませんでした。1回だけ“行ったら3000円もらえるよ”みたいな就活イベントに行ったぐらいで、就活らしい就活はしていませんでした。
―その後は何をされたのですか
もともとフリーター生活は2年間と自分の中で決めていました。2年経ったらプログラミングスクールに行くという線を引いていたのですが、スクールに通う前に、ふと面接を受けてみようかなと思って。受けた会社から営業職で内定をもらいました。でも自分はあまりプレッシャーに強くないというのと、面接官の印象もあまり良くなくて肌に合わないと感じたこと、今だったら当然違うことは分かっていますが、当時は営業って人を騙すイメージがありました。そんな理由からやっぱり自分は営業向きじゃないと思って。こういう事もあって、本格的にプログラミングの勉強をしようと思えるようになりました。
―なぜプログラミングを学ぼうと思ったのですか?
ゲームが好きというのもあったのですが、大学を卒業してからプログラミングの存在に興味を持ちましたね。Progateというオンラインでプログラミングが学べるサービスがあって、そこでJavaScriptやHTMLをちょこちょこやっていました。初心者が躓きがちなFizz Buzz問題というのがあるのですが、そういう落とし穴に引っ掛かることなくできたということと、独学で学んだり、自分で解決法を探したりするのが好きなタイプなので、自分にはこっちの道の方が向いていると感じました。
技術力を磨くために、受託開発会社を中心に就職活動を開始
―プログラミングスクールで学んで良かったことは何ですか
G’s ACADEMYというスクールに半年通ったんですが、何でも自分で調べて作る・学ぶという自走力がつきました。G’s ACADEMYは自分で調べてやるスタイルなんですよね。他のスクールだとカリキュラムに沿って、コードをなぞるだけであって、自分で学ぶ力は多分付かなかっただろうと思います。元々、授業を聞くのはそんなに好きじゃなくて、いろいろ自分で調べたり、学ぶのが好きなので、肌に合っていたのかもしれません。自分で調べて学ぶということは、基本的に仕事も同じなので、学んだことが仕事に活きています。
―G’s ACADEMY卒業後は何をされたのですか
G’s ACADEMY卒業後は株式会社Moffという会社にインターンで参加、iPadで運動して健康になるみたいなゲームの開発をしていました。WiiFitのようなゲームと言えばイメージが付きやすいかもしれません。G’s ACADEMYにいた時、起業してみたいという気持ちがあったんですね。起業するならゲームよりもWebのほうが良いかなと思って。なのでインターンをしつつWeb開発もしくはモバイルアプリケーションの開発の仕事であり、G’s ACADEMY時代に「受託開発は技術力が身に着く」と言われていたので、受託開発の会社を探していました。
―RITに入社を決めた決め手を教えてください
自分は直感というか、人を騙しそうだと思ったら自分の中のセンサーが反応して避けてしまうことがあるんです。当時RIT以外にも内定は出ていたのですが、そのうちの1社はセンサーが反応してお断りしました。RITに決めたのは、1次面接の福田さんや2次面接の喜多さんの印象が良くて、信用できそう、人を騙したりしなさそうと思えたことと、エンジニアだけど開発だけでなくビジネスにも関わるというところです。別の内定をもらった会社はひたすら作り続けるだけだよと言われて。給料は良かったので最初はそれでもいいかなと思いましたが、それなら開発だけでなくビジネス目線でプロジェクトに入れるRITの方がいいなと思ってRITに決めました。
自分の成長を実感できるから、この仕事を続けられる
―成長を感じる瞬間はありますか?
開発の真っ最中は必死なのであまり感じないですけれど、開発が落ち着いてから振り返ってみると、できなかったことができる、分からなかったことが分かるようになっている、見えてなかったものが見えるようになった時ですかね。やっぱり自分の成長を実感できるからこの仕事を続けられている感じです。
―今の目標や興味のあることを教えてください
つい最近チームリーダーになったばかりなので、チームリーダーとしての役割を果たすことですかね。アプリケーション開発のエンジニアリーダーとしてプロジェクトの把握というか。プログラミングだと、コード書いてバグがないかテストして安全性を担保して初めて立派な成果物になってタスクをこなしたことになりますが、うまくできているのかもわからないし、どう改善したらいいのかもよくわからないんですよね。他にもクライアントとのコミュニケーションというか簡単な折衝ができるようにとか、メンバーが大変な思いをしていないかとか。仕事関係の脳内リソースはすべて使っている感じで、手探り状態というのが正直なところではありますが、まだ自分の中で管理系は向いてないと結論をだす段階ではないと思っています。
―RITのカルチャーに合う人・向いている人とは、どんな人物だと思いますか
向上心のある人は向いているのではないでしょうか。キャラクター的には極端に明るい・暗い人もいなくて、中間ぐらいの人が多いので、そういう人が向いているのかなという気はします。ただ基本的に同じような人ばっかりが集まるのはよくないですよね。会社としてもっと成長するには今まで以上にイノベーションを起こさなくちゃいけなくて。でも同じような人が集まると刺激が生まれずに、イノベーションが起きないじゃないですか。だから、いろいろなタイプの人にRITに来てほしいですね。