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【Riple Story #0】光る金よりいぶし銀。はたらく自由を作り出すRipleに込めた想い

はじめまして。株式会社Riple代表の佐藤と申します。
初投稿となる今回は、自己紹介として私と会社についてお話しさせていただきます。

前職は上場企業の役員クラスを企業に紹介する「顧問サービス」に従事していました。
取締役クラスのエグゼクティブな方々と接していく中で、私は次第に自分たちの介在価値について考えるようになりました。なぜなら彼らはきらびやかな経歴、広い人脈、圧倒的な経験値を持ち、自分でなくても仕事は決まってしまうのでは?と疑問を持ちました。
私にしかできない事はあるのだろうか。私だから力になれる事を見つけたい。顧客に関わる業界やそれを取り巻く環境など、勉強を重ねる日々が続きました。

自分にできる事とは…きっかけはとあるデータから

そんなある日、みずほ総研のデータの中から気になるものを見つけました。ものづくり技術者の実態をデータとして可視化したものです。
早期の収益化を求める企業体質により研究に集中できる環境は失われ、それによるマーケットスピードの加速に伴いプロダクトサイクルは収縮。更には機械による技術の汎用化など、技術者たちが働く環境が決して快適ではないことが読み取れました。
一体ものづくり技術者たちの働く実態はどうなっているのだろうか。日本は製造大国、加工大国として経済大国2位にのし上がりましたが、その高みへ引き上げた立役者達が自分のしたい仕事ができず困っているのではないか。ずっと人材業界に関わってきた自分だからできる事、活躍できるフィールドがここにあるのではと考えました。
私はすぐさま、知りあいを中心としたものづくり技術者の方々にインタビューをし始めました。多数の方々の話を聞いていく中で、彼らを取り巻く環境の現実を知ったのです。
現在、役職定年は50代後半となっています。管理職を離れた定年までの数年間、技術者たちはそれまでよりも自由のない環境で働かなくてはならない場合が多くあります。
我が国の人口構造の高齢化は益々進み、定年退職による年収の減少も深刻な問題です。彼ら技術者の多くは、これからの未来に大きな不安を抱いていました。
同じく”手に職”と言われる情報通信技術者がフリーに活躍するいまの時代。対照的とも言える閉鎖的な就業環境に課題を感じました。
そんな環境も、海外に目を移すと大きく広がります。日本の技術者の評価は依然として高く、倍の給与を払ってヘッドハンティングする企業が絶えないのです。
しかし彼らの多くは、自分たちの技術や知識を育てる土台となったこの国に愛着を持っています。
そんな日本企業で存分に能力を発揮したいという技術者に対して私たちが貢献できる事はたくさんあると思い、起業へと至りました。

働くは次の時代へ。社会を変える一石となれ!

少子高齢化大国、日本の最大の資源は人であると考えます。ものづくり技術者の方々が培ってきた知識や力を必要としている企業は多数存在しています。この両者を結びつけ、人々の働く環境をグローバル化する。それは、日本経済の成長にも大きく貢献すると考えています。
「はたらく自由」を創ることは、「次の時代」を創ること。
自分たちの手で新しい未来を作りたいーまだ少ない人数ではありますが、そんな想いを持った仲間たちと一緒に頑張っています。
華やかでもなく、今時のオシャレな会社ではないかもしれません。武士のように、はたまたいぶし銀のように、黙々と頑張る人たちの集団です。
Ripleのロゴの由来でもある「波の紋」は、戦国時代の武将が旗印にも掲げていました。小さな石でも、その波紋は大きく幾重にも広がります。そんな風に影響力の輪を広げていきたい、波のように力強く周囲を巻き込んでいきたいとの想いを込めました。
自分の中に何かを見つけたい。自分の手で何かを変えてみたい。Ripleではそんな方からのエントリーをお待ちしています。その「何か」は、今わからなくていいんです。漠然としているけど、そんな想
いをお持ちの方。ぜひ一度お話をさせてください。

https://riple.co.jp/

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